舞踊・バレエ

実演鑑賞

東京バレエ団

東京文化会館 大ホール(東京都)

2025/09/20 (土) ~ 2025/09/23 (火) 公演終了

休演日:9/22(月)

上演時間: 約1時間40分(休憩なし)を予定

公式サイト: https://www.nbs.or.jp/stages/2025/m/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
三島由紀夫がバレエになった
巨匠ベジャールが深い感嘆をもって描き出したMishimaの世界

Photo: Kiyonori Hasegawa
戦後日本を代表する作家、三島由紀夫の人生とその作品が、20世紀バレエ界の巨匠モーリス・ベジャールの演出振付によってバレエになった。ベジャールは...

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公演詳細

期間 2025/09/20 (土) ~ 2025/09/23 (火)
劇場 東京文化会館 大ホール
出演 柄本弾、宮川新大、生方隆之介、池本祥真、樋口祐輝、大塚卓、上野水香、伝田陽美、金子仁美、長谷川琴音、伝田陽美、榊優美枝、沖香菜子、三雲友里加、政本絵美、二瓶加奈子
演出
振付 モーリス・ベジャール
料金(1枚あたり) 3,000円 ~ 15,000円
【発売日】
S席15,000円
A席12,000円
B席9,000円
C席7,000円
D席5,000円
E席3,000円
公式/劇場サイト

https://www.nbs.or.jp/stages/2025/m/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル 9/20(土)14:00
9/21(日)14:00
9/23(火祝)13:00
説明 三島由紀夫がバレエになった
巨匠ベジャールが深い感嘆をもって描き出したMishimaの世界

Photo: Kiyonori Hasegawa
戦後日本を代表する作家、三島由紀夫の人生とその作品が、20世紀バレエ界の巨匠モーリス・ベジャールの演出振付によってバレエになった。ベジャールは1986年東京バレエ団のために歌舞伎の仮名手本忠臣蔵をバレエ化した「ザ・カブキ」を創り、バレエの世界を超えて世間の耳目を集めた。続いて1993年には三島由紀夫という破天荒なテーマに挑み、東京バレエ団のために「M」を創った。「M」はMishimaの頭文字であるとともに、海(Mer)、変容(Metamorphose)、死(Mort)、神秘(Mystere)、神話(Mythologie)といった三島の人生の表象でもある。ベジャールの傑作の一つ「バレエ・フォー・ライフ」は、いずれも45歳で夭折したQUEENのフレディ・マーキュリーとベジャールの愛弟子ジョルジュ・ドンに捧げられているが、「M」はベジャールよりも2歳年上で、同じく45歳で自裁した三島に献じられている。本作には「潮騒」や「金閣寺」、「鏡子の家」「鹿鳴館」、「午後の曳航」の三島の代表作のイメージが次々に現れるから、三島文学のファンも必見だ。

本作は日本国内のみならず、海外でもパリ・オペラ座やミラノ・スカラ座、ベルリン・ドイツ・オペラなどヨーロッパの名立たる劇場で上演され喝采を浴びてきた。このような独創的な作品が創れるのは、ベジャールをおいて他にいない。三島由紀夫生誕100年は昭和100年でもある。そして、ベジャールも2027年の生誕100年に向けて世界各地で再評価の動きが盛んだ。

「M」の初演を観た文芸評論家の故奥野健男は、「ぼくはホール全体に三島由紀夫の魂がいきいきと蘇るのを、この目で、この耳で確かめた」と評した。生誕100年を機に5年ぶりに再演する今回の「M」によって、現代の観客にも三島の魂にふれてもらいたい。昭和の熱気を感じてほしい。三島はベジャールの「M」に乗って還ってくる。
その他注意事項
スタッフ

[情報提供] 2025/07/08 19:05 by CoRich案内人

[最終更新] 2025/07/08 19:15 by CoRich案内人

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