【舞台版】絶体絶命都市  ー世界の終わりとボーイミーツガールー 公演情報 【舞台版】絶体絶命都市 ー世界の終わりとボーイミーツガールー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
21-26件 / 26件中
  • 満足度★★★

    ☆チーム
    原作というかゲームをしらないからかもしれないが、話が見えづらかった。
    かつ、ちょっと話としては、メッセージが弱い気がした。

    ただ、役者さんの芝居はとても魅力的で、それを追いかけているだけで楽しめる。結構「遊び」をいっぱい入れているのがいい。

  • 満足度★★★

    泣いた、けど・・・。
    劇団エリザベス初見、原作ゲーム知識ゼロ、で観ました。が、目の前で演じられているシーンがいつ・どこでのものかが把握できない状態が多く、また、地震による世界の終わりという設定なのに、臨場感と緊張感が全く感じられなかったのが残念。一昨年の大震災時に絶望と希望の日々を過ごした身としては、絵空事のように思える演出では受け入れることが難しいです(ゲームの舞台化だからだとは思いますが)。そんな中でも、安田友加ちゃんの絶望を希望に繋げる儚い演技と、それを全力で受けとめて伝える須山造くんの繊細な演技は素晴らしかったです。クライマックス、泣いちゃいました。

    ネタバレBOX

    原作ファンに舞台の面白さを伝えることも創る側の役目だったと思いますが、観劇層でない人が演劇に興味を持つことができたかなと考えると、それはかなり心残り。

    また、七味さん今村さんといった実力のある役者さん達の力で舞台が華やいだものの、演出の力が役者さんに及んでいないのがありありと分かってしまって、他の役者さんたちとのシーンのバランス感が良くなかったのも残念。

    友加ちゃんの魅力が無かったら多分泣けなかったと思うのですが、Wキャストの長谷さんにはfictionsの客演でかなりときめかせていただいたので、彼女が真逆の演出で演じているというバージョン、彼女の演技と須山くんの演技の違いを観てみたい、と思いつつももう行ける日が無く無念。
  • 満足度★★★


    ピンとこない。元ネタのゲームは知らない。90分。

    ネタバレBOX

    意味不明(地震は頻発してたけど)に終焉を迎えてそうなとある都市。引きこもりな19歳の僕(須山造)は春(長谷美希)と出会い、高校を目指す…。

    話自体は、「エキドナ」という物質が原因で世界が終わりそうなので、それを春が身を呈して葬り、僕が叫ぶ中雪のような桜が舞い落ちる…というもの。「人と人は繋がってないとイケナイ」的なセリフもあったり、ボーイミーツガールなとこもあったり、多くの人物がそこかしこでつながったりと、そこにテーマがあるんだろうなとも思ったけども、どうも作品道中の引っかかりが掴めなかった。

    細かな振りとかしゃべりとかの演出的な部分は気にならないけども、ちょっと幼い空気がピンと来なかったのかもしれない。かわいいといえばかわいいのだけど、軽い気がした。

    黒服役の今村のネタは笑った。
  • 満足度★★★★

    初回観劇
    ひび割れた大地を思わせる四角い台と椅子4脚
    災害の中、出会い絡まる人と人とのつながりの謎
    そして引きこもり主人公と謎の少女が出会う淡い恋。
    意識の世界から現実の世界に時間を戻しながら
    バラバラな登場人物が最後にはちゃんと収束して
    初めてみた「メルト」のように、内気な少年の恋もしっかり描かれてました。
    3回しか見てないケド、この劇団らしい演出もちゃんと入ってます。
    ゲームは知りませんが、原作というか設定が好きな人には○
    主人公「僕」が叫ぶ先には必ず「彼女」が居ます。
    *見に行く方は、僕の慟哭の先にある相手の存在を確認して欲しいです。
                          ・
    丁度、七味さんの回だったので存在感にもっていかれましたが
    「私」こと遠藤さんの妹の存在ってか演出が良いアクセントでしたよ。
    ストレートっぽい感じも意外といけますね。(ブログTBは明日へ)

  • 満足度★★★★

    。「【舞台版】絶体絶命都市 ー世界の終わりとボーイミーツガールー」観ました
     名古屋・G/pitフェスのトップバッター。原作ゲームは、第一作が出たときに今は亡きゲーム誌「ユーゲー」で読んだだけの知識しかありません…。
     役者は皆それぞれの良さを活かして魅力的。特に主役の少年「僕」と大人の男「ライター」が好対照の魅力。
     この題材やテーマで、オシャレな演出は疑問。綺麗な照明やダンスは必要かな?。「あのセット」の照明は、たぶん一回だけでも充分印象に残る。もっとガレキな世界観がほしい。
     照明・音響による世界・空気づくりや、原作の設定・ことばに頼らないストーリーテーリングがもっと巧くできれば…(どこか頼っているようなぎこちなさ)
     荒い所はあるけど、若い作り手が自分の内に抱えた何かを伝えようと熱量を注いた舞台。

  • 満足度★★★★★

    才能のきらめく瞬間が観られる。
    まだ発展途上の劇団だが、作・演出もキャストもスタッフも将来性のあるメンバーが揃っている。

    粗削りな中にそれぞれが光り輝く瞬間があり、それらを切り取るのがkr.Arryはうまい。観終わった瞬間に、何か気になり、しばらくするとまた観たくなるという不思議な作品。

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