満足度★★★★★
至福
ままごとの「あゆみ」が一区切りとの事なので最終公演を観に行った。昨年冬のあゆみに抱いた触れたら壊れそうなガラスの靴のイメージが一変。春の暖かな運動靴に変わっていた。会場ごとの照明、音響、観客の反応全てが合わさっての芝居。正解のないものを追い求める真摯な姿勢に只々恋い焦がれる。
満足度★★★★
感心した。
ままごと作品は、少し趣向の似た『わが星』を先に観ているせいもあってか、あまり新鮮に感じることは出来なかった。
だが、つまらなかったわけではない。
女性たちの動き、フォーメーション、ライトや道具の使い方、いろいろと楽しめるところの多い舞台だった。
柴作品はSFをしっかり取り込んでいることにいつ感激する。それも、設定としてのSFではなく、作品の肝としてちゃんと織り込まれているところに。
しかし、一方で、毎回役者に不満が残る。
彼の考えなのかもしれないが、もっと作品を活かすことのできる役者で観てみたい。
満足度★★★
立体的に観る
こういう舞台って、最初は入りにくいんですが、わかってくるとはまってしまう。
あゆみの生涯、現実はわからないけども、はまると共感してしまう自分がいます。
満足度★★★★★
新しい
わが星を観たときもその作り方の斬新さに驚いたのだけど、これは
さらにびっくりした。どういう発想でこんな作品ができるのか?
自分の年代の女性にすごく見せたい気持ちになった。
満足度★★★★
内面世界の広さ深さを感じさせる
人の内面世界の広さ深さを垣間見せてれる舞台だ。
その内面世界へのアプローチが、「わが星」でのやり方と対照的だったのもおもしろかった。
詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」に書いています。
http://f-e-now.ciao.jp/20120407.html
満足度★★★★
「わが星」で号泣してしまったままごとなので期待度MAX。
話はもちろん良かったんだけど、女の子の成長のお話でわが星と似てて、わが星の出来が神がかっていただけにちょっと肩透かし。
あゆみの初演は2008年なのでわが星より先に見るべき作品だったのかも。
てかあゆみは女の子の心情が事細かに表現されてるシーンが多くて、男が見るより女の子が見たほうが共感できることとかあって間違いなく面白いと思ったがさて。
あと唐揚げが食べたくなるw
満足度★★★
観る順番を間違えた
5月に再演された「わが星」に感銘を受け、大きな期待を持って見に行きましたが…。
「わが星」は地球というとんでもない大きなものの擬人化の一生を成功させていたが、今回は8人の女優が「あゆみ」という一人の女性の一生を演じる一生。
同じ手法なのに題材が違うとこうも変わってくるんですね。
一緒に見に行った男友達が「女性の方が見ていて面白かったんじゃない?」と言っていましたが、自分と重なる部分が全く無く感情移入出来ず。
その友達は「わが星」のDVDを30回以上見てるほどの大ファンですが「あゆみ」はイマイチだったと。
結論として「わが星の完成度が高すぎるのか?あゆみを先に見ていたらもっと感動できたよね。」です。
ままごとを見たことがない人がいたらまずは「あゆみ」を!
満足度★★★★★
@森下スタジオ
まさに One for all , All for one !
ひとりひとりのセリフ、動きのハーモニーに釘づけ!
さらに小粋な笑いもスパイスになっていて、なかなかお目にかかれない絶品な演目。
どんなシーンを見せてくれるんだろうと、上演中ずっとワクワクさせられました!
満足度★★★★★
『あゆみ』の名の通り
高校時代の先生に強く勧められ、プラッと一人で観てきました。脚本の構成から舞台の作り方、役者の動きに至るまで斬新な演出の連続でした。常に歩きながら話が進んでいき、まさに「あゆみ」という題の通りでした。
満足度★★★★★
素晴らしい!
演劇でしか味わえない感動だった。
女性の一生を8名の女優が素晴らしい動きで入れ替わり立ち代わり演じた。
時には赤ん坊やお婆さんになりお父さんにもなる演技と演出が見事。
「わが星」のようでもあり、マームとジプシーのようでもあった。
「テトラポット」も予約した。
満足度★★★★★
歩み
女優さんたちが全員素晴らしかった。誰かが目立つのではなく、誰かひとりでもいなかったら成り立たない。彼女たちに感動しました。そして、その演出に五感が揺さぶられてしまった。彼女たちが発する言葉、それも繰り返される言葉、歩み、動作に圧倒されました。
満足度★★★★
うた
芝さんの作品って「歌」なんですよね。いや「曲」なのかな?演劇の手法!?を考え直してみる。ここちよい空間があり、会場全体をひとつの空気として共有していた。そんな作品でした。
満足度★★★★★
楽日にリピート観劇
最初から面白い。
「わが星」もそうだったけど、1回目は柴演出になじめない部分がある。
2回目からは、普通に見られる。
5つ星。
満足度★★★★★
音楽的・ダンス的
ある女性が生まれて死ぬまでを、短いエピソードを次々に連ねるスピード感溢れる演出で描き、あっという間の75分でした。
8人の役者達は役が固定されていないくて、しかもシーン毎に役が替わるのではなく、数歩歩いただけで入れ替わることも度々あるという目まぐるしさでしたが、物語自体は人生において誰でも経験する様な日常的なエピソードばかりなので、話について行けなくなってしまうことはなく、分かり易く整理して演出されていました。
複雑な台詞や動きのコンビネーションがとても高い精度で行われていて、音楽的・ダンス的要素を強く感じさせながら芝居から浮かずに上手く融合していたのが素晴らしかったです。音響効果がほんのわずかにしか用いられず、絶えず移動しながら台詞を言う役者の声の立体感が引き立っていました。赤い靴が本や電話など様々な物に見立てられて用いられていたのも楽しかったです。床にチョークで引かれるラインに沿ってライティングエリアが展開する照明が美しかったです。
シンプルかつ斬新な手法を用いながらも小難しい雰囲気にならず、ユーモアを散りばめてエンターテインメント性とアート性が高いレベルで両立した傑作だと思います。
満足度★★★★★
無題210
19:30の回。整理番号付前売(手にするまで知らなかった)、20番毎に入場、この劇団は初めて、劇場(C)も。座席は対面式(椅子席)、その間の空間でお芝居。左右の壁際に照明(人の背より高いの5と、膝の高さ4)、それぞれ3つの車止め(?)、もちろん天井にも照明。劇中、床面にチョークで図形が描かれ(正方形、長方形)、そこに照明がピッタリと当てられているのでびっくり。音楽はなく(波の音はあったみたい)、役者さんのセリフ、息づかい、足音にあわせ、シーンは常に流れ、役者さんによって紡がれ、セリフは語り継がれ、少女は成長し、世代が代わっても子への想いは変わらず。「わが星」はみることができなかった、ロビーでDVDをみていたけど、小さな画面なのでピンとこなかった…が、会場に足を踏み入れ見渡すと、Liveなんだ、という気持ちが高まるのでした。19:35開演、20:50終演。