Voice Training 2025 公演情報 Voice Training 2025」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-11件 / 11件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    劇団初見。いや~期待以上の面白さ。きちんとした作品作りですね。色んなコミュニケーション不全のエピソードが出てきて、身につまされました。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    生徒の一人になったつもりで聞き入ってしまいました。説得力のある劇でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    話し方教室という日常を通して主人公達が自分でも気が付かなかった本当に伝えたい事に辿り着き、伝えるべき人に伝えられるようになる未来が視えました。役者陣の演技は練れていて最高です。また、東京に来てください。

    ネタバレBOX

    高橋さんと南口さんのフリートークに親しみを持ちました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    前から気になっていた劇団の東京初公演千穐楽。説明文にあった内容から自分が勝手に想像していた展開とは違って、こう行くのかとか、極力説明を省いたりするところも含め、面白いなあと思いながら観ていた。しかし伊丹のアイホールが閉館するとは残念。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    面白い、お薦め。
    冒頭は確かに 説明にある「話し方教室」だが、しだいに人間関係 コミュニケーションの機微を描いた市民劇へ。教室に通っている4人の受講生の性格、職業や受講するキッカケが妙。そして後任講師としてやってきた女性の背景にある問題を相照らすような展開が、それぞれの立場をこえて学んでいくようだ。

    単に 話し方のテクニックという表層的なことから、話す=言葉の持つ意味や 使い方で その場の雰囲気が変わる。そこに本音と建前の使い分け、生き方のようなものが浮かび上がる。この公演、すべてを明らかにするのではなく、人物の背景等を見え隠れさせ興味を惹き、そして想像させるという巧さ。そこに演劇の余白のようなものを感じる。また演出が丁寧で、自分がその場にいるような臨場感がある。
    (上演時間2時間) 追記予定

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    面白かったです。
    自分自身もセミナーに参加してる錯覚に陥り、先生の話は勿論、生徒の話に妙に納得したり考えさせられました。
    役者さん達は、個性豊かな登場人物を好演していて、個人的には看護師を演じた得田晃子さんが印象的でした。
    良い舞台でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    楽しかったです、色々考えさせられました。別テーマで続編はどうだろうか。

  • 実演鑑賞

    面白かったです。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    主宰の高橋恵さんの挨拶から力があった。作品を観ると本物の脚本を書こうとしているのがよく伝わる。目指しているものは人間の救済の可能性、その具体策と考え方のヒント。とにかく観終わった後に観客に何かを持ち帰って貰おうとの強い願い。カルチャースクールを体験受講したような感覚。トーマス・マンが教養小説なら、教養演劇か。そしてそれをドラマとしてさらりと成立させる貫禄。
    主演の丹下真寿美さんが凄腕、これぞプロ。発声練習の時の表情が最高。

    全10回の話し方教室講座。5回を終えたところで講師が体調不良で降板。担当(山下真実さん)はピンチヒッターとして実の姉(丹下真寿美さん)に依頼。離れて暮らす姉はラジオのパーソナリティ(司会進行)をやっていた。
    受講者は4名。ロリィタファッションのZ世代、礼儀知らずのSHOP店員、野矢アヤノさん。浄土真宗の住職の娘と結婚し入り婿となったガタイの良い坪坂和則氏、話下手で声が大きい。職場のコールセンターで昇進が決まり、プレッシャーが掛かる木山梨菜さん。終末期医療(ターミナルケア)のある病院で緩和ケア病棟で働く看護師、得田晃子さん。引っ込み思案で声が小さい。皆それぞれ悩みを抱えてこの講座までやって来ている。果たして丹下真寿美さんは無事役目を果たせるのだろうか?

    非常に考えさせられた。他の作品も気になる。
    是非観に行って頂きたい。

    ネタバレBOX

    voice trainingというよりも、 public speaking class(話し方講座)みたいな授業。

    得田晃子さんは凄い。演技とは思えずその辺の人をただ連れて来た感じ。実は物語の核を握る。
    野矢アヤノさんも演技なのか?地としか見えない。
    坪坂和則氏はアルコ&ピースの平子っぽくスター性がある。
    理事の早川丈二氏は若き麻生太郎っぽい。喋り方や口の挟み方など。

    勿体無いのは長過ぎる。構成が単調で後半から中弛み。もう少しエピソードの配置を練れば格段に良くなると思った。受講者の成長と観客の意識をリンクさせていくことで精神的に解放されていく作品。話の終わらせ方は見事。

    凄く残った台詞に「誰の答もどこかしら間違っている」。正解を選ぶのではなく、取り敢えずの間に合わせの答で対処しながら考え続けていく。ずっと考え続けること。正しいとの結論が出ていない状況でする行為は演技になるのかも知れない。ただ演技とは嘘をつくことではなく、現在進行形の答の為の潤滑剤である。『自分も含めて皆どこかしら間違っている』、この考え方は思考をとても柔軟に自由にしてくれる。何処かに圧倒的に正しい答があるわけじゃない。

    「演技」に関しての議論については森田療法の「目的本位」を重ねた。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    話し方講座も、講師の実家のいざこざも、解決策が“演じる”で、ちょっと怪しいセミナーみたいね。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    うむ。納得の二時間。面白いし(ストーリーが)、聴かせる(台詞が)。「トレーニング」とタイトルにあるその意味は実はそのままの意味であるのだが、物語の縦軸にこれを据え、講師として登場する彼女の「物語」も想像させながら、トレーニングが展開する様が美味しく、見所である。
    今井上ひさしの文章講座(的読み物)の一節を思い出しているが、「その人にしか書けない言葉というものがある」・・その無二の台詞が、この芝居の中に見出せる。
    小劇場エンタメ系の多い関西(と知見もなく言うのも憚られるが)には珍しい、思想性の高い芝居。

    ネタバレBOX

    「話し方講座」的な10回コースの文化プログラムの講師が、5回を終えた時点で辞退となり、運営する会社に勤める大迫(妹)が、ラジオパーソナリティの経験もあるプロである姉に、ピンチヒッターを頼んだらしく、その初日を迎えている。
    講師役はある苦労の種を抱えているらしいのだが(その中身は終盤明かされるが)、その横軸のドラマは脇へ置かれて成立する「講座」の時間がある。姉役がまさにパーソナリティをやっていそうな口跡と滑舌の良さ、耳心地の良い通る声を存分に発揮する。
    そして彼女のプロ性はそうした声や「語ること」に繋がる技術に留まらず、四名の受講者それぞれに何かを渡して行く。ネタバレはまたいずれ。

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