傷は浅いぞ 公演情報 傷は浅いぞ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-12件 / 12件中
  • GOOD・・・かな?
    リバイバル?ということで、
    大いに気になっていた劇団だったので
    岡山までわざわざ観賞して参りました。

    単刀直入に言うと、
    好きでもあり苦手でもある芝居でした。

    ネタバレBOX

    汚い話が嫌いなので、Gブリのフレーズが出てきただけで
    退場しそうになりました。

    ストーリーの流れは、
    ファンタジーのような現代劇のような・・・
    色々入り混じってついていくのにおぼつく部分もありました。

    こういった芝居を観たのは初めてだったのですが、
    総合的にはまた観たい劇団のひとつになったと思います。

    役者陣は相当練習したんだと感じました。
  • 満足度★★★★★

    少人数芝居の方が好み
    もうハチャメチャな展開にあのパフォーマンス性。
    今回の作品、最高でした!!
    以前に大人数のカオスな芝居を観て苦手意識があったのですが、
    これを観て柿喰う客の芝居に俄然興味が出ました。

  • 満足度★★★★★

    まるで
    怒涛のように迫りくる台風のような作品。

    ネタバレBOX

    とにかく全編通して笑い、圧倒されつくした。

    柿喰う客を知ったのが昨年(2011年)からなので、
    それより前の作品を新たに生で観れるのは嬉しい。

    主人公アユミの突っ走り感がただただ見事な深谷由梨香。

    周囲に翻弄されてもなお
    身体能力の高さと言葉巧みさでついて来る永島敬三。

    徹底的なダークさを出して
    物語の過酷さを体現する葉丸あすか。

    相変わらずの怪しく不思議な感じで
    一瞬で空気を一変させる大村わたる。

    テンポの良さ、笑いの応酬、
    傾いた円盤上のステージを駆け巡る
    圧巻の舞台だった。
  • 満足度★★★

    11/11
    「無差別」以来の柿喰う客。2007年の作品の再演。東京タワーにああいう劇場的なスペースがあるんだな。初めて知った。

    うん、面白かった。柿喰う客という劇団の存在を知ったのは2008年の「俺を縛れ!」の時なので、それよりも前の作品を再演で観させてもらえるというのは嬉しい限りだ。

    話の設定自体は雑なのだけれど、アイドルとテレビ業界の「汚れ」部分を、針を振り切った方向で畳み掛けてくる。2007年当時の劇団のエネルギーと方向性を感じる事ができた。あとはやはり音ゲー的なテンポ。「学芸会レーベル」の時の感動を思い出した。水槽の脳的な終わり方も、5年前の中屋敷法仁さんの思考錯誤が表れていていろいろと考えさせられた。

    深谷由梨香さんの汚れアイドルは完璧だなあ。真っ直ぐしか見ていないイタさ。技も策も無く、力だけでなぎ倒していくイタさを極限まで表現できるのは、やはり深谷さん。

    永島敬三さん、うまくなっているなあ。まだ演出に頼っている感じもあるけれど、素で持っている感性と反応の良さが更に表に出てくる様になったら、ナイロン100℃の大倉孝二さんみたいに化けるかもしれない。期待。

  • 満足度★★★★

    タワータワー♪
    アイドルものといえばテレビ東京、テレビ東京といえば東京タワー、そんな意図がありそうな会場選択。

    ネタバレBOX

    ある意味、ゾンビものだなあ。
  • 満足度★★★★★

    圧巻(笑)
    暴風の如くノンストップで、台詞と小ネタと身体表現の嵐。設定はかなり酷いのに爆笑してしまった(笑) 深谷嬢の絶対的な演技と柿の若手3人も遜色ないほど堂々と渡り合ってた。素晴らしいエンタメでしたが、ラストの始末の付け方が、、、、(笑)

  • 満足度★★★★★

    柿を岡山で観られる幸せ。
    同じ芝居なのに東京タワーとでは全然テイストが違う。それでいてどちらもたまらなく面白い。岡山公演では、深谷由梨香が素晴らしいのは当たり前として大村わたるの個性が光った。

  • 満足度★★★★★

    文句なし!
    初めて柿喰う客を観たのは女性版の「露出狂」。あまりの面白さに鳥肌が立つくらいゾクゾクしてすぐに柿喰う客の虜に。
    その後、ほとんど全ての作品を見ているが、初めて柿を観たときの感覚を久々に味わった気がする。セリフ回しの面白さ、展開の奇抜さ&早さ、そして役者の身体能力の抜群さ・・・文句のつけようなく素晴らしかった!

  • 満足度★★★★

    もの凄い勢い
    80分間、休みなく楽しませてもらいました。
    常に力は言ってる感じです、役者さんたちの体力の敬服します。
    アユミ役の深谷さんは出番多いから疲れそうなのもの
    役柄同様に、軽々と傾斜舞台を縦横無人に飛んで跳ねて
    振りまわして、もうヒュンヒュンヒュンヒュン、鎖鎌トークが妙に
    成立してしまう「ごきげんよう」みたいなヌルさのない終盤。
    時々脱力出来る笑もあって、充実した観劇時間でした。
    ラストは今の中屋敷さんだと少し変えたい所かもしれませんねぇ
    深谷さん=アユミがキュートに見えます。

  • 満足度★★★★★

    まさに名作!
    5年ぶりの再演だが、大きくパワーアップしている。
    中屋敷法仁のみずみずしい感受性と、演劇的野心が見事に調和して、柿喰う客にしか出来ない作品になっている。

    深谷由梨香フアンは必見だ。

  • 満足度★★★★★

    観にいってよかった
    声の演出が素晴らしくて感動。速いテンポで隙間のない展開なのに耳触りがいい。調和と不調和がコントロールされていて舞台の世界に引き込まれた。何もない円形八百屋舞台でいろんなものが見えた。

  • 満足度★★★★★

    傷だらけのアイドル
    面白い。

    ネタバレBOX

    Mステで鼻血を放った矢衾愛弓(深谷由梨香)は、アイドルクラッシャーな番組「電波ガールズ」に出演することになる。ゴキブリ最中を喰おうと、4mの穴に落ちようとも、スーパーアイドルの矢衾は、番組Pの太刀花(葉丸あすか)の悪意をものともしない。そして、刃物がたっぷり仕込まれたサスケに挑み、自身の傷ズを見せつける。それは、矢衾がレイプ&殺人未遂の被害にあった際のものだった…。

    父のスキャンダルからアイドルを引退せざるを得なかった、元アイドル太刀花や、その元マネージャーで現・矢衾のジャーマネである官兵衛(永島敬三)、その太刀花の番組で死んだ、官兵衛の彼女でC級アイドルなど、人物のバックも富んでて見ごたえある。
    話自体は、矢衾と太刀花の鎖鎌対決で矢衾が勝ち、太刀花と和解(&太刀花の死)ってなるが、突如、矢衾がC級アイドルということになり、(レイプ犯を殺した件で)連れて行かれるという展開。
    矢衾というスーパーアイドルは、C級アイドルが作り上げた幻想なのかハッキリしないが、まさに「アイドル」ということか。

    「いい加減じゃなきゃやってられない」?ってMAXのミーナも言ってたとか、ニヤっとする笑いとか、妙ちくりんなアクションやしゃべり、怪しげな照明やコミカルな効果音を、80分の舞台に放り込んだ快作。
    キチガイアイドルを演じた深谷の破天荒さが素敵。服装はアイドルだけど、中身はソルジャーだなと。あと、葉丸あすかもいい演技だった。コミカル以外の演技もなかなかいい。

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