写真一覧（夜も昼も　-Night and Day-）

2010年8月　＠アゴラ劇場

「とにかくすごい役者になる！」
と地方から上京した「長岡」（中央）。
彼が夜も昼も活動していた“劇団まほろば”と、
今や夜も昼も働くバイト先のコールセンター。
その密すぎる人間関係と、希薄な人間関係の対比から見えて来る、文月堂版“東京物語”。
「長岡」以外、全員が一人二役で挑んだ。

コールセンターの新人教育係を担当する「箕輪」（左）はもうすぐ産休に入る。
離婚するまで専業主婦だった「飯野」（右）の指導に苦戦し、つい厳しい口調になってしまう。

「長岡」が所属する“劇団まほろば”

新入部員の「菊田」（中央）は
今日も先輩のシゴキに耐える。
誰もが通過する試練である！！

“フェスティバル！優勝したら、100万円！！”

発展途上の力に満ちた若き劇団員たち。

座付き作家「大蔵」に半ば押し付けられる様に
座長になった「長岡」は悶々としていた。
「大蔵」の新人賞受賞祝いを兼ねた花見の宴は、
この後、思わぬ崩壊劇へと突き進むのだった。

コールセンターをを辞め、
明日から実家の九州へ帰る「恵」（左）と
劇団がなくなっても東京で生きる「長岡」（右）。
やっと昨日から言葉を交わし始めた二人。
見上げた空に
パラシュートをつけたヤツらが舞い降りてくる。