あゆみ TOUR 公演情報 ままごと「あゆみ TOUR」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題210
    19:30の回。整理番号付前売(手にするまで知らなかった)、20番毎に入場、この劇団は初めて、劇場(C)も。座席は対面式(椅子席)、その間の空間でお芝居。左右の壁際に照明(人の背より高いの5と、膝の高さ4)、それぞれ3つの車止め(?)、もちろん天井にも照明。劇中、床面にチョークで図形が描かれ(正方形、長方形)、そこに照明がピッタリと当てられているのでびっくり。音楽はなく(波の音はあったみたい)、役者さんのセリフ、息づかい、足音にあわせ、シーンは常に流れ、役者さんによって紡がれ、セリフは語り継がれ、少女は成長し、世代が代わっても子への想いは変わらず。「わが星」はみることができなかった、ロビーでDVDをみていたけど、小さな画面なのでピンとこなかった…が、会場に足を踏み入れ見渡すと、Liveなんだ、という気持ちが高まるのでした。19:35開演、20:50終演。

    ネタバレBOX

    いろいろなところで演じられているようなのでストーリーではなく、表現について。映画に「モーフィング」という技術があります。「ある物体から別の物体へと自然に変形する映像をみせる(ウィキペディア)」。途切れることのないシーンをみていてそんな印象を受けました。

    セリフについても、調、リズム(タイミング)が揃っています。いろいろな劇団で複数の役者さんが同時にセリフを言うシーンを採り入れていますが、なかなかここまでのハーモニーはないかなと思いました(まさに音楽的で、これならBGMなど不要かと)。

    照明(床面のカタチ、照度)も役者さんの演技に寄り添うように変化、視界には役者さんの向こう側に座っているお客さんたちが入っているのに観劇の妨げにはなりませんでした。

    誰かがセリフを言いながら移動すれば、そこを取り巻くように数人が輪になって移動、視線がぶれることなく焦点をあわせ続けていることができます。

    全員女性ながらも、憧れの先輩役、お父さん役もよく雰囲気がでていましたし、年齢の移り変わりも巧みでした。

    終演後「あゆみ 完全版」を購入。

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    2011/12/03 21:38

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