ふじのくに⇄せかい演劇祭2013
ふじのくに⇄せかい演劇祭2013
実演鑑賞
静岡芸術劇場(静岡県)
2013/06/29 (土) ~ 2013/06/30 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.spac.or.jp/f13radio.html
期間 | 2013/06/29 (土) ~ 2013/06/30 (日) |
---|---|
劇場 | 静岡芸術劇場 |
出演 | アファザリ・デワエレ、セバスティアン・フーコー、エステル・マリオン、ナンシー・ンクシ、ディオジェーヌ・ンタリンドワ(アトム) |
脚本 | ミロ・ラウ |
演出 | ミロ・ラウ |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 4,000円 【発売日】 一般大人:4,000円/大学生・専門学校生2,000円/高校生以下1,000円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 6/29(土)、30(日)13時30分開演 |
説明 | 軽妙なポップ・ミュージックの中に織り込まれた「悪意」 「憎しみのラジオ」が撒き散らす死のプロパガンダ――。 1994年、ハビャリマナ大統領の暗殺を皮切りに未曾有の惨事「ルワンダ虐殺」が始まる。100日間で犠牲になった「ツチ族」の数は50万とも、100万とも言われる。この凄惨な大虐殺の一翼を担ったとされるのが、ミルコリンズ自由放送(RTLM)というラジオ局であった。ミロ・ラウはこのラジオ局のメインパーソナリティであったヴァレリーやカンタノ、現在は戦犯として収監されている関係者たちにインタビューを行い、ラジオ局の内部を詳細に再現した。「その時」ルワンダで最も人気のラジオ局で、いったい何が起きていたのか。 冷戦終結後最大のジェノサイドと言われる「ルワンダ虐殺」 その裏には国民的な「声」を持つパーソナリティたちがいた。 隣人を襲う人々の手にはラジオが握られていたという。DJは「ツチ族」との友好を否定し、「フツ族」の団結を歌った、シモン・ビキンディの『こんなフツ族は嫌だ』を流し、女性パーソナリティのヴァレリーが「ツチ女性」へのレイプを示唆した後は、ニルヴァーナの『Rape me』を流す。ベルギー人ジョルジュの伝える国際ニュースにはウィットと悪意のある“民族ジョーク”が混じり、カンタノは11歳のリスナーとの電話のやり取りで隣人を狩ることを鼓舞する。彼らを演じるのは、主にルワンダ出身の俳優たちである。 ※現在のルワンダ政府は、「ツチ族」「フツ族」という民族の区分は植民地支配の産物であるとしている。 |
その他注意事項 | ◎終演後にミロ・ラウ(脚本・演出)と宮城聰によるアーティスト・トークを行います。 |
スタッフ | ドラマトゥルギー、コンセプチュアル・マネジメント:イェンス・ディートリッヒ 舞台美術・衣裳デザイン:アントン・ルーカス 映像:マルセル・ベーハティガー 音響デザイン:イェンス・バウディッシュ 製作:インターナショナル・インスティテュート・オブ・ポリティカル・マーダー(IIPM) プロダクション・マネージメント:ミレナ・キプフミュラー 広報:イヴェン・アウグスティン 科学協力:エヴァ=マリア・バーチー 音響デザイン協力:ペーター・ゲーラー コーポレート・デザイン:ニナ・ウォルターズ 学術アドバイス:マリー=ソレイユ・フルール、アスンプタ・ムギナレーザ、シモーネ・シュリントヴァイン |
「憎しみのラジオ」が撒き散らす死のプロパガンダ――。
1994年、ハビャリマナ大統領の暗殺を皮切りに未曾有の惨事「ルワンダ虐殺」が始まる。100日間で犠牲になった「ツチ族」の数は50万とも、100万とも言われる。この凄惨な大虐殺の一翼を...
もっと読む