バンカラ 公演情報 バンカラ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.9
1-8件 / 8件中
  • 熱演!
    でした。役者のみなさん。
    その部分、すがすがしさを感じました。
    はい。

    ただ、演出、脚本が僕には合わなくて残念。

    ネタバレBOX

    今が、どんなシーンであり、登場人物は何を想うのか。

    それを、直接的な言葉(セリフ)ではなく、それ以外の描写だったり、展開だったり、そんなもろもろで、現すのが作家や演出家の力量の一つではないのか?と僕は常々思っています。


    その点で、いわゆる「回想モノ」という部分を差し引いても、語りすぎ、わかりやすくし過ぎの演出であったように感じました。


    それはもちろん、好みの問題ですが…


    ただ、役者のみなさんの熱演には、何等かのパワーを与えられましたし、カーテンコール後の、エール、嫌いではありません。


    そういう意味で別のお話もぜひ、見てみたいな~と強く思いました。
  • 満足度★★★★★

    絶滅危惧種
    私が通ってた高校にも超パワフルな応援団があったことを思い出しました。応援は力が入ってたんだけど、野球部をはじめ運動部が弱小で本末転倒でしたけど...。調べてみたら、今でも細々と続いているようですが、私が卒業してしばらくしてから出来た女子のチア部のほうがはるかに盛況とか。

    ネタバレBOX

    カーテンコールでスパイスガーデンのメンバーが客席にエールを贈ると、客席にいたおじさん3人(応援の演技指導をした元本物の応援団員でしょうか?)が突然立ち上がって舞台の上のメンバーにエールを贈り返すという演出(?)があり、とても感動的でした。この作品を見終わった後の私の気持ちを、このおじさんたちが代弁してくれていましたね。
  • 満足度★★★★★

    やっぱ熱いス
    ふかわりょうに似たイケメンの人が熱くよかったです。会場の本願寺さん金あるんだろうからこういう人たちに安く使わせてあげてください。

  • 満足度★★★★

    魂を揺さぶられた!
    熱演なんて言葉が軽々しく使えないほどの熱演。ワンステージ毎に命を賭けているような舞台。熱い熱い熱い熱い男たちのドラマを堪能した。惜しむらくは声がかれかかっている。一部セリフが聞き取りづらかった。それを含めて拍手を送りたい作品だが。

  • 満足度★★★★★

    熱い!!!
    正直、アイドルの学芸会かと全然期待せずに観劇(失礼)。

    ところがびっくり、いやー熱かった!
    アイドルではなく役者が大熱演。
    舞台には確かに応援団がいました。
    凄い稽古量だっただろうと想像できます。
    ややベタなストーリーに満員ではない客席でも一生懸命演じる彼らからお芝居にかける情熱が伝わって涙が出そうでした。

    女性客が目立ちましたが、男性、漢に観てほしいです。
    自分も熱さとエールを貰いました。

  • 満足度★★★★★

    熱風!バンカラ!!
    応援団を舞台に男たちの友情を描いた青春群像劇。作演出の及川自身の実話がもとになっている芝居だけあって応援団歌や振り付けなどリアルそのものだった。男くささ爆発の中に笑いあり、涙ありのエンタメ性の高い舞台だ。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    東北地方に古くから伝わる伝統のバンカラ応援団。肩まで伸ばした髪。生やし放題の髭。ボロボロの制服に身を包み、マントを羽織り高下駄を履いて町を練り歩く。
    高校時代、こんな応援団に入るきっかけになった5人のそれぞれの理由やその後、正式に応援団になるまでの養成期間を経て、めでたく龍が丘高校の応援団として活動していた時代を表現する。

    やがて高校を卒業し、それぞれが社会に出てバラバラになったとき、ノボルは、かつての親友・イワキの死を知る。そこで、ノボルは18歳の夜の団室で「僕は将来、バンカラ応援団の映画を撮る」と言い、彼は「バンカラ応援団の小説を書く」と言った。「お互い東京に出て、共に物語りに関る仕事をしよう。」こんな風にイワキと約束を交わした事を思い出すのだった。

    高校時代とその後の時代を交錯させながら描いた物語は青春そのもので、観ていて、清清しい気持ちになれた。キャストらは唾を吐きまくり、汗を散舞させながらの熱演で、応援団のタクトもきっちり綺麗に振り切られていて、美しい光景だった。シゴキに耐えて、乗り越えた者だけが応援団になれる情景も、最後の高校生活をただ応援に捧げ、恋もせず禁じられた生活も、まるごと青春で微笑ましく力強かった。

    物語には、笑いも随所に仕掛けてあり、まさに、笑いと涙と漢の舞台だった。
    「死ぬまでの間は全力で生きてやろうじゃねぇか、めちゃくちゃ遊んで、めちゃくちゃ仕事して、めちゃくちゃ悩んでめちゃくちゃ笑って・・。今時そんな生き方は格好悪いのかもしれないが、折角生かされてんのにもったいねぇじゃん。」と作家の及川。

    案外、舞台に関ってるキャストらや裏方のほうが熱く生きてるのかもしれない。
    そんな風に感じた舞台。元気を貰える。
    今を生きる為に頑張ろうっと!!



  • 満足度★★★★★

    熱い!×熱い!×熱い!
    可笑しくて面白くて熱かった!!押忍!

    ネタバレBOX

    友人の死を機に帰省して思い出したバンカラ応援団の世界。入学して早々応援団の洗礼を受け、2年の秋から冬にかけて先輩から引き継ぎ、応援団として活躍した3年生時代を描き、なかなか企画が通らない今の自分ではあるが、今を生きるために一所懸命生きていこうと決意する話。

    5人だけの舞台ですがみんな芸達者で素晴らしい演技を見せてくれ、しかも女性も出てきたりで、色々なシーンがこなされていました。

    応援シーンも様になっていて熱かったです!
  • 満足度★★★★★

    涙あふれる大熱演!
    かなり稽古を積んだんじゃないかなぁ・・・初日から完璧な芝居!
    大熱演ゆえに、早めのステージの観劇がイイんじゃないか、と思うほど。
    ダブルコールも当然の芝居でした。

    舞台は、高校の応援団。
    ドキュメントのように、完璧に「男子高校生」を描いてる(実話を元にした戯曲というのもあるんだけど)。
    ボクは、男子校だったけど・・・ホント、こんな感じだったよなあ。。。
    女子高出身の連れは「こんなに幼いの?」って言ってたけど・・・こんなもんだったし、中身は今も変わらない(笑)

    母校がモデルになった映画『ウォーターボーイズ』のエンドロールで感極まって涙があふれちゃったように、今回も、高校時代を思い出しちまって・・・所々で、登場人物のように熱くなっちまって・・・不覚にも涙があふれてきた。

    和田成正さんは、このところよく観る役者さん。
    おバカな用務員だったり、お人好しの婚約者だったり・・・そして今回は、応援団員。今回の顔つき&声の太さには、『吹雪の中でワルツ』を一緒に観た連れが感嘆してた・・・「役者って凄いね」。。。

    大大大熱演ゆえに、最前列には汗やらなんやらの大シャワー!
    2列目以降の観劇がいいでしょう・・・ま、指定席なんだけどさ!笑

    熱くなりたい人!必見!!
    役者さんの大熱演に加えて、ストーリーがベタなので、安心して熱くなれます!笑

    男子高校生の動態に興味がある人も必見です!笑

    ネタバレBOX

    舞台は、社会人になった彼らの描写から始まり、とあることが起きて、応援団に入団した高校時代を振り返る。。。といった話。

    あんなに苦楽を共有した仲間たちが、違う地方の大学に入ると連絡が途絶える・・・ってのもイイんだよなあ。
    思いがけず電車でバッタリ出会ったり、帰省したときに呑みに行ったり・・・そこで旧交を温める。会社員時代ってそんな感じだったし、この距離感が「染みる」んだよねえ。。。

    応援団演舞もバッチリ!声もよく出てた!ボロッボロの学ランも、臭そうで、実にヨカッタ!笑

    それにしても、応援団による校歌指導の最終日の一言・・・あれやられたら、そりゃ泣くわ!笑

    あれを大人が指導してたら、「計算ずくで嫌らしい」んだけど・・・損得抜きの感情モロだしの涙。。。

    ああ!高校時代に戻りたい!!

    一瞬、そう思った。

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