いのち知らず 公演情報 「いのち知らず」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 3.8
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    やっぱり難しかった。会話が延々と繰り返されて、どんどん進んでいるのに、2つ3つ前の話にこだわり、話が戻って、不機嫌で違和感ありで、5人がどうからまっているのかつかめなかった。でも、言おうとしていることの中には、わかることも少しはあった。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    初めて舞台を前のめりで見ました。
    それくらい、よく聞いて、よく見て 集中して それでも 「ん?こういうこと?」って考えさせられる。

    仙台は今日1回だけ。2回やってたら行ってたな。
    これから家帰って、浸りたいと思います。なんか、岩松さんと光石さんの声染みた。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    いわく言い難い芝居で、見ながら終始スッキリしないもやもや感がつのった。中学からの親友で一緒にガソリンスタンドを経営する夢を持つロク(勝地涼)とシド(仲野太賀)。ある施設の門番をしているが、先輩門番モウリ(光石研)から、「この施設では死者を生き返らせる研究をしている」といわれ、戸惑う。モウリの話だけで、観客もそんなことは信じられない。当然、アリもしない話をもとに、ああだこうだともめる舞台をうさんくさい思いで見ることになる。

    すると見えてくるのは男たちのマウンティング合戦。モウリとロク、ロクとシド、シドとモウリ、という二人組の会話を軸に(「二度目の夏」と同じ)腹のさぐりあい、非難のぶつけ合い、優位の競い合いになる。ここらへんは話の不条理性といいピンターのよう。不条理といえば、来るかどうかわからない何かを待っている「ゴドー」のようでもある。

    「しょせん言葉じゃないか」が口癖の高校時代の共通の友人は、言葉の裏など探らない、ストレートな言葉の使い手だった話。学ランを木に引っ掛けて、これからの夢を、過去にあったことのように語り合い、みんな死んでしまったあとのフリをする「学ランごっこ」の思い出。ロクとシドがそれぞれに相手には隠している問題。施設で療養していた双子の兄を探しに来たトンビはどうなったのか。などなど、互いに関係ないようなこれらが、最後にパッと結びつく。

    ネタバレBOX

    何が本当かわからない不条理劇的テイストが、ラストで意外な結末になる。冒頭と同じ、所長に呼ばれたシドが帰ってきた夜の続き。シドが録音したはずの声が、テープには録音されていなかった。この結末自体、どううけとるかは単純ではない。素直に取れば、それまでの疑いが一気に晴れ、こちらの解釈が全部ひっくり返るような驚きだった。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    岩松了の芝居では、よく変なことが起きる。観客にとってわけの解らないこと、と言ってもいだろうか。それも突然。
    それは作者が舞台の上に起きることに、ある視角をつけているからで、普通は満遍なく観客に説明していくところを隠してしまう。だから、ある俳優が(経歴が隠されているために)突然観客に理解できない言動をしたり、とんでもないところから(セットが隠されているために)あらわれたり、ストーリーが飛躍したりする。劇中人物にとっては当然のことだが、見る方はそのたびにおやっ?となる。
    その一部隠しの作劇術は三十余年前の初期のご近所三部作や竹中直人の会から冴えていて作者お手のものだ。岩松流不条理劇の核心だが、今回はミステリである。もともと、隠すことで読者を翻弄するのが本領のミステリではどうなるのか。
    設定は平易なもので、人里離れた飯場に、かつては同級生だった若い男二人(勝地涼 仲野太賀)がやとわれている。舞台はその飯場宿舎の一杯。先輩(光石研)やさきにここで働いていた兄を探しにやってきた男(新名基浩)に教えられながらの職場だ。しかしその職場で行われている事業がよくわからない、山中にある療養所なのだが、そこで何が行われているか先輩をはじめ、皆言うことが少しづつ違う。経営者の身内らしい本部の人(岩松了)に聞いても判然としない。
    死亡した人を蘇生させる、事業だとも聞かされ、兄を求めてやってきた男は、兄がその実験材料になっているのではと疑っている。先輩もその噂は否定しない。次第に疑惑が濃くなっていく…、という展開を、登場人物のキャラクターや小さな日常的な身近なエピソードを混ぜながら膨らませていく。二時間、三度の暗転だけで、かなり速いスピードで休憩なしで畳み込んでいく。俳優は全員よく頑張ってセリフをこなしている。岩松了。この作品を台本だけ渡されて処理できる演出者は…ちょっと思い浮かばない。やはり、作・演出、それに出演もやって終始舞台を完結させたお点前お見事ではあった。だが、latticeさんの「見てきた」ではないがこのお流儀になれていないとつらいことも事実だろう。終演後の通路では「どーなってんの?}という声も聞かれたが、それでも九分の入り。かつて、東京乾電池は岩松作品を上演することで固定客が大幅に減ったがめげなかった。今はもっと楽に勝負できている。
    ここから先はネタバレで書くが、これはミステリのパロディがテーマという芝居でもない。コロナ禍が生んだ、現代の情報社会への痛烈なパロディでもあるし、常に不条理が伴う現代の社会劇でもある。

    ネタバレBOX

    将棋にはあまり詳しくないが、詰め将棋に「煙詰め」という課題があるそうだ。盤上にあるすべての駒が、詰んだ段階で盤上からすべて消えてしまう。最後に明かされる二人の若者の消し方は全く予想できなかった。学ランを下手から上手へ移す小さな工夫で、それを納得させてしまう。「いのち知らず」というタイトルは何のことかと、最後まで疑問が残っていたが、最後でやっと分かった。
  • 実演鑑賞

    初めての岩松ワールド、どう楽しんだら良いのか全く分からず。
    思わせぶりで粘着的な会話が嚙み合わずに延々と続く。罰ゲームを通り越して拷問の2時間。どなたかうまく解説してくだされ。

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