夏も 公演情報 夏も」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-13件 / 13件中
  • 拝見しました。
    2011/9/3

  • 満足度★★★★★

    きもちいい
    大満足です。なんて言葉にすればいいのかわからないのですが、その物語の中でしか通用しない常識や思想がすっと現実世界にいる私(観客)に入ってきたときの心地よさと、そのあとののめり込まされる具合が絶妙でした。
    役者さんひとりひとりがキャラ立ちした人ばかりなのに何の嫌味もなく。
    ほんとによかったです。
    京都で東京の劇団をみれるって幸せ。

  • 満足度★★★★★

    あの日の恋がしたくなりました。
    砂場を照らす灯りが美しい。夏の幻影が見えました。いつまでも続いてほしい、夕闇とともに消えてしまいました。ときめき、痛み、ふるえ。余韻が残ります。心のメンテナンス終了。素晴らしい作品です。ぜひおすすめいたします。

  • 満足度★★★★

    なんもない、満足
    もうほんとにごちゃごちゃ良う必要なく、ほんまに面白かった。ディズニー見たあとの体のかんじで。
    京都まで来てくれてありがとうございます!

  • 満足度★★★★

    ロロの面白さとは
    深川にて劇団・ロロの夏もを観劇。20代の期待の若手劇団だ。
    前作の短編で、若手とは思えない完成度の高さと表現の巧みさに驚いたので、今作も当然期待をしてしまう。
    秘密基地を持って遊んでいる子供達の悩みは異性。好き、嫌い、振られたなどと大騒ぎしている内に、振られたショックで自殺しようとした少女を助けた少年が互いに入れ変わってします。それからがてんやわんやである。が、ここまでは映画・転校生の真似だが、入れ変わっても以外にあっという間に元に戻ってしまうのだが、元に戻ったのは少女のみで、少年の中身は何処かに行ってします。そして何処に行ってしまった少年の中身は、友人の中へ入れ替わり立ち替わり出たり入ったりして、やっと最後には元に戻って少年と少女が愛を誓い合うという話しである。作・演出の三浦直之は、子供達には大変な出来事を決して観客には心情的には見せずに、事実の事柄として見せていく。そこには明らかに馬鹿馬鹿しい事やこれってアングラじゃん?と思ってもおかしくない表現で見せていく。
    この辺りの表現は世代のギャップを大いに感じさせてくれるのだが、それがラストに向かっていくまでの伏線になっているとは思えないほど、ラストとの愛の誓いはしんみりさせるのである。これは作・演出の三浦直之の計算か?計算違いか?で分かれる所だが、それはそのような考えで演劇という物を観てしまう事自体が間違いなのである。その??を如何に提示出来る事かが新しい演劇人、天才の登場だと思う。
    既に次回の公演も決まっていて、勝負が掛かっているような公演なので、次回作も期待。

    ブス会に出演していた望月綾乃はロロの看板女優。
    この子はどんな役でも出来そうな、かなり上手い俳優と見た。
    これから必ず小演劇界で売れるの間違いなし!

  • 満足度★★★

    ファンタジー
    ロロ自体は2回目。なんだか、ファンタジーというかノスタルジーというか観終わった瞬間そんな"ふわっとした"気持ちになれる。

    印象としては、なぜか70年代の香りがする。
    劇団としての趣味なのかもしれない。

    望月さんの存在感はすごい。
    ありがちな設定かと思いきや、結構新鮮さも。

    ネタバレBOX

    "増殖"、というセリフがあったが、どうも数週間前にみた"増殖にんげん"のイメージに引っ張られる。
    なんとなく場所もそんな感じで、歩き出したくなる・・・。
    (失礼しました)
  • 満足度★★★★

    想いを抽出する仕組み
    想いがピュアに伝えられるための
    したたかな仕組みがあって。

    それがあざとさにならず、
    広がりになっていくところに
    作品が持つ力を感じました。

    ネタバレBOX

    個々のイメージや仕組みそのものが
    著しく斬新というわけではない。
    男女の入れ替わりにしても、
    映画などで取り入れられた手法だし、
    妖精の存在にしても、よくつかわれる手法だとは思うのです。
    でも、
    そのことが舞台にあるものを陳腐化させるわけではなく、
    むしろ、観る側に舞台にたいしての親和感を創り出していて。

    だから、そのベースから溢れだしてくるものに
    違和感を感じない。
    多少突飛に思えたり、強いデフォルメがなされた表現もあるのですが、
    それらが醸し出すものは
    重なりあい、
    観る側の何かを共振させてくれる。
    しかも、役者たちの表現の切っ先にぶれがなく
    現れてくるものの解像度が
    なにげにぞくっとくるほど高い。

    最終的に伝わってくるものが
    とてもダイレクトな色合いをもっているので
    ついついそのまっすぐさに目を奪われてしまうのですが、
    でも心に残ることは
    単純に純化された想いではない。
    混沌に埋もれた想いの現出していくもどかしさや
    その想いの行き場までがひとつの印象として観る側に置かれる。

    作り手の手腕によって磨かれた
    したたかな語り口に醸し出された、
    インパクトの強さにとどまらない、
    高揚感をもったひろがりに心を満たされました。
  • 満足度★★★★

    夏の日の妄想
    男と女の心が入れ替わるという映画やマンガで非常にありがちな設定の物語でした。最初はパロディ的なムードなのが次第に熱を帯びてエモーショナルなシーンに変貌するロロの特色が良く出ている作品で、シュールでキュートな独特の魅力に引き込まれました。

    前半はサブカルを引用した小ネタで笑いを取るところが多く、軽い気持ちで観ていたのですが、後半は風変わりでカオス的ながらも感情が伝わってくるシーンが連発され、圧巻でした。
    特にマイクを手に持ち相槌を打ち続ける女性がマイクをオフにしてモノローグを語るシーンに不思議な切なさがあって素晴らしかったです。最後の1人での対話のシーンも身体表現が印象的で美しかったです。

    一般的な意味での上手い演技というわけではないのですが、狭い空間の中を駆け巡り、ちょっと下品なことにも体を張り、照明も自らの手で操作するエネルギッシュな役者達の姿が魅力的でした。

    今回はビジュアル的な仕掛けを用いた見立て的な演出があまりなかったのが残念でした。

    馬と妖精や、時折出てくる朗唱的台詞回しなど、シェイクスピアの『夏の夜の夢』にインスパイアされた作品に感じられました。今後、古典戯曲にも挑んで欲しいです。

  • 満足度★★★

    楽しめはしましたが・・
    今回は直球勝負な感じが好印象だった。けど、やっぱ散らかった感じを受けたり、「その部分、必要なのかな?」というシーンがあったり。それはそれでロロやロロファンにとっては楽しみどころなのかもしれないなぁ、とは知りつつも、残念ながら僕は深い部分での共有はできなかった。ある種のマンガを読んでいる人同士なら判ったり共感できたりしたのだろうか?

    ネタバレBOX

    「加速!」とか「もっと早く!」の部分、明らかにままごと「わが星」の影響を感じたけど、引用?それとも偶然?・・・偶然ってことはないよねぇ。
  • 満足度★★★★★

    面白かった!
    ロロらしいパワフルなお芝居を堪能した。
    相変わらずの世界観に酔いしれた。

    子供の頃の秘密基地とか落とし穴を作った事を思い出して切なくなった。
    笑いもあって飽きさせない力はさすが。

    ラストがとても印象的で泣きそうになった。

    良かった。

  • 満足度★★★

    純粋に笑えた。
    初めてのロロ観劇してきました。
    なにより、役者さんのクオリティが高いな、と思いました。
    劇自体観ていて飽きなかったし、かなり笑っちゃいました。
    がいかんせん、一番前の席のお尻の痛さが、どうしても気になってしまい、どうも集中できなかったのがとても残念です。

    ネタバレBOX

    ストーリーは、男女の人格が入れ替わるという、特に変わった話でもないのですが、ただ男の人格が消える、女が増殖するという点は、面白いなと思います。
    空間の使い方も面白いし、あの、少し変わった形の劇場を上手く使えているように感じました。

    ただ、後半の急なセリフまわしの変化にどうしても着いて行けず、一貫性が無いように感じてしまいました。
    また、前半にも書きましたが、席についてもですし、観客への配慮が足りない部分はあったような気がしました。

    次回も見に行ければと思います。
  • 無題106
    XTCから約1ケ月半、ここは2回目。ところが18:30頃、開場が15分遅れるというメールが届いていた。その時間には最寄駅に着いている。もろん会場前で待っている間そんな説明はなかった。一瞬、帰ろうかと思う。小劇団に客(当然、関係者を除く)を客とも思わないようなところが少なからずあるのはなぜか..っていうのは言い過ぎかな?。なので今夜は最初からノリが悪い。

    ネタバレBOX

    今週は、月「超コンデンス」大勢、火「ウワズミ」2名、水「夏も」7名と、出演数はバラバラなお芝居を観劇。お話の筋がわからなくとも、それに代わるものがあればいいけど、今夜、それはなんだったんだろう。男チームと女チームが並行して話をすすめる、男女間の人格の入れ替え(転校生)、ここらから自分の中でトーンダウンする。

    こうする理由はなんだろう、人格がいろいろ憑依してゆくのも映画でよくみるし、つまり、ありふれた素材にしかみえないんだけど、それをどう調理したのかがわからない。ひっかかるきっかけが見えなかった。役者さんには好感がもてるので、お話がダメだったということになります。

    15Minutesのときがダメで、水天宮がよくて、今回は・・・。
  • 満足度★★★

    こんとん
    脳みそがフワフワする。物語を理解しようとし過ぎると迷子になる。僕はなりました。単純に、目の前で繰り広げられる魅力的なカオス感を楽しめば良かったんだなぁ。ラストは圧巻。ドトーのエネルギーハドーホー!!

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