ウィキッド 公演情報 ウィキッド」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
41-55件 / 55件中
  • 満足度★★★

    期待通り!予想通り!な出来栄え
    数年前のゴールデンウィークに、NYブロードウェィで
    「ウィキッド」見たんですよ。(普通に劇場窓口で当日チケットを
    買えました。前から16列目の右サイドでしたが、悪い席ではありませんでした。)
    聞き取りづらい英語のフレーズが多かったのか
    はっきり話しを理解できず、消化不良の印象のせいか
    それほど騒ぐほど、ライオンキングやキャッツほどの
    インパクトのある作品とは思いませんでした。

    今回、劇団四季で上演をすると発表され
    「劇団四季でエルファバやるなら、(自称、神の声を持つ)濱田めぐみが演るんだろうな」と思っていたら、その通りのキャスティングが
    発表され、「濱田めぐみが、朗々と歌い上げるんだろうなぁ」と
    思っていたら、アイーダ同様、誇らしげに歌い上げておりました。

    劇団四季は、開幕当初って、四季の中ではメンツを揃えた
    キャスティングであったり、生オケが入っていても
    日がたつにつれて、キャストのランクは下がるし、
    オケの人数もリストラ(オペラ座の怪人なんて、酷かった)されて
    いく傾向があるので、観劇は早い時期に限る!
    ってなわけで開幕早々に劇場に行きました。

    全く期待通り、予想通りの出来栄えでした。
    それぞれの役者が、それぞれなりに、それぞれの出来栄えで
    四季カラー全開で、非常に安心感のある、
    そして安定感のある完成度でした。
    逆を言えば、無味無臭、刺激や衝撃のない没個性的な作品に
    仕上がっておりました。
    誰が演じても代わり映えしないようにするには
    大切な演出方法なんでしょうか、
    毎度四季作品を観終わった後に残るモノ足らなさは
    この作品でも、御多聞にもれずってとこです。

    スケールの大きい楽曲が多いので
    (緑フェイスは、シュレックとキャラがダブってしまう)
    悪い魔女エルファバが、高らかに歌い上げる姿は
    ザ・ミュージカルな醍醐味があるでしょう。
    また舞台演出も非常に規模が大きいので
    お徳感もあると思います。

    この作品を見る方は事前に「オズの魔法使い」を
    熟読されてから観劇されることをオススメします。

    ネタバレBOX

    ブロードウェィの上演スタイルの印象が強いので
    それに比べて、非常に海劇場は間口が狭く、安っぽい。
    帝劇の格調高い雰囲気の中、あの高い天井と広い奥行きの舞台で
    是非、見たかった。
    四季で上演される作品って、なんでこんなに安っぽいんだろう。
    チケット代もっと高くてもいいから
    エメラルドが光るような格調高い作品で見たかった。

    キャストも、これ、学生の話なのに
    出てくるメインキャストが、おっさん、おばさん。
    実力が必要とは思いますが、だからといって
    座長芝居を見に行っている訳ではないので
    役柄とあまりにもかけ離れたキャストはしんどい。

    グリンダの沼尾みゆきなんて額にシワをいっぱい寄せながら
    まるでコスプレしている安っぽいキャバ嬢みたいで
    非常に見ていてツラい。
    アンサンブルの若い男の子の中にいる脇坂真人も
    40過ぎているんじゃないかと思うくらいのオっさんで、見苦しい。
    王子フィエロも、オッサンシンバ上がりの李、
    他に沢山いるでしょう、役者が!と声高に言いたくなった。

    「私の声は天からの授かり物」と酔いしれる
    濱田めぐみを目立たせるための演出といえば
    それまでですが
    アイーダとまるっきし同じ芝居で歌い方です。
    でも東京ではアイーダやってないから新鮮かもしれません。

    いづれの不満は、四季作品を見れば、いつも思うことなんで
    今更どうってこともないんだけど
    世の中に限り有るミュージカル作品、ミュージカル俳優は
    縦割りはやめて、自在に往き来してほしいと
    常に思っております。

  • 満足度★★★

    四季
    私はミュージカル大好きなので何回もサントラ聞いてから観に行きましたが、キャストによってこうも違うんですね。最初音楽がかかった瞬間音量が小さすぎて迫力も何もなかったのがカナリ残念でしたが、衣装、セット、照明と演出面で「きれいだな」と思いました。

  • 満足度★★★

    2回目
    1回目に誘われて観に行った時は、17列目とかなり後ろだったのに、エルファバが濱田めぐみさんだったので声量や歌唱力に大満足!本当に素晴らしいと感動。
    2回目はまた観たいとウズウズしていったのに、主要メンバーがほとんど違った。キャストが違うとここまで違う舞台になるものかと愕然。
    また行くなら是非、濱田さんがエルファバやってるときがいいなぁ・・と心から思いました。

  • 満足度★★★

    舞台美術は〇
    どう本編につながるのか興味があったが、こうきましたか。ラストシーンも。
    衣装もよかった、これ着たいと思ったのがいくつかあり。

    ネタバレBOX

    子供むけなのか、成人むけなのか演出が別れ、つらい。親子連れの客が多いのでこどもむけだったのかな。
    カメラ撮影する人と注意する人でもめていて、冒頭気が散った。係員は事前に注意しておくべきでは。
  • 満足度★★★

    ポスター柄や
    プロモーションビデオでイメージしていた話と違いました…。

    ネタバレBOX

    友情のお話と思ってたんですが、グリンダのエルファバに対する友情を、ほとんど感じられなかった…。助けようとしてるようにも心配してるようにも見えなくて。
    「喧嘩ばかりした」というのは基本に友情があって、でもときどき喧嘩になってしまったという状態を指す言葉だと思うけど、この二人の場合、単純に理解し合えてないだけのように(まだ友情にたどり着いてないだけのように)見える。

    そんな私はダンスホールのシーンが一番好き。
    フィエロが「気にしてないみたいだけど」と言ったとき、「気にしていない振りをしているだけよ」と言ってグリンダがエルファバに近づいていくところ。ものすごく感動的です。
    その前の、ちょっととした行き違いから同部屋になってしまうところ、「あの子とだけは絶対に合わない」と二人で歌うところも楽しい。二人でオズの都へ行くところも。ただ、そこ以外の二人の関係性が、希薄なように思います。

    エルファバは、ところどころではグリンダのことを想っている(というよりも必要としている)のは伝わってくるけれど、グリンダと同じ人を好きになったということに対して、自分がフィエロを得られるか、という観点でなく、フィエロを得ようとすることはグリンダがフィエロを得られないということだ、というグリンダを思う視点からの考えが、最初から全くないように思えるのも不思議です。遠慮しろとは思いませんが。

    エルファバが最初に本を持って飛び出すとき、あれほど世界を変えると言っていたのに、具体的に何をしようとしたのかがほとんど語られない(「動物たちを助けてばかりとネッサローズが一言言うだけ)のは、書き込みが足りないのじゃないかと…。つまり、エルファバは強い意志を持ってオズ大王に反目したのだから、そこの部分をもっと描かないと、グリンダとの別れも響いてこないと思うんですよね。ドロシーもいつのまにかつかまえちゃってるし。

    チラシに、“それぞれの選択に人生を賭けた”とありますが、グリンダは、あまり、“選び取っている”ように見えないというか、その場その場で上手くやってるだけに見えるというか…。信念が見えないというか、単に自分の欲を追及してるだけに見えるというか。
    グリンダの魅力が描かれてないように思うんです。魔法の能力も全然なく、エルファバがいたからオズの都に来られただけ、うわべを飾るのが上手いだけというふうに見える。
    でもキャスト表でエルファバより先に名前がきてるということは、やっぱり本来は、グリンダにも魅力があり、エルファバと並び立つ存在であるってことが意図されてると思うんですよね。それが表現されているとは思えなかった。

    何より、やっぱり、一幕ラストのグリンダとエルファバの別れの描き方が、不十分なんじゃないかと…。
    グリンダが、単純にエルファバを(自分の身を守るために)見捨てたように見えるんです。見捨てたのでないなら、グリンダがエルファバについていかなかった理由を明確に、見捨てたのならそのことに対するグリンダの思いを明確に、描かないと“それぞれの信じる道を選んだ”ことも描けないし、二人の友情も感じられないと思うんです。

    エルファバの濱田さんは、歌も素敵だし、背が高く細身でキリッとしたところも好きでした。
  • 満足度★★★

    初・四季。
    誕生日に1人で職場から徒歩8分だし・・・と、行ってみた。
    今更だけどクオリティとか徹底ぶりってスゴイなぁ。
    ミュージカル特有の「いかにも!」な雰囲気の中、グリンダさんがいい意味でくだけ気味のお芝居をされたりしてミュージカルってこうだよなぁ、というトコロを打破してくれてそのおちゃめさが素敵でした。
    エルファバさんの歌声もすごいなぁ、迫力。
    と、1回は観る価値あり☆な感じはしますが、良くも悪くも想像通り。

  • 満足度★★

    左右されてるって。
    正直・・ツキがなくなったのか?春競馬のG1も連敗街道ばく進中。ロトもトトもチャリロトもbigもかすりもせず。「ウィキッド」行く度、樋口エルフィー!!完全にツキが遠退いている。「四季の舞台はキャストに左右されない」と浅利慶太氏が、常日頃声高らかに言われていますが・・・・左右されてるって実際。濱田エルフィーなら☆4コ・・・樋口エルフィーだと☆2コ。納得いかない、そこまで言い切るなら、試験的に主要キャスト公開でチケット売ったらいかが。

  • 日本版はちょっと・・・
    やっぱりアメリカ版が本物だ。
    役者のうまさが違う。
    ハマり方が違う。

    いつも思うんだけど、アメリカはブロードウェイではその芝居のその役のためにオーディションを行い一番の適役をその役に付ける。

    ところが劇団四季になると、劇団員の中から選ぶことになるからかなり選択支が限られていて、そうすればどうしてもある程度無理が出てくる。ある程度適役じゃない。

    ということで、どうしても違和感がある。

    つまりアメリカでも観てきました。
    ブロードウェイではなく、シカゴででしたが。

  • 劇団四季の進化
     ブロードウェイに年に一度くらいは出かけて新作の芝居を見ている僕にとって、この作品は当日キャンセルを並んでも取れない難物なのです。もうオリジナルキャストでないので、東京で劇団四季版で予習してから海外で観りゃ良いやくらいの気持ちで観に行きました。もちろん、CDは山ほど聞いてもう口ずさめるくらいです。音楽は最高だというのは事前から知っていました。始めて入る海劇場は、緊縮財政の中で作られた劇場ですが、舞台そのものは豪華でした。昔の四季はミュージカルも音楽はテープでしたが、生演奏。この生演奏のレベルが非常に高かった。昨年末に「テイクフライト」を見たときも思ったけれど、日本のミュージシャンのレベルは本当に高い。
     作品は子どもから大人まで見て楽しめる作品だし、そして、徹底的にエンタティメントでありながら、現代社会が、いや人間が抱える根源的な問題に肉迫しているのです。いやあ、素晴らしい。本当に素晴らしい。泣けたし、劇作もするものにとって悔しくてたまらない。スゴい作品に出会ったと思ったのです。美術はお金をかけているけれど、お金をかけた以上の効果をもち、最高にサイケでゴージャスな衣装も素晴らしい。演出はスピード感がある。
    この作品は2003年10月にニューヨークで初演されている。そうである。同時多発テロの後、アメリカがスゴくウルトラ右旋回している時代に生まれている。人種問題、宗教の問題、マイノリティ…。さまざまな背景をもった人たちのとてつもないエネルギーで発展してきたアメリカが、経済と軍事力を背景にアングロサクソンのキリスト教文化を頂点とした世界観に凝り固まっていた時代に生まれたのである。テーマは視点を変えれば、こうだと思っても実はこうだってさ。和解。許容。そういったことなのである。もちろん、そういったことが前面に出てきているわけではない。しかし、脈々と作品の根底に流れている。音楽、ダンス、美術、登場人物のキャラ、ストーリー展開…。全部最高である。観る人を幸せにするのだ。
     今日も、一幕90分が終了した時点で、会場中が息を飲む瞬間があった。観客の集中力が放たれた時間なのである。そして、多くの観客が興奮してスゴい作品を観に来たなあと口にするのである。感動に討ち震えながら、二幕の展開を見守るのである。そして、カーテンコール。何回も何回も。スタンディングオベーションの価値の十分あるパフォーマンスだった。
     これは、アメリカで生まれた作品であるが、
    続きは http://palove.blog.shinobi.jp/

  • 号泣
    素晴らしかったです!
    オズの魔法使いシリーズはほとんど読んでいましたので、
    別の観点からのオズの物語が楽しめました。
    登場人物の友情や人間関係の悲しいお話も描かれていて
    号泣です。
    悲しいエピソードもあったけど、あたたかい友情があるからこその感動だったと思います。
    歌も本当に素晴らしくて満足です。
    また観たいです!

  • LAで観てきました
    スタンディングオベーションだったよ。しかも全員。
    ♪I could be better because of you (だったかな?)の曲でおお泣きしました。
    善と悪をはっきりわけたストーリーを好んできたアメリカから、
    こういう内容のミュージカルが出るのは、新しい時代の幕開けだと思う。
    「人間の多様性を認める価値観」がもっと広がっていけばいいと、
    まだまだマイノリティーであるアジアン的には思うわけです。

  • もう四季には勘弁
    開演後すぐ行き、「そろそろキャストも変わっているだろう」と
    5ヶ月経っていったけど、全員同じキャスト。
    作品は良く出来ているのに、四季の悪さが、どんどん加速している、
    そんな印象を受けました。
    僕の行った回は、殆どが団体客と修学旅行生だったので
    「わーすごい」って喜んでいるので、素晴らしいのだと思います。
    四季の戦略は間違っていないのでしょう。
    しかし、年に何度も劇場へ行く観劇マニアな僕には
    どうも「四季臭さ」がプンプンして、勘弁してくれよって
    場面が多く、ゲンナリして、カーテンコールは参加を
    遠慮して帰りました。、
    「こうやれば、喜ぶでしょう!」って姿勢が丸見えなんですよ。
    歌い方一つとっても、
    NYの公演と比べ、垢抜けないというか自由度がないというか
    形式ばっているというか、計算が目に付いて
    作品から、どんどん距離を感じてしまう。
    もっと新鮮な気分で見れば、とても楽しめる作品ですが
    もう初々しい気分にはなれないので、それも無理。
    四季には勘弁、勘弁です。

  • スペクタクル!
    音楽・照明・セットの展開・・・
    さすが隙がありません。

    ものすごい。

    ネタバレBOX

    感動したかと聞かれると、うーんってちょっと答えに詰まる。
    登場人物のだれにも感情移入できなくて。
  • 観劇
    震えた。

  • 前と印象が違いました!!
     春に見た劇団四季「ウィキッド」があまりにも良かったのでもう一度見た。昨日はキャッツを見たので、二日続けて劇団四。そんなの初めてだ。見ていて、何か前回と違うなあ、ダメなんだよなあと思ってみていたのだけれど、家に帰って調べたら、ダメだと思った人は前回とキャストが違ってた。それも大幅。前のはベストキャストに近かったんだろうな。今日のはダメ。
     例えば、
    続きは http://palove.blog.shinobi.jp/

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