実演鑑賞
Geki地下Liberty(東京都)
2016/06/29 (水) ~ 2016/07/06 (水) 公演終了
休演日:なし
上演時間:
公式サイト:
https://bakuten.amebaownd.com/
戦中編 平成編の、和興さんの初日を拝見しました! 嗚咽を我慢して、支給されたマスクの中は、涙と鼻水でだらだらでした! 詳しくは【観たよ‼】に。 明日は戦中編p(^^)q 心...
期待度♪♪♪♪♪
0 2016/07/02 23:49
期間 | 2016/06/29 (水) ~ 2016/07/06 (水) |
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劇場 | Geki地下Liberty |
出演 | 山下徹大、和興、中野マサアキ、太田雄路、桑原洋一、佐藤竜、木村元親、冨田佳孝、市野莉絵、林恵理、亀田理恵 |
脚本 | イデヨシフサ |
演出 | イデヨシフサ |
料金(1枚あたり) |
3,800円 ~ 18,000円 【発売日】2016/05/27 前売り3,800円 当日4,000円。 Wチケット(2作品見たい場合)7,000円 フリーチケット(何回見てもOK)18,000円 高校生以下3,000円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 出演者は各回異なりますのでご注意ください。 戦中編は、山下+太田の組と和興+佐藤の組二つ。二人芝居です。 平成編は、中盤まで6人の男たちによる地雷撤去本番前夜、中盤以降は一人にスポットを当て一人芝居(回想の人が出てきます) ※例1;29日14時の回の平成編キャストは◎印の人たち。中盤以降は和興の一人芝居(+回想の人に市野)となります。 例2:29日19時の回戦中編の出演は山下徹大と太田雄路のみです。 ★山下徹大、中野マサアキ、桑原洋一、佐藤竜、冨田佳孝、木村元親、林恵理 ◎和興、中野マサアキ、太田雄路、桑原洋一、冨田佳孝、木村元親、市野莉絵 ▲中野マサアキ、太田雄路、桑原洋一、冨田佳孝、佐藤竜、木村元親、亀田理恵or市野莉絵 6月29日(水)14:00平成編◎和興、市野 19:00戦中編山下、太田 6月30日(木)14:00平成編★山下、林 19;00戦中編和興、佐藤 7月1日(金) 14;00平成編▲中野、亀田 19;00平成編★山下、林 7月2日(土)12;00平成編▲桑原、亀田 15;30平成編◎和興、市野 19;00戦中編山下、太田 7月3日(日)12;00平成編◎和興、市野 15;30戦中編 山下、太田19;00戦中編和興、佐藤 7月4日(月)14;00平成編▲冨田、市野 19;00平成編★山下、林 7月5日(火)14;00平成編▲中野、亀田 19;00戦中編山下、太田 7月6日(水)12;00平成編◎和興、市野 15;30戦中編山下、太田 |
説明 | 【戦中編】 太平洋戦争の最中のフィリピン。餓死寸前まで追い詰められながらも鳴神喜一郎は孤軍奮闘し、生き永らえていた。ただひたすら必死に『生』を手繰り寄せていた。 家族と恋人への手紙を毎日綴るのが男の日課であった。そうでもしなければ、どこへ向かっているのか、何の為に戦争しているのかさえ分からなかったのだから、精神を手紙で保っていたようなもんである。 が、不運が喜一郎に舞い降りる。地雷が足元にあった。慎重に慎重に進んできたのに…。 喜一郎は考える。通常、足を乗せただけで爆発するのが地雷である。しかし、この地雷は爆発しない。もしかしたら、対戦車用の重量の重い物しか反応しない地雷かもしれない。 だが、新しい地雷とも考えられる。足を離した瞬間爆発するものもあると聞く。 喜一郎は、そこから動けなくなった。 一日が過ぎ、二日、三日と過ぎていく。元々食べ物がないが、スコールの寒さと日中の温度差に喜一郎の体力は更に失われていく。追い打ちをかける様にマラリアが襲い掛かり、高熱が喜一郎を襲う。 立ったまま熱にうなされた喜一郎は、目の前に突き出された黒い筒が何だかわからなかった。銃口と判断がついた時、死を覚悟した。が、ぼやけて見えなかったが西洋人の顔ではなく、極めて日本人に近い顔立ちの男だった。その瞬間、喜一郎は気を失った。 ― 数時間後。喜一郎は生きている事に気が付いた。敵なのか味方なのか分からない男に体を支えられていた。 「出身はどこだ」と、男が聞く。 「日本兵かっ!」 「俺はアメリカ人だ。日系二世」 死を覚悟する喜一郎。この男もろとも一緒に爆発してやろうかとも思うのだが…。 男は、なぜか銃口は向けたままだが、撃つ気配がない。喜一郎は、男に頼みごとをする。 「このまま爆発して死んだら何も残らん。俺が死んだ事が分からなければ、家族に恩給も出ない。あんた悪いんだが、この手帳と小銃射撃優秀徽章を預ける。通りの目立つところに捨ててくれ」 アメリカ兵は、黙って受け取ったもののそこから動かなかった。 敵意、親近感、罠、一瞬の友情、様々な感情が入り乱れ、時は過ぎていく・・・・。 喜一郎は…。アメリカ兵は…。 戦場とは戦争とは何なのか。改めて戦争の虚しさを問う。 ※完全な二人芝居です。 【平成編】 カンボジアにて。男は、ある事情によって地雷撤去作業をしていた。 NPO法人の関与によってこの地にいた。 ある者は、借金地獄によって…。 ある者は、サラリーマン稼業に嫌気がさし突然思いついて…。 ある者は、自分の夢の為に…。 ある者は、自ら命を捨てるために…。 平和ボケしていた日本人である彼らは、戦争の意味を知らなかった。 大型車両で地雷を看破し、潰していくのは大手のやり方。が、彼らに渡されたのは金属探知機のみ。現代の地雷はほとんどが金属探知機による反応はないというのに。 そして、彼らは踏んだ。 地雷を。 地雷にはいろいろな種類がある。踏んだ瞬間爆発するもの。数分後爆発するもの。ある一定の重量を超えなければ爆発しないもの。踏んで足を離した時に爆発するもの。 踏んだのだ地雷を。彼らは救いを求め無線や携帯で連絡を取る。しかし、本部はなぜか無線の応答もない。有効な手段を得られないまま時間が経っていく。 灼熱、そして極寒の夜の帳。 そして、彼らは見るのだ。現実なのか、幻なのか…。敵を味方を。そして、自分自身を。 ※序盤6人の登場人物が地雷撤去前日の宿舎でのお話。以降、それぞれがで地雷撤去に行ってからは一人芝居。(+回想の人が出ます) |
その他注意事項 | 戦中編は二人芝居です。2パターンございますので、見たいキャストをお間違えなく。 平成編は5パターンあります。中盤より一人芝居となりますので、お目当てのキャストがいる場合日程には気をつけて下さい。 未就学児入場をお断りします。アフタートークあります。 |
スタッフ | アクション:田渕景也 照明;早川和弘 音響:ハリー |
太平洋戦争の最中のフィリピン。餓死寸前まで追い詰められながらも鳴神喜一郎は孤軍奮闘し、生き永らえていた。ただひたすら必死に『生』を手繰り寄せていた。
家族と恋人への手紙を毎日綴るのが男の日課であった。そうでもしなければ、どこへ向かっているのか、何の為に戦争しているのかさえ分から...
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