実演鑑賞
STスポット(神奈川県)
2012/09/23 (日) ~ 2012/09/30 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://shukou.org
期間 | 2012/09/23 (日) ~ 2012/09/30 (日) |
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劇場 | STスポット |
出演 | 小栗剛(キコqui-co.)、大川翔子(劇団競泳水着)、百花亜希(DULL-COLOREDPOP)、芝博文、戸谷絵里 |
脚本 | オノマリコ |
演出 | オノマリコ |
料金(1枚あたり) |
1,500円 ~ 2,800円 【発売日】2012/08/01 一般 2800円 U-18 1,500円(18歳以下のお客様) U-25 2,300円(25歳以下のお客様) プレビュー公演[9月23日13:00]一般 2,300円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | ○稽古ブログ更新中→http://shukoushuko.blog48.fc2.com/ ○9/23 18:00の回は終演後にシャンパンサービスと、小栗剛&武井翔子によるライブ演奏を予定しております。どうぞお気軽にご参加ください。 中原中也。自称「生まれついての詩人」。 女を想って詩を書き、光を見ては詩を書き、死んだ子どもを想って詩を書いた。 30歳にしてこの世を去った詩人の生涯を描く。 --- はじめて詩を読んだのはいつだったか、おぼえていません。 ただはじめて「詩」を感じたときのことはおぼえています。 高校の現代文の授業中。 授業がつまらなくて、ぺらぺらと他のページをひろげては読んでひろげては読んでを繰り返していたとき。 「ひとつのメルヘン」 秋の夜は、はるかの彼方に、 小石ばかりの、河原があって、 それに陽は、さらさらと さらさらと射しているのでありました。 陽といっても、まるで珪石か何かのようで、 非常な個体の粉末のようで、 さればこそ、さらさらと かすかな音を立ててもいるのでした。 さて小石の上に、今しも一つの蝶がとまり、 淡い、それでいてくっきりとした 影を落としているのでした。 やがてその蝶がみえなくなると、いつのまにか、 今迄流れてもいなかった川床に、水は さらさらと、さらさらと流れているのでありました…… よくわかりませんでした。なんのことを言っているのかわかりませんでした。 ただ、身体をとおりすぎていくなにかはありました。「さらさらと、さらさらと」。感動っぽいものがありました。 「これが詩情ってやつなのかな」と、そのとき私は思いました。 ポエジーってやつなのかな、と。 教科書には、詩の最後に作者の写真がありました。 この詩の作者は「中原中也」という子どものような顔をした青年でした。 「かわいい」と思いました。顔がです。 それから彼のことはわすれていません。 詩情を教えてくれた人。言葉によって芽生える何か。 彼について、論じます。 2012/06/27 オノマリコ |
その他注意事項 | ※受付開始は開演時間の40分前、会場オープンは開演時間の20分前です。 |
スタッフ | 演出補佐 田中圭介 照明 南香織 中佐真梨香 音響 杉山碧 東野奈緒 衣裳 富永美夏 フライヤー FRAN いろいろ(美術) 佐々木啓成 演出助手 東こず枝 制作協力 佐瀬成美 大森晴香(時間堂) 浅見絵梨子 協力 zacco アトラプト・カンパニー DULL-COLORED POP キコqui-co. 劇団競泳水着 時間堂 |
チケット取扱い
この公演に携わっているメンバー7
○9/23 18:00の回は終演後にシャンパンサービスと、小栗剛&武井翔子によるライブ演奏を予定しております。どうぞお気軽にご参加ください。
中原中也。自称「生まれついての詩人」。
女を想って詩...
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