満足度★★★
シェイクスピアの
セリフまわしが苦手で、、、。そのへんは蓬莱竜太のアレンジですごく良くなっていると思います。終盤にココと一緒に行動するダンサーが印象的だったな。
満足度★★★★★
馬渕英俚可さん目当てに観劇。繰り返す戦争に終わりは無いのか。殺陣と愛の表現が見もの。
赤の国と黒の国の長きにわたる戦争を背景に、繰り広げられる愛憎劇。
黒の国の「二人の貴公子」に片岡愛之助/中村獅童。
片岡さんは裏切りと陰謀、嘘を演じ、さすがにうまい。
獅童さんは、荒々しく逞しくひたすらまっすぐに。
赤の国の王女、黒木メイサさんは凛々しい戦士役が似合う。「あずみ」「何日君再来」と同様の役が続いてます。
戦争の繰り返しが両国にとって大きな意味があり、愛さえも闘いで感じるという、
獅童×黒木の関係も、迫力のある殺陣でよく表現されています。
他の殺陣・戦闘も迫力満点。特に3列目だったのもあって。
そして注目の馬渕英俚可さんは、やはりうまい。
今回は少しオーバー気味な感情表現で。
ただ出演時間は短い。もっともっと演技が観たくなります。
南沢奈央さん(長澤まさみに少し似ている)も、一幕と二幕では打って変わった演技で好演。
田口守さんの牢番は、その落ち着きが怖い。特に娘に対する態度がおぞましい。
中山仁さんは、津嘉山正種さん急病のための代役だったんですねぇ。心配です。
逆に、最近お見かけしなかった中山仁さんがお元気でうれしい。
飄々とした味がありました。
津嘉山さんの王も観たかったですが、きっと中山さんより強く逞しい王になったでしょうか。
(良い悪いではなくて)
最もキーになる役の中嶋しゅうさんも、その冷静さ、冷徹さが恐ろしい。
※中山仁さんは29年前に「ウルトラマン80」UGM隊長を演じてましたが、同じく、UGMイトウチーフをこの夜に観た「ミュージカルスターは夢を見る」に出演された大門正明さんがやってました。
満足度★★★★★
赤と黒のエクスタシー?!
思ったより見やすいノリの舞台でした。
若干、役者の力技に頼ってるような感じもありましたが、
中村獅童さんは丹下左膳の時より全然良かったです。
満足度★★★
意外と単純な話
大まじめな悲劇かと思いきや、獅童と愛之助のからみがどこまでがアドリブか分からないくらい仲良さそうで面白いです。
でも後半は悲劇になっていきます。
ストーリーは意外に単純で長いので、無駄な部分があるように感じてちょっと飽きてしまいました。
アドリブで笑わすのがうまいのは歌舞伎のワザって気がしました。ほとんど素でやってるとこもあって、演技じゃないって批判もありそうですが、そこは「芝居は道楽」ということで、素直に楽しんだ方がいいでしょう。
満足度★★★★
無時代・無国籍風仕立て
ジョン・フレッチャーとウィリアム・シェイクスピアの合作とされる『二人の貴公子』を、無時代・無国籍風に仕立て、中近東風の衣装でありながら主要人物の武器が日本刀(兵士たちはカービン銃)だったりするものの、第一幕は原典(ごく大まかなあらすじしか知らないが)に比較的忠実、一方、第二幕はかなりメッセージ性が濃くアレンジされた印象。
主演トリオの一角、黒木メイサは王女の気高さと強さ(特に終盤)の表現がとても良く、まだ経験が浅いにもかかわらず中堅(ベテランか?)歌舞伎役者2人に引けを取らない好演(どころか名演?)であることは認めるけれど、苦手意識を克服するには至らず。
また、目当ての一方である南沢奈央は予想外の大役で、しかも初舞台とは思えないほど堂々としており今後の期待大。
もう一方の目当てであった馬渕英俚可はある意味ハマリ役的なポジション(笑)なこともあり、いつもながら見事。
満足度★★★★
見応え有り!
主演の3人がとても素敵です。
わかりやすい上に、テンポよく、迫力もあって、脚本よかったです。
登場人物のイメージがメイサさん、愛之助さん、獅童さんにすごく合っていました。
衣装も素晴らしく、品があって、さばきながらの動作が格好良かったです。
満足度★★★★
よかった
面白かった。
衣裳とか、セットとかも、良かった。
蓬莱さんのを続けてみたわけだけど、「トライアングル」より、こっちの方が、わたしにはしっくりきた。