ナイスコンプレックスN25
ナイスコンプレックスN25
実演鑑賞
ザ・ポケット(東京都)
2016/08/10 (水) ~ 2016/08/14 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.naikon.jp
期間 | 2016/08/10 (水) ~ 2016/08/14 (日) |
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劇場 | ザ・ポケット |
出演 | 鈴木勝大、八坂沙織、森田陽祐、早野実紗、神田友博、紅林里美、大久保悠依、赤眞秀輝、濱仲太、荒賀弓絃、小林和也、前田勝、萩原悠、安宅陽子、池田恵子、岡林愛、搭上礼子 |
脚本 | キムラ真 |
演出 | キムラ真 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 5,200円 【発売日】2016/07/18 S席(指定席)前売:5,000円、当日5,200円 A席(自由席)前売:3800円、当日4,200円 高校生以下 2,500円(劇団のみ取り扱い。席種はお選び出来ません) ※日時指定、税込み |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 2016年 8月10日(水)19:00 8月11日(木)16:00※追加公演/19:00 8月12日(金)14:00/19:00 8月13日(土)13:00/17:00 8月14日(日)12:00/16:00 ※追加公演 上演作品は『かぜがふいた』(40分) 終演後アフタートーク&お楽しみ抽選会あり |
説明 | あらすじ 「かぜはどこからふいてくるの?」 結婚前夜、最後の挨拶の前に娘は母親にたずねる。 窓に映る自分を見つめ、母親はゆっくり語り出す。 それはまだ、雪が冬に降っていた頃のお話。 海が一望できるクジラ山に喋らない男が住んでいた。 風が吹き、大事な人を失った事を知った男は 広大な庭にポツンと電話ボックスを置いた。 その中にあるのはどこにも繋がっていない黒電話。 受話器から聞こえるのはそこに留まる風の音。 風とだけ、男は話した。 ある日、山の下で轟音が聞こえた。 黒い化け物が全てを飲み込んだ。 男は叫んで泣いた。 こんなに泣いたのは、生まれて以来二度目である。 悪夢を見つめる男の目に、山を登ってくる小さな黒い塊が映る。 男に近づくにつれその塊は、形を人に変え、ゆっくりと目を開く。 男の声に反応する事なく、それは電話ボックスに寄り添い腰を下ろした。 風が吹いた。 「ジリリン。ジリリン。」それは鳴る。吸い込まれる様に受話器を取る男。 「・・・・・。・・・もしもし・・・。」男の耳に思いもよらない声が帰って来る。 「・・・ただいま・・・。」 こんなにもすぐに訪れるものだろうか。 もう枯れてしまうくらい流したばかりなのに。 男は、泣いていた。 こんなに泣いたのは生まれて初めてである。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 音楽作曲:橋本啓一 振付:美木マサオ(マサオプション) 舞台監督:今泉馨(p.p.p) 舞台美術:齋藤樹一郎 舞台美術助手:佐藤あやの 照明:仲光和樹(E-FLAT) 音響:葵能人 衣裳:小泉美都 ヘア&メイク:古橋香奈子(LaRME) 写真:鏡田伸幸 宣伝美術&制作協力:佐藤希(アンデム) 運営協力:アンデム 企画 ・ 製作/ナイスコンプレックス |
「かぜはどこからふいてくるの?」
結婚前夜、最後の挨拶の前に娘は母親にたずねる。
窓に映る自分を見つめ、母親はゆっくり語り出す。
それはまだ、雪が冬に降っていた頃のお話。
海が一望できるクジラ山に喋らない男が住んでいた。
風が吹き、大事な人を失った事を知った男...
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