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劇団四季「
ウィキッド
」の観てきた!クチコミとコメント
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華崎(450)
満足度
★★★
ポスター柄や
プロモーションビデオでイメージしていた話と違いました…。
ネタバレBOX
友情のお話と思ってたんですが、グリンダのエルファバに対する友情を、ほとんど感じられなかった…。助けようとしてるようにも心配してるようにも見えなくて。
「喧嘩ばかりした」というのは基本に友情があって、でもときどき喧嘩になってしまったという状態を指す言葉だと思うけど、この二人の場合、単純に理解し合えてないだけのように(まだ友情にたどり着いてないだけのように)見える。
そんな私はダンスホールのシーンが一番好き。
フィエロが「気にしてないみたいだけど」と言ったとき、「気にしていない振りをしているだけよ」と言ってグリンダがエルファバに近づいていくところ。ものすごく感動的です。
その前の、ちょっととした行き違いから同部屋になってしまうところ、「あの子とだけは絶対に合わない」と二人で歌うところも楽しい。二人でオズの都へ行くところも。ただ、そこ以外の二人の関係性が、希薄なように思います。
エルファバは、ところどころではグリンダのことを想っている(というよりも必要としている)のは伝わってくるけれど、グリンダと同じ人を好きになったということに対して、自分がフィエロを得られるか、という観点でなく、フィエロを得ようとすることはグリンダがフィエロを得られないということだ、というグリンダを思う視点からの考えが、最初から全くないように思えるのも不思議です。遠慮しろとは思いませんが。
エルファバが最初に本を持って飛び出すとき、あれほど世界を変えると言っていたのに、具体的に何をしようとしたのかがほとんど語られない(「動物たちを助けてばかりとネッサローズが一言言うだけ)のは、書き込みが足りないのじゃないかと…。つまり、エルファバは強い意志を持ってオズ大王に反目したのだから、そこの部分をもっと描かないと、グリンダとの別れも響いてこないと思うんですよね。ドロシーもいつのまにかつかまえちゃってるし。
チラシに、“それぞれの選択に人生を賭けた”とありますが、グリンダは、あまり、“選び取っている”ように見えないというか、その場その場で上手くやってるだけに見えるというか…。信念が見えないというか、単に自分の欲を追及してるだけに見えるというか。
グリンダの魅力が描かれてないように思うんです。魔法の能力も全然なく、エルファバがいたからオズの都に来られただけ、うわべを飾るのが上手いだけというふうに見える。
でもキャスト表でエルファバより先に名前がきてるということは、やっぱり本来は、グリンダにも魅力があり、エルファバと並び立つ存在であるってことが意図されてると思うんですよね。それが表現されているとは思えなかった。
何より、やっぱり、一幕ラストのグリンダとエルファバの別れの描き方が、不十分なんじゃないかと…。
グリンダが、単純にエルファバを(自分の身を守るために)見捨てたように見えるんです。見捨てたのでないなら、グリンダがエルファバについていかなかった理由を明確に、見捨てたのならそのことに対するグリンダの思いを明確に、描かないと“それぞれの信じる道を選んだ”ことも描けないし、二人の友情も感じられないと思うんです。
エルファバの濱田さんは、歌も素敵だし、背が高く細身でキリッとしたところも好きでした。
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2008/09/04 00:40
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