写真一覧（ちょぼくれ花咲男）

2011年9月　＠サンモールスタジオ

チョンチョンと析が入って定式幕が開けば、
江戸の草芝居の始まり始まりぃ～！
芸人“乞胸（ごうむね）”たちの長屋に盗みに入った兄「長八郎」（中央）と弟「弥七」（右）は種違い。
番屋へ突き出されそうになった所を、
長八郎の“屁の芸”で許される。
今日も、長八郎が奏でる“曲屁”は大人気！
見世物小屋は超満員だ！！

長八郎の馴染み「玉菊」（中央左）が働く
“井筒屋”
幇間として座敷に招かれた長八郎。
玉菊は、長八郎の前で「長崎屋」（中央右）と
これ見よがしに戯れる。

唐津藩の姫「美奈都」（奥中央）は、心の病にかかっている。
乞胸たちは、かしらの娘「光」の薬を得るために
唐津藩の“芸比べ大会”に出場。
姫を笑わせ百両ゲット！！
と意気込む彼らだったが・・・。

「石田」（左）と「鈴」（右）は相対死の生き残り。
石田は鈴が「美鈴」として働く吉原に火付け。
無理心中を謀る。

それじゃあ、無用と無用が重なって
入用となったんだね・・・。

死の間際、鈴は石田に心を明かす。

大火事の中、兄の長八郎を探しに出た弥七は、
倒れて来た家の下敷きに。
長八郎の曲屁と、乞胸たちの歌で、
三途の川から呼び戻す。