実演鑑賞
満足度★★★★★
楽しかった!楽しくて、ぽかぽかして、幸せ。
いろんなことやってみたぜ、こんなキャラもいるぜ、の欲張りセット。
確かに今までの殺陣!殺陣!殺陣!と違うことも沢山あるけど、もちろんバトルシーンは壱劇屋東京支部らしい迫力と多彩さがあり、時間の経過や情景の表現、やさしさと、きびしさ、そういう関係性〜!アツいぜ!の「いつもどおりさ」も味わえた。
清濁抱き合わせ、愚鈍さも、クレバーさも、全部ひっくるめて、頑張れと、キャラクターに対してだけでなく、そのキャラクターが生きる世界よ、頑張れと、思わず祈ってしまう。祈ると同時に、私たちも頑張りたいなと、勇気をもらえるような。
説教臭くない、いやらしさがない、誰かがまっすぐに頑張っている姿を見て、奮起させられる。
大好きなABCホールでまた竹村作品が観られるうれしさもあり、作品の心に染み入り具合もあり、思わぬ涙があふれてきた。
また大阪にも来てもらえるように、応援し続けたいです。
実演鑑賞
満足度★★★★
夏休みこども劇場!
童心にかえって舞台上でかけまわるキャラクター達を応援しながら鑑賞していました。
ほっこりしつつ、竹村さん作品的しんどさも含みつつ、心にじんわりくるお話でした。
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/08/31 (木) 19:00
すっっっっっごかった!!!!!
いろんな優しさと、いろんな強さがあって、みんなが大切なもののために戦ってて、あったかかったり痛かったり苦しかったり悲しかったり愛しかったり、最後にはみんな(若干1名を除く)が笑顔で前を向いて明日へ向かって歩いて行ける、竹村さんらしい素敵なお話だった。「みんなで仲良くしたい」とか「助け合う」とか「みんなで意見を出し合って話し合う」とか、きっとそれは理想だけど難しくて現実的ではないんだと思う。いまのこの世界でそれができたらどれだけいいだろう。でも無理で、無理だからこそ、舞台の上でだけは、物語の中くらいは理想を理想のまま言葉にしてあの世界で出来る限り実現してくれて嬉しかった。みーんな甘ちゃんだけど、それが良かった。竹村さんの作品は、キャラクターひとりひとりがみんな竹村さんで、そこがとっても好き。厳しくて優しくてあったかい。キマイラとドンのすれ違いも、ドンとジョ↗ジョ↘のすれ違いも、たまらんかった。
実演鑑賞
満足度★★★★
あまり観ない系統の舞台だけど、難しいことを考えずに純粋にエンタメを楽しんだ。
たぬき、かわいい!
イモムシ、優しい!
ゆきお、カッコいい!
実演鑑賞
満足度★★★
ランタイムはたぶん2時間40分弱って感じなんではないだろうか?
時間だけ聞くと長いんですが、体感時間はそんなに時間経ってたの?って感じかもしれない
そのわりには情報量は凄かったりするんで、矛盾もしてたりするんですけどね
心地よい疲れ
第一印象はそんな感じなのかもしれない
そしていいもの見たなって感覚
やはりこれが一番大きいのかも
この世界観を目の前にそして難しくではなくってなるとどうしてもこのぐらいの時間になるかもしれない
だからこその満足度は間違いなくある作品なのではないだろうか?
やはり竹村晋太朗さん作品らしい仕上がり
でも個人的には東京に行く前とは変わってる
それは音と行進って雰囲気の演出かも
不死鳥の日永麗さんがいい雰囲気を作られてた
悲哀と真っ直ぐな愛
九尾の春名真依さんの少し寂しさと強さの複雑な表情良かった、後クールかな印象
今中美里さんが今まで見させて感じとは全く違うキャラ
こんな雰囲気も似合いますね
相変わらず見事な雰囲気やったのが西分綾香さん
ほんといい空気感を作られる
そして柏木明日香さんがほんと魅力的
いい変化球って感じなんですよね
このキャラたまらないって感じでしたよ
大阪公演の大千穐楽をおかわり
今回のこの舞台の世界観はほんと魅力的で引き込まれますね
そして完全に時間を忘れて見てる自分がいたりするんですよね
後から気がつくランタイムが150分ってことに(初日は160分かと思ったw)
どのキャラも色んなものをかかえてたりするんですよね
それはそんなに軽いものではなかったりする
しかしそれをいい感じに笑顔にしていくような印象ではあるんですよね
全員ではないかもではありますけどね
このあたりの展開、心の変化に引き込まれていくんですよ
ほんと素敵な世界
少しだけセンターに座席がズレたんですが、ほんと見え方が全く違うなって印象ではあったんですよね
個人的にはこの舞台はセンターで見たいなってなったかもしれません
しかも最前列と真ん中あたりのセンターで2回は見たい舞台なのかもしれないなって思ったんですよね
引もいいです
前回も書きましたが竹村晋太朗さんの書かれる世界は東京へ行かれてから変化してる印象
そのあたりはみんなが笑顔で行進みたいな感じが加わったなって気がするんですよね
藤島望さんの今回の感じもいい
みんなに怖さが無いと見抜かれた後とかいい
丹羽愛美さんの動きもいい
モブの中でも光ってみえるんですよね
西分綾香さんほんと魅力的に成長され続けられてる印象
泣いた後からの表情の変化がたまらなくいいんですよね
前半のほぼ何もできない感じからの実はって変化がたまらないのが柏木明日香さんなんですよね
セリフの間もほんと進化してますね
実演鑑賞
満足度★★★★
東京公演を鑑賞。
最初はとっかかりにくさを覚えたのですが、終盤は圧巻で結局面白かったの一言です。
コロナ以後、ついに解禁された通路演出は存分で、自分の席に向かって竹村さんが駆けてくる!岡村さんの背中で舞台が見えない!みたいに臨場感抜群の観劇になりました。
実演鑑賞
満足度★★★★★
大阪を観た上で東京へ遠征。
会場が変われば見え方が変わる。
コンパクトな劇場になったので、世界が劇場からはみ出しそうだった。
今作から客席降りが解禁され、観客の多くが既に壱劇屋ファンであるがゆえの一体感もあり、大阪公演より胸アツ。これだから一度の観劇だけでは我慢できない劇団だ。
昨年と異なり某演劇祭のCM大賞闘えなかったのは、既にチケットが売れてたからCMの意味が無かった理由は大きいだろうし、次の公演は好きなだけ観る事が出来なくなる不安から、もう人には勧めたくなくなってもいる。
実演鑑賞
満足度★★★★★
東京支部を初めて大阪で観た。
コロナ挟んで数年ぶりって集客難しいね。
メルヘンな類は苦手な私なので、初見序盤こそは入り込めずに苦労したが、世界が広がっていくうちにのめり込み、後にテーマ曲特定してダウンロードするまでに中毒性がある作品だった。
壱劇屋でしか観れない、雄弁な殺陣、表現は流石だ。
コンスタントに大阪に来て欲しいなぁ。
実演鑑賞
満足度★★★★★
楽しかった!ファンタジー好きにはたまらない、親子でも観たい作品。台詞の有無が設定と仕掛けにうまく組み込まれていて好き。
熱量が高くて、表現のアイデアが豊かで、いつもわくわくさせてくれる。
実演鑑賞
満足度★★★★★
観劇された方々のXでの評判が非常に良かったのでこれは見なければと観劇させていただきましたが、想像していたよりも遥かに素敵で面白い作品で途中から涙がずっと止まりませんでした。
演出的にも絵本の世界に入り込んで行くような導入から、その中で出会う登場キャラクターそれぞれの想いやストーリーがあって不安や切なさを感じる場面もあったけど、終始あたたかい気持ちにさせてくれる世界観の中に没入していくような感覚がとても童話やおとぎ話を読んでいる感覚に似ていてとっても素敵な観劇体験でした。
特に不死鳥のふっさんがその背景、その心情と日永麗さんの切なくも強い演技と相まってとても刺さりました。
ダイナミックな殺陣や人間CGと言う演出もすごかったです。
再演があればまた是非観劇させていただきたいです。
素敵な作品、素敵なお芝居をありがとうございました。
実演鑑賞
満足度★★★★★
人と幻獣、それぞれの側から見た世界、幻獣側からの世界は美しくて可愛くて…人側の世界は個が集団となる怖さ、それぞれの思いと身勝手さが日々の自分を振り返る教訓のよう…
キマイラの差別とガジャタ=ラミンの差別。
2人の考え方の違いが、みんな仲良くを潔くを離し、ちょうどいいところに決断していく。それは真面目に純粋に理想を求めて、幻獣とお話しがしたくて研究して努力して…一方で、繊細な弱さを、優しさを見えない鎧で隠している…それで誤解もされてしまう…そんなガジャタ=ラミンの揺るがない意思の強さが決断させカッコよかった。
そして、幻獣たちの可愛らしさ!の表現の仕方…もちろん、役者が声を発していたり、幻獣を操っているんですが、そこに見えるんですよ。九尾も不死鳥も狸も…全てが!それが人間CGの凄さ!
一番感情移入してしまったのが不死鳥。
不死鳥の一途な想いが切なく、時折魅せる切ない表情や最後の『好きです』
わかっていたから…きっと見守るだけ…それだけでよかったのに…
オットーをジョの2人から助けた瞬間にタガが外れて…思いが溢れてしまった…
そしてガジャタ=ラミンから全てを聞き諦めなくてはという思いを断ち切る囁き…でも、きっとカレンがオットーをかばって撃たれた瞬間、勝てない…って。
どちらの女性の愛情もわかるから切ない!カレンの残してしまう愛する人への気持ちも…不死鳥の思えば思うほどに届かない気持ちも…どちらもわかりすぎて辛いってなりました。
場面が目まぐるしく変わるのに、わかりやすくて、すぐにその場面のそれぞれの役に感情移入できて、全てがとても丁寧に描かれていて、殺陣だけでない。言葉の有無だけでもない。
そんな世界観は素敵な飛び出す絵本を読んでいるようで、大人だけではなく子供たちにも観てもらいたいと思いました。
そして、この話は絵本にもアニメーションにも出来たら素敵だと思うそんな脚本が本当に素晴らしいと思うので、再演して貰いたいしその時は多くの人に子ども達に観てもらいたいです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
「不死鳥」役の「日永麗さん」目当てで
観に行きました。
ビジュアル(ポスター・チラシ)に
一人だけ写ってたので
今回は主役なのかな?
と思いながら観始め
最後の台詞を聞き終えた時に
これは
「子狸とお父さんと『愛の』物語」だと知りました。
沢山のアンサンブルさんによる演出や
客席の上の方から見れば光が
下の方から見れば闇の中で蠢く「森」が
世界を作り出していて
本当に楽しい二時間半でした。
人形を「本体」にして動き回る三匹が
投げられるわ
蹴られるわで
本当なら可哀想なのに笑ってしまったw
小さくて弱い者達は一生懸命で
大きくて強い人達はバランスが悪くて
世界を掻き回して行った奴も
気持ちがわかるから憎めなかった。
前半の無言劇の辺りが少し辛いかも知れないけど
色んな年代の人の反応が見てみたいと思った。
特に学生。(小学生)
作り物だと分かってても
目の前で進む「物語」に夢中になれると思う。
舞台らしい楽しさが詰まってるので
飽きずに見られると思うし。
再演お願いします。
また観に行きたいです。
実演鑑賞
満足度★★★★★
結論から言わせていただくと、とても良かったです。
どのようなところが良かったのかは、他の皆さんのコメントを参照していただくとして、私なりの感想を。
私は恐らく「広場恐怖症」だと思われ、気になる演劇があっても自然と足が遠退いてました。しかし友人のプッシュや観劇された方々のレビューにより、ダメ元で観劇を決意しました。
正直無事に最後まで観劇出来るか不安しか無かったのですが、気付けば何度も涙を流しながら世界に引き込まれ、不安もどこへやら。あっという間の時間でした。
アフタートークでは、本編とは違った表情で楽しそうな皆さんの笑顔にまた涙(笑)
私と同じように二の足を踏んでいる方がいらしたら、そっと背中を押して差し上げたくなる、そんな作品だと思います。
楽しいひとときを、ありがとうございました。
実演鑑賞
満足度★★★★★
心がこんなにもあったかくなる作品は初めてだったかもしれない。
今の世界は優しさとか思いやりが薄れてきていたり自分さえ良ければ…というあまりにも身勝手な行動をよく目にする。
目や耳を塞ぎたくなることも増えてきてそれが当たり前のような鈍くなりつつある心のどこかが少しずつ凍っていってるような気がしていたけど、この舞台を観てそれがじんわり温められ溶けていくような、夕日のあのなんとも言えない温もりのエモさにも似たような感覚。
純粋で真っ直ぐな想いはどんな敵もかなわないし、真の優しさを軸に生きてるひとは絶対に報われなきゃいけない!そうあってほしい!!と心から思った。
頑張ってるコ(ひと)は絶対に幸せになんなきゃダメなんよっ!幸せなこととか嬉しいことが訪れなきゃおかしいんよっ!!
そんな世の中甘いことばかりじゃないし厳しいことのほうが圧倒的に多いけど、希望だけでも持ち続けていたらそんな世界にいつかはなるんじゃないかなって前を向かせてくれるそんな舞台だった。
毎日、煙突森を思い出しては新たなところに気づかせてくれる。
あったかい優しい世界に涙が止まらなかった。
観劇しながら母に「今日も絵本を読んで」とお願いした幼い頃を思い出してあの物語に惹き込まれるワクワク感といつでも絵本の世界を冒険できたドキドキ感がリンクして、忘れていた子どもの時の記憶の懐かしさと母の愛情が胸いっぱいに膨らんでそれにも涙が溢れた。
素晴らしい世界に連れて行ってくれてありがとうございました!
もっつ!もっつ!!これからも一緒に新しい世界へ連れてってくださいっ!!
実演鑑賞
満足度★★★★★
前回のピカルーンで初めて壱劇屋さんを知ったので、噂には聞いていた「階段」を体感するのは初めてでした。幻獣たち、考察すればするほど愛おしくて……お芝居も演出も伏線も、今回も素晴らしかったです!もちろん殺陣も!100人数えられなかった!悔しい!!
実演鑑賞
満足度★★★★
楽日観劇。
お久しぶりに東京支部の皆さんを拝見。
竹村さんの台詞ありの公演、ワードレスもたまには良いが、お久の東京支部さんはやはり台詞ありで観たかったのでよかった!
バラレルワールドならぬ、階段上の世界観、面白い!
カテコ込みで3時間弱、感動した!