劇団山の手事情社 若手公演
劇団山の手事情社 若手公演
実演鑑賞
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2017/02/23 (木) ~ 2017/02/26 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.yamanote-j.org/performance/13813.html
期間 | 2017/02/23 (木) ~ 2017/02/26 (日) |
---|---|
劇場 | すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO |
出演 | 越谷真美、安部みはる、谷洋介、中川佐織、鯉渕翼、名越未央、髙坂祥平、武藤知佳、髙橋真理、鹿沼玲奈、佐々木啓、松永明子、栗田直輝、関口優美 |
脚本 | |
演出 | 安田雅弘 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 4,000円 【発売日】2016/12/12 前売一般3,800円、前売平日マチネ(★印の回)3,200円、前売大学・専門学生3,000円、前売高校生以下1,000円、前売ペア7,000円、当日は前売料金の200円増し(ペアは取り扱いなし) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 2月23日(木)19:30 2月24日(金)14:00★/19:30 2月25日(土)14:00/19:30 2月26日(日)14:00 |
説明 | 「何をいまさら」とあなたは感じるかもしれない。『オイディプス王』は2500年も前のギリシアで初演された戯曲である。物語はこうだ。ちなみに当時の観客は観劇前にあらすじを知っていた。筋を把握したうえで上演を楽しむという現代の日本演劇が失った舞台の愛し方を知っていたのである。テバイに疫病がはやり、国は存亡の危機にさらされる。国王オイディプスは解決に乗り出す。アポロンの神託は、先王ライオスを殺した犯人を国外に追放すれば国は救われると告げる。犯人追及を進めたオイディプスが遭遇した結末は、彼が最も恐れていたアポロンの別の神託を彼が実行してしまっていたことであった。すなわち彼は実の父を殺し、実の母と交わって子をもうけていたのである。 「アポロンの神託なんて古くさい」とあなたは思うだろうか。ならば聞こう。現代に神託はないというのか。姿を変え、それは今でも実は明確に強烈に存在する。「金を稼げない人間には価値がない」「できる限りスリムに、いつまでも若々しく」などなど。第一毎日無防備に浴びている広告こそ「現代の神託」ではないのか。『オイディプス王』は過去の物語ではない。私たち自身が、神託にがんじがらめになっていることに気づかないオイディプスそのものなのである。(安田雅弘) |
その他注意事項 | |
スタッフ | 原作=ソフォクレス 照明・舞台美術=関口裕二(balance,inc.DESIGN) 音響=斎見浩平 衣裳=綾 舞台監督=本 弘 宣伝美術=福島 治・阿部 至 演出助手=小笠原くみこ・河合達也 制作=福冨はつみ |
チケット取扱い
トラックバックURLはこちら
もっと読む