千秋楽
渡辺美佐子さんのは知らないんです。できたら比べて観たいですね
当方 夜勤明けのためか 途中しんどくなりました
何故か、半ばで後ろのおぢさんから、おい!とどつかれまして(泣)
意味わかりません。何か不愉快な観劇態度だったのでしょうか
それにしては、そのご本人の落ち着きがないこと。かしゃかしゃ耳障りでしたが。
私の体調がいまひとつ、したがって★はつけません
満足度★★★★
駄目な役者・座長の生き様に見えた
一人芝居としてはかなり質の高い作品。
ただ、完全に好みの部分で引っ掛かり有り。
若干、煙草演出有り。
自分はそこまで気にしないですが、結構気にされるかたも多い様なので。
後ろの方の席で観ていたのでニセモノの可能性もありますが、それでもにおいは届いた様に思うし、咳き込んでいる人もいたからやはり本物かな。
満足度★★★
大衆演劇と母へのエレジー
一人芝居という形式に必然性を持たせた仕掛けのある戯曲で、母親や大衆演劇に対するエレジー的なものを感じさせる作品でした。
取り壊し直前の劇場で公演の初日を迎える大衆演劇の劇団の女座長の楽屋に、我が子ながら育てられずに養子に出し、その後スターとして有名になった息子が楽屋に訪ねて来ることから始まる物語で、楽屋での光景とこれから演じようとする演目が重なって現実と虚構の境目が曖昧になって行くのが印象的でした。
あたかもそこに人が居る様に話し掛けたり相槌を打ったりするタイプの一人芝居で違和感を覚えたのですが、実はその形式が物語と密接に関係していて、一人芝居であることの意味が判明する終盤がスリリングで且つ物悲しかったです。
「2、3回の稽古で覚えられないなら新劇に行け」という様な台詞や、歌舞伎やシェイクスピアで死に際に延々と長台詞があることを茶化したりするのが楽しかったです。
終盤になるまでは意味がはっきりしない効果音や美術効果の入れ方の加減が良かったです。第2幕での化粧の仕方は説明的過ぎる様に思いました(戯曲でそう指定されているのかもしれませんが)。
70分の間、本番前の支度をしながら淀みなく台詞を喋り続けた平淑恵さんの演技は素晴らしかったのですが、役の設定からすると可愛らし過ぎて、もっとドスが効いた感じでも良いと思いました。
満足度★★★★★
役者たったひとりなのに
大衆演劇の楽屋裏をベースにしながら、日本の演劇史やマスコミ、はたまた自らの身の上話が重なりあって、ものすごく濃い〜ステージ。