劇団フルタ丸第4回公演
劇団フルタ丸第4回公演
実演鑑賞
アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) (東京都)
2004/07/01 (木) ~ 2004/07/04 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://furutamaru.com/shika.html
期間 | 2004/07/01 (木) ~ 2004/07/04 (日) |
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劇場 | アートスタジオ(明治大学猿楽町第2校舎1F) |
出演 | フルタジュン、竹原じむ、高橋トモキ、川瀬アキヒロ、星野祐介、土田知史 |
脚本 | 古田淳 |
演出 | 古田淳 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 800円 【発売日】2004/06/08 前売り800円 当日1000円 学生の方は受付にて学生証提示で当日800円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | ニューヨークのミッドタウンにある「おにぎり屋」。 そこでは、朝から晩まで、様々な人種がお米を必死に握っていた。 ある日、そんな調理場へ、「たつひろ」という青年が日本からやってきた。 彼は、おにぎりへの熱い情熱を持った青年だった。 カナダ人のジャコビン、ベトナム人のグエン、 台湾人のメルとヤンヤン、そして、 カリスマ職人でもあるオランダ人のムッシュ。 はっきりと頭のおかしい人達だったが、 「市長選挙における毒入りおにぎり創作秘話」のエピソードを経て、 徐々にたつひろのことを認め始めていた。 そんな矢先、それぞれに「ある分岐点」がやってきてしまう。 それぞれの理由で、大好きなおにぎりを辞める者、大好きなおにぎりを続ける者。 「おにぎりを握り続ける」って何なのか? 誰もが人生で通過する「夢」における一瞬を描いた物語。 ~チラシ口上文~ まだ、小学校1年生だった頃、飼っていた犬が死んでしまった。 泣きに泣いた。 自分以外のために、初めて流した生涯一キレイな涙だ。 しかし、その日の晩には、犬の図鑑を片手に「次は柴犬が飼いたいんだ」と親を説得。 中学生の頃、何気なく「小島君の家はペンギンを飼っているよ」という どうでもいいウソを付いて周った結果、小島の家族を巻き込んだ大事件になったことがある。 これはフルーツを片手に謝罪。 高校生の頃、夏の陽が沈みゆく公園でただ悶々としていた時のことだ。 目の前を、一組のカップルが通り過ぎた。いつも通学路ですれ違う、近くの高校の女の子だ。 僕は密かにこの子のことが好きだったので、いつもすれ違う瞬間には、片手でさっと髪型を整えていた。 でも、馬面カレシの髪は、全然整っていなかった。 僕の方が整っていた。ぜったい。 それだけに、悔しい。 「犬、ペンギン、馬」どう振り返ってみても、今の所、鹿の記憶は一つもない。 すると、アラブ人は僕にこう答えるのだった。 「弱い奴の武器に気をつけろ。今すぐにね」 なるほど、完成である。 そういえば、僕には、鹿の記憶が一つだけあったのだ。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 照明 : 森友樹 音響 : 小澤遊 映像 : 其式 舞台監督 : 相模時寿 制作 : 向井智子 |
そこでは、朝から晩まで、様々な人種がお米を必死に握っていた。
ある日、そんな調理場へ、「たつひろ」という青年が日本からやってきた。
彼は、おにぎりへの熱い情熱を持った青年だった。
カナダ人のジャコビン、ベトナム人のグエン、
台湾人のメ...
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