Sakanaclub Presents
大竹野正典 劇集成より②
実演鑑賞
ウイングフィールド(大阪府)
2016/07/16 (土) ~ 2016/07/18 (月) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.arsoa240.com/sakanaclub/
大竹野作品の起点となった作品 前作も大竹野作品でしたが…、 「本作以降の大竹野作品の起点となった作品」との事、ぞくぞくします。 息子に殺された父が、息子が来るのを墓で待ち続け、息子と再会する…。
期待度♪♪♪♪
0 2016/07/15 18:30
期間 | 2016/07/16 (土) ~ 2016/07/18 (月) |
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劇場 | ウイングフィールド |
出演 | 上田耽美、中村ゆり、西條毅、中村大介、高田恵輔、黒木保子、出本雅博、昇竜之助、木本牙狼、三澤健太郎、笹川未希、島原夏海、深谷みのり |
脚本 | 大竹野正典 |
演出 | 昇竜之助 |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 3,300円 【発売日】2016/05/05 2000円 ~ 3,000円 【発売日】2016/05/05 ご予約・前売2800円 当日券3300円 特別割引2000円(ご予約・前売・当日券共) 中・高生・HC・シルバー(*65歳以上)*要証明書提示 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 7月16日(土)19:00 7月17日(日)12:00/15:30/19:00 7月18日(月・祝)12:00/15:30 |
説明 | 大竹野氏が初めて実在の事件を取込んだ作品で、テアトロ・イン・キャビン戯曲賞の佳作に選ばれた『夜が掴む』の1年前、1987年に上演されました。 藤枝静雄の小説「一家団欒」の、死んでからお墓の中で家族が再会するという話をベースにして、1980年の「神奈川県川崎市金属バット殺人事件」を引き起こした息子が、両親の待つお墓へ帰ってくるところから話は始まります。 当時の大竹野作品の多くは、「父」を主人公として…幸せな家庭を築きたいがどうしていいのか分からず…ともすれば逃げ出してしまいそうなそんな気持ちを踏ん張る姿…それが「家族」に対する「戸惑い」や「恐怖」「困惑」「気後れ」「遠慮」などに姿を変えて表れています。そんな「父」が自分と妻を殺した「息子」を墓の中で待ち続け、52年振りにやっと会えた時、その家族の行く末は…壊れかかったドラエモンと暮らすお隣さん、ノビ家も絡んで大騒ぎの展開に… 多くの素材を散りばめ、様々な表情を見せるこの作品では、気を抜いているといつの間にか全く違う展開に進んでいて、世界がどんどん壊れていく…いや、創造されていく様な感覚さえします。後の作品よりとても荒削りな作品ですが、ここで登場する様々な世界観が、これ以降の大竹野作品の多くに影響を及ぼし、起点となった事は間違いないと思います。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | <舞台監督>谷本誠 <音響>笠木健司 <照明>林鈴美 <音楽>末松ギンジ <舞台美術>高島奈々 <制作協力>山田千佳代、堀川希絵、めり、斧ようこ |
藤枝静雄の小説「一家団欒」の、死んでからお墓の中で家族が再会するという話をベースにして、1980年の「神奈川県川崎市金属バット殺人事件」を引き起こした...
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