あゆみ TOUR 公演情報 あゆみ TOUR」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-15件 / 15件中
  • 満足度★★★★

     
    「わが星」で号泣してしまったままごとなので期待度MAX。
    話はもちろん良かったんだけど、女の子の成長のお話でわが星と似てて、わが星の出来が神がかっていただけにちょっと肩透かし。
    あゆみの初演は2008年なのでわが星より先に見るべき作品だったのかも。
    てかあゆみは女の子の心情が事細かに表現されてるシーンが多くて、男が見るより女の子が見たほうが共感できることとかあって間違いなく面白いと思ったがさて。

    あと唐揚げが食べたくなるw

  • 満足度★★★

    観る順番を間違えた
    5月に再演された「わが星」に感銘を受け、大きな期待を持って見に行きましたが…。
    「わが星」は地球というとんでもない大きなものの擬人化の一生を成功させていたが、今回は8人の女優が「あゆみ」という一人の女性の一生を演じる一生。
    同じ手法なのに題材が違うとこうも変わってくるんですね。

    一緒に見に行った男友達が「女性の方が見ていて面白かったんじゃない?」と言っていましたが、自分と重なる部分が全く無く感情移入出来ず。
    その友達は「わが星」のDVDを30回以上見てるほどの大ファンですが「あゆみ」はイマイチだったと。
    結論として「わが星の完成度が高すぎるのか?あゆみを先に見ていたらもっと感動できたよね。」です。
    ままごとを見たことがない人がいたらまずは「あゆみ」を!

  • 満足度★★★★★

    @森下スタジオ
    まさに One for all , All for one ! 
    ひとりひとりのセリフ、動きのハーモニーに釘づけ! 

    さらに小粋な笑いもスパイスになっていて、なかなかお目にかかれない絶品な演目。 

    どんなシーンを見せてくれるんだろうと、上演中ずっとワクワクさせられました!

  • 満足度★★★★

    あゆみ@森下
    愛知のあゆみが東京に来てくれました。演出刷新。柴さんの舞台に出る女の子は、なぜこんなに可愛らしくなるんでしょう!

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい!
    演劇でしか味わえない感動だった。
    女性の一生を8名の女優が素晴らしい動きで入れ替わり立ち代わり演じた。
    時には赤ん坊やお婆さんになりお父さんにもなる演技と演出が見事。
    「わが星」のようでもあり、マームとジプシーのようでもあった。
    「テトラポット」も予約した。

  • 満足度★★★★★

    歩み
    女優さんたちが全員素晴らしかった。誰かが目立つのではなく、誰かひとりでもいなかったら成り立たない。彼女たちに感動しました。そして、その演出に五感が揺さぶられてしまった。彼女たちが発する言葉、それも繰り返される言葉、歩み、動作に圧倒されました。

  • 満足度★★★★★

    楽日にリピート観劇
    最初から面白い。
    「わが星」もそうだったけど、1回目は柴演出になじめない部分がある。
    2回目からは、普通に見られる。
    5つ星。

  • 満足度★★★★★

    音楽的・ダンス的
    ある女性が生まれて死ぬまでを、短いエピソードを次々に連ねるスピード感溢れる演出で描き、あっという間の75分でした。

    8人の役者達は役が固定されていないくて、しかもシーン毎に役が替わるのではなく、数歩歩いただけで入れ替わることも度々あるという目まぐるしさでしたが、物語自体は人生において誰でも経験する様な日常的なエピソードばかりなので、話について行けなくなってしまうことはなく、分かり易く整理して演出されていました。

    複雑な台詞や動きのコンビネーションがとても高い精度で行われていて、音楽的・ダンス的要素を強く感じさせながら芝居から浮かずに上手く融合していたのが素晴らしかったです。音響効果がほんのわずかにしか用いられず、絶えず移動しながら台詞を言う役者の声の立体感が引き立っていました。赤い靴が本や電話など様々な物に見立てられて用いられていたのも楽しかったです。床にチョークで引かれるラインに沿ってライティングエリアが展開する照明が美しかったです。

    シンプルかつ斬新な手法を用いながらも小難しい雰囲気にならず、ユーモアを散りばめてエンターテインメント性とアート性が高いレベルで両立した傑作だと思います。

  • 満足度★★★

    あゆみ
    同じ人物を複数人で入れ替わり立ち替わり演じるスタイルになじめませんでした。

  • 満足度★★★★★

    無題210
    19:30の回。整理番号付前売(手にするまで知らなかった)、20番毎に入場、この劇団は初めて、劇場(C)も。座席は対面式(椅子席)、その間の空間でお芝居。左右の壁際に照明(人の背より高いの5と、膝の高さ4)、それぞれ3つの車止め(?)、もちろん天井にも照明。劇中、床面にチョークで図形が描かれ(正方形、長方形)、そこに照明がピッタリと当てられているのでびっくり。音楽はなく(波の音はあったみたい)、役者さんのセリフ、息づかい、足音にあわせ、シーンは常に流れ、役者さんによって紡がれ、セリフは語り継がれ、少女は成長し、世代が代わっても子への想いは変わらず。「わが星」はみることができなかった、ロビーでDVDをみていたけど、小さな画面なのでピンとこなかった…が、会場に足を踏み入れ見渡すと、Liveなんだ、という気持ちが高まるのでした。19:35開演、20:50終演。

    ネタバレBOX

    いろいろなところで演じられているようなのでストーリーではなく、表現について。映画に「モーフィング」という技術があります。「ある物体から別の物体へと自然に変形する映像をみせる(ウィキペディア)」。途切れることのないシーンをみていてそんな印象を受けました。

    セリフについても、調、リズム(タイミング)が揃っています。いろいろな劇団で複数の役者さんが同時にセリフを言うシーンを採り入れていますが、なかなかここまでのハーモニーはないかなと思いました(まさに音楽的で、これならBGMなど不要かと)。

    照明(床面のカタチ、照度)も役者さんの演技に寄り添うように変化、視界には役者さんの向こう側に座っているお客さんたちが入っているのに観劇の妨げにはなりませんでした。

    誰かがセリフを言いながら移動すれば、そこを取り巻くように数人が輪になって移動、視線がぶれることなく焦点をあわせ続けていることができます。

    全員女性ながらも、憧れの先輩役、お父さん役もよく雰囲気がでていましたし、年齢の移り変わりも巧みでした。

    終演後「あゆみ 完全版」を購入。
  • 満足度★★★★★

    「あゆみ」は「歩み」
    2008年の初演は拝見していないので、演出がどのように変わったのか
    分からないのですが、後のミュージカル仕立てに接近していく作品と
    比べると、構造がシンプルな分、その言葉がストレートに届くように
    思いました。

    『あゆみ』『わが星』『スイング・バイ』の中では、これが一番好きですね。

    ネタバレBOX

    一人の女性、「あみ」はいつも舞台上を歩き回っている、動き回っている。

    その「あゆみ」が、いつの間にか人生の「歩み」に重ね合わされていく。
    そしてその人生最後の一歩が、まためぐって人生最初の一歩へと
    つながっていくという、限りある劇空間が無限に広がるような、
    後の作品の萌芽となる重要な作品です。

    今日観て思いましたが、複雑に人物たちが意味ある
    フォーメーションを組んでいくところ、縦横無尽に
    舞台上を駆け巡っていくところがNODA・MAPの気配を
    覚えました。台詞量がものすごく多くて掛詞が多用
    されているところも。

    作品の中に見え隠れする人生讃歌の要素が涙腺を熱くさせます。
    その部分が、「ままごと」という劇団を他と一線を画しているものと
    していますね。

    ラスト直前、おばあちゃんになった「あみ」の散歩がそのまま人生の
    走馬灯と重なり合った場面。その後の人生選択のやり直しの場面に
    柴氏の人柄が隠せず出ているように感じられました。
  • 満足度★★★★

    「わが星」より更に進化
    前半、つまらない。
    中盤、つまらない。
    終盤、おもしろい。
    前半、中盤に行ったことが終盤で結実。
    結局は満足しました。

    「わが星」は5つ星にしたから、これは4つ星かな。

    「あゆみ」は効果音が無い。
    「わが星」のほうが演技のレベルが高い。
    「あゆみ」の方が演出が進化した分、演技の難易度が上。
    「わが星」の方が演出が結実している割合が高い。「あゆみ」は結実している割合が低い。

    柴幸男と藤田貴大の作品、似てる。似てるようで違う。

  • 満足度★★★★★

    今作も傑作!
    ネタばれあり

    ネタバレBOX

    赤ん坊が子供になり、青年になり、大人になり、そして老人になっ​ていくという人間の一生を描いていく内容で、それを8人の俳優が​、動きのリズムと短いセリフの言い回しで、代わる代わる演じて見​せていくのである。それも一つ場面が終わったら交代するのではな​く、一つのセリフ、一つの動きなどによって8人の俳優が瞬時に交​代して主役を演じていき、人間の一生を反復して描いていくのであ​る。果たして人間の一生を8人が演じるという事は、その主役の生​き様は描けるのか?というのは愚問で、今回描いているのは貴方(​観客)の人生なのですよ!と言わんばかりに、観ている観客が自分​の人生と照らし合わせて舞台を観てしまう?という錯覚に落とし込​んでしまうのである。
    演出家は俯瞰の視点で人間の一生を描いているので、やや奇抜かと​思われそうな表現方法でも、それがテーマとピッタリ合致した演出​方なので、違和感なく世界観に入り込める。

    そして前作の舞台・わが星も歴史に残る傑作舞台だが、今作もその​一本に入るだろう。
  • 満足度★★★★★

    赤い靴
    8人の女優を上手く料理する演出が素晴らしい。なんかよくわからん感動に浸ってしまった。75分。

    ネタバレBOX

    あみ(あゆみ?)の一生を描く。

    コンクリ風味の舞台にチョークで線を描き照明を当て、そこを人生の「ステージ」に仕上げる。8人は、そのステージであみを演じたりあみの母や友達を演じたり、テンポよく配役が変わる。これと、セリフの効果があいまってグイグイと引き込まれる。

    皆あたたかな風合いの衣装に身を包み、赤い靴を履いている。それが、舞台で射し色のように印象的に使用されている。

    演者が客席近くまでよってくる(客席対面式)ので表情がよくみえるのもうれしい。いきいきと笑ったり、悲しんだり、駄々こねたりする表情が、非常にまぶしくうつった。
  • 満足度★★★★★

    やられました
    完全にやられました。
    三年前に見逃し、やっとの思いで観れたという期待にもかかわらず、やられました。

    本も演出も。そして、個性的な役者さん。

    これからもままごと、柴幸男さんの作品は観に行きます!

    ネタバレBOX

    終盤に少し乱れたとこがあったのが残念でした…。が、文句無し五つ星です。

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