虹の素♭05公演
虹の素♭05公演
実演鑑賞
神奈川県立青少年センター(神奈川県)
2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://nijinomoto.wix.com/nijinomoto
期間 | 2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日) |
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劇場 | 神奈川県立青少年センター |
出演 | 清水大、寺師葵、宮本悠我、上杉英彰、植野祐美(ガソリーナ)、大益賢佑(悪い芝居)、熊澤泰介、小林鈴果、佐々木祐衣子、清水りさ子、須田優月、寺師葵、中川沙瑛、西田好美(麗タレントプロモーション)、平田剛、山本菜々美 |
脚本 | 桜木想香、熊手竜久馬 |
演出 | 熊手竜久馬 |
料金(1枚あたり) |
1,800円 ~ 2,800円 【発売日】2016/10/24 一般:2800円 U-22:2300円 高校生以下:1800円 ※事前入金300円引 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 11月30日(水)①19:00☆ 12月1日(木)②19:00 12月2日(金)③14:00☆/④19:00 12月3日(土)⑤13:00☆/⑥18:00 12月4日(日)⑦12:00/⑧16:00☆ ※開館は開演の30分前 ※上演時間は約100分を予定しています。 ☆終演後に20分程度のアフタートークがございます。 【日替わり館長】 11/30(水) 浅生礼史(スタジオソルト) 12/1 (木) 熊手竜久馬(虹の素) 12/2 (金) 伊藤裕一(お座敷コブラ) 12/3 (土) 吉久直志(カプセル兵団) 12/4 (日) 酒井俊介(宝映テレビプロダクション) |
説明 | すべての愛の行き着く先は、哀しみ。 かなしみの伴わない愛なんて、世界中のどこを探しても存在しない。 かなしいということは、そこに愛があったということ。 だとしたらきっと、ここは愛の墓場なのかもしれない。 クロアチアの首都・ザグレブに実在する「失恋博物館」 世界中の人々の思い出の品物が、エピソードと共に飾られている。 悲恋だけでなく、くすっと笑ってしまうものや、心温まる物語まで。 きゅんと切なく、観終わった後に優しい気持ちになれる、 愛にあふれる作品づくりを得意とする虹の素のらしさ全開でお送りする、 失恋にまつわる短編集シリーズ、開館。 【主宰の熊手よりメッセージ】 僕が失恋博物館のことを知ったのはちょうど2年位前のことです。 クロアチアの首都、ザグレブにある「失恋博物館」 思い出の品を飾るって、なんて面白いんだろうと思いました。 他人の不幸は蜜の味、とは少し違うかもしれませんが、 他人の失恋話なんてねぇ、覗いてみたいという好奇心を思いっきりくすぐってくるじゃありませんか。 ネットで調べるといくつか飾られている品物とエピソードが出てくるのですが、なんとバリエーションに富んだことか。 泣けるものも、笑えるものも、呆れるものも切ないものも。 日本語だと「失恋博物館」と訳されていますが、直訳は、「壊れた関係性の博物館」で、恋愛のみならず、親子や友人といった関係の崩壊にまつわるエピソードもあるそうです。 これを知ったときそれはまぁ、 僕の中でいつか訪れた居場所のかなり上位にランクインされました。 そして同時に、このフォーマットは演劇でもありじゃないか、と。 モノがあり、それにまつわるエピソードが浮かんでくる。 失恋話だけを集めた短編集をいつかやろう。と考えていました。 そんなことを考えながら、こっそり失恋にまつわる短編を書きためていました。 そしてこの度、ついに実現することとなりました。 普段劇場となる空間をできるだけ博物館にしようと、 博物館や美術館を回りました。 もうこうなったら勢いだと思い、クロアチアの往復航空券もとりました。 (今、成田へ向かう電車の中でこれを書いています。) 実物の、クロアチアの失恋博物館を見てきて、 それを日本で、演劇として、作りたいと思います。 失恋というのはとても面白いテーマです。 失恋と一口にいってもその中身は実に多様です。 僕にはまだその一部分しか見えていません。 「壊れた関係性」を考えることは「関係性」を考えることで、 つまりそこに私と、私以外の誰かがいて、 人間が生きて他者とかかわっていることそのものの根本だなと思うのです。 だからこれからもっともっと突き詰めていきたいと思います。 たくさんの経験と出会いの中から、たくさんの「失恋」を見つけたいと思います。 僕の失恋博物館に飾られているものはまだ少ないです。 これからもっと増やしていきます。 「Ⅱ」「Ⅲ」とやっていくのが目標です。 その「Ⅰ」です。 いろんな挑戦と、実験とが満載です。 クロアチアの失恋博物館の展示品は、すべて寄付だそうです。 この博物館をつくるのは、あなたです。 (いや失恋エピソードを寄付してということではなく) 博物館であり、劇場ですから。 その空間は、その空間にいるすべてのひとによって作られます。 ですから、この博物館を、あなたにも、一緒になってつくってもらえたら、とてもうれしいです。 虹の素 主宰 熊手竜久馬 |
その他注意事項 | 【舞台「失恋博物館」ではこんなことをします!】 ①展示コーナーがあります! 本作品のテーマは「博物館」です。博物館ということで、博物館らしく、出演者にまつわるあれやこれや、作品にまつわるあれやこれやを展示いたします。 また、出演者がガイドに扮し、展示品についての解説をいたします!どうぞ開演前の展示コーナーをお楽しみください! ②客席を設営いたしません! 上演作品も展示品のひとつであると我々は考えます。 好きな作品を、好きな場所からご覧いただけたらと思い、一度座ったら動けない客席を排除することにいたしました。近くでも、遠くでも、立ってみても、座ってみても構いません。 上演中のルールを守って、みなさんが展示作品を見れるよう、 優しい気持ちで譲りあいながら、お楽しみいただけたら幸いです。 (イス自体のご用意はしていますので、ご利用いただけます) ③日替わりゲストが出演します! 当博物館の館長は「日替わり」です。その日に博物館の雰囲気が変わるかもしれません。館長の仕事を垣間見る、「館長コーナー」もございます! ④アフタートークを実施します! 上演後、出演者によるアフタートークがございます。 稽古場でのエピソードや、アフタートークだけの特別企画もございます! |
スタッフ | 舞台監督: 川田崇 照明 : 原慎吾(株式会社フルスペック) 音響 : 山崎勝久(株式会社フリースタイル・アルファ) 宣伝美術: まりこ |
かなしみの伴わない愛なんて、世界中のどこを探しても存在しない。
かなしいということは、そこに愛があったということ。
だとしたらきっと、ここは愛の墓場なのかもしれない。
クロアチアの首都・ザグレブに実在する「失恋博物館」
世界中の人々の思い出...
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