ある高級ホテルの会議室で、フォスター社とシュミット社のTOP同士が新会社設立の交渉に臨む。互いに合意できないのは社名について。「フォスターアンドシュミット」にするか「シュミットアンドフォスター」にするかで揉めているのだ。双方が相手に勝とうとして様々な手を尽くすが、狙いが的外れだったり、本筋から逸脱していったり。馬鹿を徹底して見せるドタバタコメディー。
満足度★★★★
T-works#2 THE Negotiationの初日を観劇
作演にTHE ROB CARLTONさんの 村角太洋 さんの T-works さんの第二回公演
まず言いますが、想像はある程度してましたがそれを超える破壊力でした
巧みな話術で積み上げていく至極の会話劇、喜劇と形容した方がいいんだろうか?
基本的に 丹下真寿美 さん、 山崎和佳奈 さん、 三上市朗 さん、 森下亮 さんの4人の個性的な役者陣がストーリーを進めていく
そこに ボブ・マーサム さんのスパイスが効かされてる感じ
それぞれの作り出す素敵な空気が溶け合うような反発しあうような化学反応
あっ!!ランタイム何分だったんだろう?時間忘れて見入るばかりの素敵な舞台
大阪は残すところ4ステ、その後は東京の #シアターグリーン さんで8ステが上演される
前説は音声のみで最初からこれだけ笑いを起こさせるのは圧巻としか言いようがない
見逃すの勿体ないな
T-works#2 THE Negotiationの大阪千穐楽をおかわり
至極のシチュエーションコメディと形容していいんだろうか?
あまりこの言葉を使われてないので製作者さんの気持ち的にはわからない部分もありますが、ほんとテンポが良くて笑える素敵な作品
結構最初から全開の印象の舞台
ネゴシエーションって言葉はどうしても映画の影響なのか、犯罪交渉のイメージがあったんですよね
しかしこの舞台は最高級ホテル「トゥイッケナムホテル」での商談
その不意打ち気味の展開ですでに世界観に引きずり込まれてるのかもしれません
ホテル要素と交渉すでに…
気になるワードいっぱい、そこから 村角太洋 さんの素敵な世界観が広がっていくんですよ
大阪公演は終了ですが3/13(水)からは東京で8ステがシアターグリーンで上演されるんですね
大阪だからウケるのか?はたまた東京でも受け入れられるのか?
かなり上質な笑いが東京へ
満足度★★
コンセプトやチラシビジュアルが素敵で、わくわくしながら観に行きました。チラシから予想していたものと作品のイメージが違ったので(雰囲気は近いのですが。照明などはチラシの印象そのまま……いえ、それ以上で、見惚れてしまう瞬間もありました)、「こういう作品なんだ?」と観劇のルールがわかるまでにかなり時間がかかりました。ポイントポイントでは面白かったですが、もっと深めたらかなり全体の満足度が高くなるだろう。けれど、ここまで貫かれると、あえてこういう作風なのかな、と思い、かなり好みがわかれる作品。
満足度★★★
軸となる二つの会社の重要な交渉を象徴するような左右対称の美術。それぞれが有利に立つために本筋から外れていく喜劇、深読みが深読みを呼ぶことで生じるおかしみ。演出も台詞も構成も、よく練ったものだということが伝わってきます。
満足度★★★
企業合併の交渉、その大詰めの攻防を描くコメディーです。やりたい世界を完成させるためのテクニックを、楽しみつつ駆使している舞台だと感じました。終演後のロビーに飾られた「合併合意」の新聞も素敵でした。
海外ドラマの吹き替え風演技には、初めこそかなりの居心地の悪さを覚えたのですが、アレック役の三上市朗さんの登場によってその違和感は払拭されました。「偽物の西洋人」として、お尻の浮かない存在感とパロディーとしての軽みを共存させるのは、決して容易いことではないでしょう。
数日にわたる(ホテルマンも巻き込んだ)2対2対のネゴシエーションが描かれるのですが、交渉のポイント、ドラマの流れ自体は変わらないため、やや冗長にも感じます。ここは好みの分かれるところかもしれませんが、この繰り返しの中からもうひとつ別の人間ドラマが立ち上がるか、あるいは、笑える作戦変更の角度をもっとダイナミックに変えていくようなことがあってもよかったのかなと思います。
満足度★★★★★
とにかく素晴らしい役者さんたちの濃密な会話劇、登場人物全てが魅力的で愛おしい。舞台も台詞も転換もスタイリッシュで、お洒落なんだけど、最高に笑えてあっという間の2時間。ぜひぜひ同じメンバーで再演してほしいです!ボブさんも素敵でした!
次回のT-worksも是非行きたいし、ロブカールトンも見に行きます!
満足度★★★★★
社運を賭けての交渉のお話?ビジネス用語が出て来たり難しい内容だろうか…?
などと構えて劇場に行ってみれば。
スタイリッシュなセットにスタイリッシュな登場人物たち!!上品でおカタい内容だろうか…?
などと構えて観ていれば。
コメディかーーい!!
小ネタ満載かーーい!!
と、良い意味での裏切り。
観ながらニヤニヤが止まりませんでした。いや、完全に笑い声が漏れていた。こんなにも客席から笑い声が聞こえる作品は初めてでした。
かと思えばセットの転換の仕方の恰好良さ。やっぱりスタイリッシュ!!痺れる!!
沢山の笑いと気持ちの良い終わり方、観終わった後の爽快感がすごかったです。そして少数精鋭の素晴らしい役者たちの魅力に酔い、初めて観た方も含め全員を好きになっていました。よくぞこのメンバーを、としみじみ思います。
何度観ても楽しめました。終わった後も思い出しにやにやという余韻が続いています。こんな笑顔になれる作品はもっと広がって欲しい。いや、本当は私がもっと観たい。ので、再演希望です。
満足度★★★★★
席に着いたらもうそこはホテルの中。彼らはやってくる、史上最高の交渉のために!笑いの神は細部に宿る!是非みなさんに観ていただきい、私ももう一度観たい、そして続編も観たい作品です!
満足度★★★★★
大阪よりも全体図がよく感じられ、熟成してきた。蘭ちゃんこと山崎さんの声を聞いて、最上の交渉と最低な大人の意地のぶつかり合い。見応えありました。
満足度★★★★★
前方、後方でも終始笑えました。真面目な交渉なのに楽しいんでいるようにしか見えなかった。大人気ない四人と立場は凄い、このギャップ。ニヤニヤが止まらなかった。
満足度★★★★★
スマートなのにどこかベタ。笑えるのに真面目。キャラクターの濃さと一流ホテルという舞台設定も加わり、アメリカのドラマを観ているよう。でも日本、日本の演劇。楽しめました。
満足度★★★★★
極上の会話劇。
かっこよくてスタイリッシュなのに
終始笑ってました。
間もテンポもストーリーも絶妙。
これは観終わった瞬間から
このメンバーで再演希望!
と叫びたいほど。
一度観てもおもしろい。
リピートすればするほどまたおもしろい。
満足度★★★★★
T-works第2弾
第1弾とは、また違う角度からの丹下真寿美さんが観れた。
シンプルなセットの場面転換もスマート。
ジワジワくる笑い。
もう一度観たい。