梅ヶ丘BOX提携公演 アトリエの会
梅ヶ丘BOX提携公演 アトリエの会
梅ヶ丘BOX提携公演 アトリエの会
実演鑑賞
梅ヶ丘BOX(東京都)
2012/03/07 (水) ~ 2012/03/13 (火) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://promstage.com/
期間 | 2012/03/07 (水) ~ 2012/03/13 (火) |
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劇場 | 梅ヶ丘BOX |
出演 | 小林達雄、甲津拓平(流山児★事務所)、リアルマッスル泉、小杉美香(劇団チャリT企画)、中農康佑、小山貴司、横澤有紀、柳沼大地、門久由賀里 |
脚本 | 丸尾聡 |
演出 | 丸尾聡 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 4,000円 【発売日】2012/01/15 ■前売り/予約 一般:3,500円 学割:2,500円(専門学校生/大学生/演劇関連養成所所属生) ■当日 一律:4,000円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | <ラーメン屋の話> わたしの生まれ故郷は、「いま最もラーメンが熱い地」と言われているようだ。そのことを知ってから一度帰省したとき、何軒かの店に行ってみた。 驚いた。名産品を使った町おこしのラーメンではない。新しい味が様々な形で模索されていると言えばいいのか。 長い間、麺といえば蕎麦であった彼の地の「ラーメンブーム」は、単なる流行ではない熱気をはらんでいるように思えた。以前は醤油をお湯で薄めたようなラーメンしかなかったのにと思うのは、知らないうちに故郷が変わったことを、どこかで訝しむ傍観者の感慨。 けれど、”ニューウェーブ系”のスープを口にしながら、「人がそこで何かを営んでいる」感じを強く持ったものだ。 しばらくして、11時に新規開店し、その日の津波に飲まれたラーメン屋さんの話しを聞いた。彼の地ではない、あの地である。誤解を恐れずに言えば、どこか現実感がなかった震災が、自分の中でくっきりとした気がした。 幸い店主は高台に逃れて無事だったという。その後別の場所で店を開いたそうだ。 さて、では再び店を開くことがかなわなかったラーメン屋はどうなるのだろう。 故郷に戻れない人々、戻った人々。例えば25年後のあの地。どうしようもなく、あるいは面白おかしく犯罪を繰り返すギャング団が跋扈する話。生きるためにその地を目指した若いふたりが、現実とその向こうの間で小さな命を授かる話。 様々なイメージが巡るのは、この「物語」が現在も進行中だからだ。 1年振りの劇団の舞台となる。芝居は芝居だと受けとめるまでに、ずいぶんと時間がかかった。躊躇し嘆き、怖れ畏れて、芝居もまた営みであることを思った。 3月11日は、昨年も今年も公演中だ。 丸尾聡 【タイムスケジュール】 3月7日(水) ― 19:30~ 3月8日(木) ― 19:30~ 3月9日(金) ― 19:30~ 3月10日(土)― 14:00~ 18:00~ 3月11日(日)― 14:00~☆ 18:00~ 3月12日(月)― 19:30~ 3月13日(火)― 14:00~ |
その他注意事項 | ☆3月11日マチネ終了後、アフタートークあり。 ○大学生/専門学校生/演劇関連養成所所属生、及び高校生のチケットにつきましては、当日受付にて学生証などの呈示をお願い致します。 ○開場は開演の30分前、受付開始は開場の30分前です。 ○前売券をお持ちのお客様も、開演後にはご入場いただけない場合がございます。 ○10歳以下のお客様はご来場をご遠慮ください。 |
スタッフ | 【舞台美術】力童幻馬 【照明】 田向澄男 【音響】 鶴岡泰三 【舞台監督】上條拓也 【演出助手】モスクワカヌ 【宣伝美術】杉崎壮一 【フライヤーイラスト】杉崎麻弥 【カンパニースタッフ】平沼寧・小澤浩明 【企画/制作】オフィスプロジェクトM 【協力】流山児★事務所 チャリT企画 水天宮ピット |
わたしの生まれ故郷は、「いま最もラーメンが熱い地」と言われているようだ。そのことを知ってから一度帰省したとき、何軒かの店に行ってみた。
驚いた。名産品を使った町おこしのラーメンではない。新しい味が様々な形で模索されていると言えばいいのか。
長い間、麺といえば蕎麦...
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