3月27日のミニラ 公演情報 3月27日のミニラ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★

    怪獣王子のバラード
    ミニラはゴジラの息子。
    「怪獣のバラード」は作者の元々の意図とは違う受け取られ方をして人気が出たのだそうだ。

  • 満足度★★★★★

    面白いうえに考えさせられる。
    教育の現場で起こっている問題を、見事に凝縮して観させてもらった。面白いがゆえに恐ろしくなるドラマ。解決はない。我々がこれから真剣に考えていかなければならない問題。

    テーマの重さを除いては全てにセンスの良さを感じた。

  • 満足度★★★★

    スタッフ参加ですけどね(^^;)
    ついにツアー千秋楽!
    永かったなあ・・・

    賛否両論はもちろんなんですけどね、いろんな方向から観れるお芝居でした。
    「教師」の気持ちが良くわかったり、「ミニラ」に感情移入しちゃったり・・・

    でも・・・どっちがいいとも悪いとも言えないよなぁ・・・なんて毎回思ってしまいました。「何故そこでもう少し素直になれないのか!」と・・・


    ネタバレBOX

    教師はミニラにどんなに愛情をそそいでも、彼からは「愛情の裏返し」しか返って来ません。
    裏返しは当然裏なので愛情としては受け入れられません。
    受け入れられないミニラはどんどん孤独に裏返ってしまいます。

    教師がもっとミニラを愛するべきなんでしょうか?ミニラがもっと素直になるべきなんでしょうか?

    観る方によって如何様にでも解釈できるこの物語を通じて今自分が思っている事は、自分の子供達が「ミニラ」にならない様に育てたいなあという事。
    「ミニラ」も「ミニラ」になる原因があったのでしょうから・・・
    そして、自分も「身長50mの親」と思われない様にしたいと思います。
  • 満足度★★★

    【うーん、うーん】
    小憎らしいガキのミニラが最後には可哀想な子供に見えた。抱きしめてやりたかった。愛の電池が足らんな、このコ。彼を救ってやれるのは誰なのか?「ママ」の愛のベクトルは方向が間違ってなかったのか?うーん、うーんと考える。何かが物足りない。「さぁ、どうする?」と問われているようだ。それはきっと、我々が考えるべき問題なのだろう。

  • 満足度★★★★

    ミニラ強烈!!!
    なんたって、ミニラが凄い!
    ちょっと肥満気味の体格で、あの学生服。
    坊主あたまの後頭部と首のあいだにポコリと浮かぶ
    たるみ皺なんて、もうミニラそのもの!

    ネタバレBOX

    もう、あの皺だけでも、立派に凄いのだが、
    あらゆるコミュニケーションの機会というか、
    ちょっと何か舞台でエモーションが生まれそうだなとか
    何か変化が起きるかなといったきっかけを
    ことごとく破壊するこの反ドラマ的怪獣は、
    ほとんどガバドンなみで(?)
    最後には攻撃対象すらすべて消え去った空間で
    孤独に吠える、じゃなくて、
    タバコを吸うのみ……。

    来るべき、おそるべき再演のために星ひとつ、削ります。

    工藤由佳子の怪獣演技(怪演)に座布団5枚!



  • 満足度★★★

    子どもの日に見たのは単なる偶然
    結構しっかり勝手に誤解してました。いろんな意味でやられたー!と感じながらも、どこかしっくりこないこのもどかしさ。逃げ場のある先生たちはまだいいけど、ミニラは...

    ネタバレBOX

    ミニラは何かの比喩でもなくホントにミニラだったんですね。。。海から何かがやって来ると感じさせる伏線や効果音、よかったと思います。
  • 満足度★★★

    いくつかの解釈

    見る人によって解釈の分かれる作品だなあと。

    観客にあれこれと想像する余地を残すのは、評価するのが難しいものですね。

    たくさんの方の解釈を拝見させてもらいたいです。

    ネタバレBOX


    ネタバレというより個人的解釈ですが、、

    一人歩きしつつある『モンスターペアレンツ』という言葉に対する、アンチテーゼのようなものを感じました。

    現実の問題としてありながらも、マスコミが伝える一面的なイメージそのままで流行語やドラマとして扱われていることに、一石投じたかったのかなと。

    終盤の静かなミニラと、肩の荷が下りた賑やかな教師陣の対比は、カフカの「変身」のラストシーンに似ているようで、ミニラの孤独を浮き彫りにしているように見えました。
  • 満足度★★★

    僕もミニラは嫌いでした
    ちょっと生理的にカンにさわるあたりが、子供のころミニラを見ていらついた感じを思い出させました。

    最後はちと松竹新喜劇的で甘いかな?

  • 満足度★★★★

    これまで観なかったことを後悔
    最近、「1から10まで説明しすぎな芝居が多い」と、いくつかの作品の
    コメントで嘆きを書かせていただいたりしてたのですが、渡辺商店さん
    素晴らしい!余韻と想像する楽しみをちゃんと盛り込んだ作品。

    ミニラの傍若無人ぶりは、リアルにイラつくくらい感情移入しました。
    これまで目にした高い評価も納得。

  • 満足度★★★★

    タイムリーなテーマ
    観終わって、友人と長い語り合いの時間がもてた。子育てを終えたと思っているのは錯覚ではないのか。子は育てたようにしか育たないのか。人を育てると言うことは、果たして・・・などなど。
    今回もまた、作、演出の畑澤聖悟さんの投じた一石は大きい。教育現場の一角を借りてはいるものの、常に社会全体への問いかけを続ける作者の姿勢はすばらしい。キャスティングは全員が適役で、危なげがない。
     熱演の若手を守り立てながら、牧野慶一、工藤由香子の抑えた演技に感動した。さあ、次は!と期待をかきたてる楽しみな劇団が青森にあることが喜ばしい。

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