作品紹介
シュワロヴィッツの魔法使い彼は永遠の命とたった一つの魔法を持っていた。その魔法とは、自分のもつ永遠の命と引き換えに人間の死んだ魂を甦らせることができる。というもの。そう、彼はたった一つ、たった一回のその魔法を、いつ、誰のために使うかで140年苦しんでいた。その彼の前に1人の少女が現れる。リージャというその少女は、死んだ妹を甦らせるべく魔女に心を売り、毎日一つずつ生きた人間の心臓を差し出している。 それこそが、魔法使いの苦しみを解放するやもしれぬ出会いであった。
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