旋風計画 第二回公演
Tell a lie, gently
実演鑑賞
テアトルBONBON(東京都)
2011/08/16 (火) ~ 2011/08/21 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://profile.ameba.jp/anemoiprogram/
期間 | 2011/08/16 (火) ~ 2011/08/21 (日) |
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劇場 | テアトルBONBON |
出演 | 森谷彩子、佐藤優、山岡由希、藤谷未央、日坂春奈、坂井智実、神昌彦、森弥恵、田村理絵、槌谷和己、陳修明、丸山翔、嶋田健史、森純子、磯谷小夜子 |
脚本 | 田嶋ミラノ |
演出 | 有坂美紀(演劇集団キャラメルボックス) |
料金(1枚あたり) |
2,800円 ~ 3,000円 【発売日】 前売2800円 当日3000円(日時指定・全席自由・税込) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 初夏。郊外にある、古ぼけた一軒家。 老婦人が引っ越しの準備をしている。 トランクの中から、娘時代につけていた日記帳が出てくる。 彼女は手伝いに来ていた孫に言う。「日記を読んでほしいの。私に」 70年前、彼女は16歳の女学生だった。 彼女――ルカは、自分の夢を叶えるため、友人のミサと遠い親戚の屋敷を訪ねた。 お金持ちの親戚に、留学資金の援助をお願いしたい。 が、自分はきれいじゃないし、愛想もない。 こんな私が頼むより、きれいな娘が頼んだ方がうまくいくはず。 こう考えたルカは、友人のミサに、身代わり役を頼んだのだ。 屋敷の中に案内され、主人である老人の部屋へ連れていかれる二人。 ところが、二人の前に現れた老人エンジュ氏は……。 旋風計画(アネモイプログラム)第二回公演は、田嶋ミラノさんの『幸せな孤独な薔薇』です。 この脚本は、ミラノさんが主宰していた演劇ユニット「クチーナ・ミラノ」の第二回公演として、2000年5月に上演されました。 その時の演出は、私・成井豊でした。 ミラノさんは神戸大学の出身で、卒業後は大学時代の仲間たちと「惑星ピスタチオ」という劇団を作り、脚本家兼看板女優として活躍しました。 才色兼備を絵に描いたような人で、そういう人は普通、プライドが高くなるものですが、なぜか驚くほどフレンドリー。 その理由を本人に聞いてみたら、「私は子供の頃からいつも二番でした」。 二番のプライドと、一番へのコンプレックス。 これこそが田嶋ミラノという人のエッセンスであり、それは『幸せな孤独な薔薇』にもたっぷりと描かれています。 主人公のルカは、まさにミラノさんそのものです。 私は『幸せな孤独な薔薇』もルカも大好きで、いつかまた上演できたらと思い続けていました。 田嶋ミラノさんは、2003年6月20日に急逝しました。 『幸せな孤独な薔薇』は、ミラノさんがこの世に残した、一番美しい花だと思います。 /成井豊 |
その他注意事項 | ※ダブルキャスト。 |
スタッフ | 演出補 白坂恵都子 美術 稲田美智子 照明 黒尾芳昭 音響 早川毅 舞台監督 村岡晋 宣伝デザイン 井上恵 |
[情報提供] 2011/08/03 01:21 by CoRich案内人
[最終更新] 2012/05/25 03:42 by 嶋田健史(旋律計画)
老婦人が引っ越しの準備をしている。
トランクの中から、娘時代につけていた日記帳が出てくる。
彼女は手伝いに来ていた孫に言う。「日記を読んでほしいの。私に」
70年前、彼女は16歳の女学生だった。
彼女――ルカは、自分の夢を叶えるため、...
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