国民の映画 公演情報 国民の映画」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-20件 / 22件中
  • 満足度★★★★

    三谷芝居
    久々にチケット取れた三谷さんの舞台観劇。
    残虐なことができるのは何も悪魔のような人というわけではなく、普通の人も一歩間違えば残虐なことができる(してしまう)ことの怖さを感じた芝居です。
    「ラストラフ」を思い出す作品でした。

    ネタバレBOX

    最後、執事の怒り(意地)と、それに気圧された主人の関係が面白かったです。
  • 拝見しました。
    2011/5/1

  • 満足度★★★★★

    三谷幸喜の志を感じる。
    重厚な人間ドラマ。この作品が三谷幸喜自身の企画であることに、彼の志を感じます。すべての俳優陣が好演し、すばらしい作品に仕上げていました。

  • 満足度

    登場半分、退場半分
    とにかく役者が豪華すぎて、ひとりひとり登場するのにだいぶ時間がかかり、そしてまたひとりひとり退場するので、それにもまただいぶ時間がかかり、結局中身は30分程度の内容だったのかな、と思いました。

    ネタバレBOX

    ドイツナチスの話は多くの人がやっていることだし、映画というところにスポットを当てたのはよかったけれど、もう一工夫欲しかった気がします。残念。
  • 満足度★★★★★

    深みの中に笑いもあり、素晴らしい舞台
    第三帝国を舞台にしたということがわかるタイトルの付け方のうまさから始まり、物語も役者もすべてかいいのだ。

    ネタバレBOX

    1941年暮れのゲッベルス邸での話。
    ゲッベルスの映画好きを軸に物語は進む。

    「来月の会議は事務次官レベルで」という台詞が、ヴァンゼー会議を指していることに気づくも、ゲッベルスは不器用な人、ヒムラーもゲーリングも普通の人というラインで進みつつ、ラストは静かにやってきて寒くなる。
    事実と虚構に笑いをまぶしつつ、本当にうまいと思う。
    脚本と演出、そして俳優が一体となった面白さが味わえた。

    ヒムラーが園芸好きで殺虫剤に詳しいという設定などが憎い。実際に農学を学び、農薬などを製造する会社の研究員だったのだ。
    芸術に関するゲーリングとゲッペルスの関係など細かい知識の上に、見事に虚構を立ち上げ、本当にそうだったのではないか、と思わせてしまう脚本のうまさが光る。

    そんな感覚は日本人の持つイメージからくるものだろうから、ドイツ人俳優でドイツで公演を行ったら、どんな反応が来るのだろうと思った。
    考えるだけでワクワク。
  • 満足度★★★★

    素晴らしい
    私の観劇史上ベストワン作品。笑わせて、笑わせて、笑わせて、最後にシリアスに持っていく。素晴らしい。ただ1幕の最中、舞台の方からずっと雑音が聞こえていた。音響トラブルか。何の説明もなかった。

  • 満足度★★★★

    一段階進化した三谷作品
    率直な感じとしてはタイトルのとおりですかね。

    安易なコメディに走りがちだった過去の作品の作風と比べると
    題材を観る視点が一つ増えたのかな、と思わせます。

    今後もシリアスな作品を生み出してくれることを期待します。

  • 満足度★★★★

    やられたー。
     映画にまつわるコメディかと思ったら、後半はユダヤ人の大量虐殺という重いテーマをつきつけてきた。やられたー。

  • 満足度★★★★★

    もう一度
    観たい!!!!!!!
    さすが。その一言につきるかも。

  • 満足度★★★★★

    お見事
    今まで観た三谷作品で一番好きです。よくぞ、あの時代の人物を、芸術への思いを込めながら当てはめたな。やられました。

  • 重かった
    三谷幸喜と言えば、ウェルメイドな喜劇だけれども、見事に期待を裏切られました。脚本も、役者さんたちも素晴らしかった。

    ネタバレBOX

    小日向さんは終始穏やかな表情で、なのに極悪な人っていうギャップがお見事。シルビア、白井&新妻のパワフルな歌も聞けて、儲けたな~って感じ。
  • 満足度★★★★★

    堪能
    2幕3時間の大作だが、三谷幸喜らしい実に計算された見事な作品が展開される。三谷の得意なリアルタイムの芝居の中で、それぞれの登場人物のキャラクターがしっかり設定され、芸術を愛しながらも、ナチスの不合理に協力していってしまう人々の心の動きが丁寧に描かれる。今回の役者陣の中では相対的に若手である吉田羊が、いかにも場違いな駆け出し女優をしっかり演じる。そして、風間杜夫の重厚でしっかりした演技と、その風間と対決する新妻の凛々しさも際立つ。また、老優という設定の小林勝也の演じるシーンも見事である。また、映画シーンほかでピアノや効果音を出すピアニスト(荻野清子)は、セリフは全くないものの重要な存在である。しかし、何と言っても小林隆があまりにも素晴らし過ぎる。いかにも重い内容の作品だが、堪能、という言葉がぴったりくる舞台だった。

  • 満足度★★★★★

    これまでのところ今年一番
    「それでもあなたは映画製作に参加するか―」ゲッペルズ邸に集った映画人に向けられた問いかけは、三谷自身が考えに考えた命題でもあったのだろうと想像しています。豊富な資料を駆使して、実在したナチス幹部の身体的特徴や性格を掴み、それを正確に舞台に反映させていました。第三帝国を語るのに中途半端な表現はできないという決意が感じられます。俳優陣の演技の素晴らしさは言わずもがな。これぞプロフェッショナルの舞台作品です!

  • 観てきた
    3/10

  • 満足度★★★★

    ああ・・・
    土居裕子さんがブログでほめていたので見に行った。寝不足だったので寝てしまった。半分は寝ていた。役者さんがみんな良かった。通路の後ろのH列まで演技がしっかり届いてた。女性2人の歌が良かったのは記憶に残った。というか歌で起こされました(笑)。悔しいので翌日、当日券の抽選に並んだ。10番を引いた。席がかなり悪い席だったのでキャンセルした。翌々日も当日券に並んだ。今度はキャンセル待ち3番だった。あきらめて他の劇場に芝居を見に行った。悔しいので神奈川まで見に行くことにした。今度は寝ないで見れるかな。(^^)

  • 満足度★★★

    見応えあった
    PARCO劇場で国民の映画を観て来た。
    関係ないけど、初めての劇場だった+調べず行ったので、最初場所がわからずPARCOを一周してしまったw

    出演者は、名の知れた役者さんたちばかり。
    全てが明確に理解できたわけじゃないので、ストーリーに若干難しさもあったように思えたが、それでも豪華な役者陣の演技に見入ってしまった。
    僕の中で印象に残ったのは、風間杜夫さんが良い味出してたなーというのと、新妻聖子さんの声がもの凄く良かった!

    東京千秋楽ということもあり、三谷幸喜さんの舞台挨拶で幕を閉じた。

  • 満足度★★★★

    さすがです
    豪華なキャスト陣。
    内容も満足しました。あっという間の時間。

  • 満足度★★★★

    ゲッペルスか
    宣伝相として名前だけは知っていたが、本作は史実に基づいている(?)のか、その人間性がよく現わせられていた。主役の小日向さんをはじめ、役者陣も豪華であり、その役になりきり見せてくれた。
    さすが三谷さんの作品のことだけはある。

  • 満足度★★★★

    圧倒的史実を題材にする難しさを感じる
    三谷さんが、実在の人物を描いた作品は、過去にもたくさんありましたが、この芝居の登場人物は、あの戦慄の史実の中に生きたナチスの将校とそれを取り巻く映画人。

    だから、三谷さん御自身が、「これはコメディではない」と断る必要もないほど、どんなに面白く芝居が進もうと、最後は、戦慄の真実を描くことになります。

    実在の画家の交流をオリジナルの芝居で描いた時と違って、私達は、幾ら舞台上で、三谷さんの描いたオリジナルのゲッペルスやヒムラーやゲーリングの人間性に、愛着を感じたとしても、彼等がしでかした史実は、厳然と記憶の中にあるので、どうしても、「これはフィクション」として受け止める心の許容範囲が狭められ、その点が、この作品に対する好意的評価に自然と歯止めを掛けるのではないかと、観劇中も終始感じてしまいました。

    とは言え、白井さん、風間さん、段田さん、小日向さんという、それぞれ、かつて一世を風靡した劇団で活躍されていた4男優の夢の共演、シルビアさんと新妻さんのまさかの歌唱対決、意外な平さんの軽妙洒脱な演技、小林勝也さんの重厚さなど、観客の喜ぶ要素は山のようで、飽きることもなく楽しめた舞台であったことは事実でした。

    新妻さんと、小林隆さんは、本当に素敵な役者さんになられて、益々ファン度が増しました。

    ネタバレBOX

    1幕が、登場人物の紹介とお互いの関係性の説明に終始し、ドラマが生まれずに終わったのが、作品的にはやや残念でした。

    ヒットラーの名前を出さず、「あの方」と各人に言わせるのも、やや作為意的な感じがどうしてもして、最後に、「ユダヤ人」の台詞も、一度だけ、それも、女優がうっかり口にする中で出る台詞ですが、これも、やや作為的。
    三谷さんの作劇の際の様子が想起されてしまう点が幾つか感じられて、舞台上の登場人物の後ろに、作者の存在が顔を出しているように感じられ、話の中に同化できない自分がいました。

    ただ、役者さんの技量を堪能するという視点では、概ね成功作だと思いました。
    中でも、驚いたのが、ナチスに協力したドキュメンタリー映画を撮った映画監督を演じた新妻さんの存在感。彼女の初舞台からは想像できなかった程の飛躍的な名女優ぶりで、お見事でした。
    臭い芝居をする俳優で監督の風間さん、ドキュメンタリーで観た体型そっくりのゲーリング役の白井さん、老ベテラン俳優役の小林勝也さんの面目躍如の演技等、それぞれの役者さんの演技の祭典的な楽しさがあり、台本の粗を各役者さんがデコレーションして、見応えある舞台に具現化した感がありました。

    キーマンになる、小林隆さんは、大好きな役者さんですが、彼の演技は、もしかしたら、劇中、ゲッペルスが、ヒムラーの態度を例にとって解説する、「名優は、黙って何もしないこと」に通じる演技法なのかもしれないと思ったりしました。

    個人的には、大好きな作家、ケストナーの描かれ方に、やや三谷さんの創意工夫が過ぎたきらいがあるような不満を感じないでもありませんでした。
    段田さん演じるヒムラーも、架空の人物なら大変面白いのですが、やはり、史実とのあまりにも落差を感じて、それがやや残念な部分でした。
  • 満足度★★★★

    初パルコ
    出演者はさすがにみんなさんいい味だしてますね。
    売れているのがわかります。
    観に行って本当によかった。

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