劇場 静岡芸術劇場

　静岡芸術劇場は、舞台と観客席が同じ広さを有する舞台芸術のための専門施設です。舞台と400の客席は一体となり、理想の劇場空間になっています。現代技術の粋をこらした静岡県舞台芸術センターの専用施設です。


　東静岡駅前にあるグランシップ。巨大な船の容をした建物の先端部分が静岡芸術劇場です。 客席正面にあがる階段の手前には、SPAC劇団のレパートリー作品の舞台写真などが並び、お客様を迎えます。吹き抜けの窓からは富士山を望むことができます。

　レンガの石壁が、深紅の客席と闇深い舞台を囲み、贅沢な雰囲気を持つ落ち着いた劇場空間です。プロセニアムを持たない馬蹄形の空間に、舞台と客席がちょうど半分ずつ位置をしめ、客席と舞台の距離がたいへん近い劇場です。

　明るい陽がさすホワイエは、開演前や幕間の休憩のひと時をゆっくりと過ごす空間です。
　リハーサル室、衣装制作室が建物の最上階にあり、舞台芸術の創造、発表のための施設を完備しています。