チェーホフ生誕150年
ベルリン・シャウヴューネ改作版
実演鑑賞
ブレヒトの芝居小屋(東京都)
2010/09/11 (土) ~ 2010/09/20 (月) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.tee.co.jp/
まだ予定がわかりませんが 14年前、大変お世話になった方が出演していらっしゃるので 予定をこじ開けてでも、ぜひ観に行きたいと思っています。 老舗の劇団なので クオリティの高い舞台を見...
期待度♪♪♪♪♪
0 2010/09/03 22:50
期間 | 2010/09/11 (土) ~ 2010/09/20 (月) |
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劇場 | ブレヒトの芝居小屋 |
出演 | 松下重人、桑原睦、公家義徳、原口久美子、本田弘典、伊東克、奈須弘子、尾崎太郎、洪美玉、浅井純彦、清水優華、三木元太、松本暁太郎、竹口範顕、富山小枝、三瓶裕史 |
脚本 | マクシム・ゴーリキー(原作) |
演出 | 入江洋祐 |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 5,000円 【発売日】2010/07/15 全席自由席 前売: 一般4500円 学生3500円 当日: 5000円 ハーフチケット: 9/15 19:00の回のみ2500円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | ゴーリキーの原作を、黄金期のベルリン・シャウヴューネが改作。自分たち自身と小市民とを重ね合わせながら、チェーホフ劇として1974年に上演した。2010年、浮遊する観客を探し求めながらTEE(東京演劇アンサンブル)がいまの自分自身と向き合い、格闘する。チェーホフ生誕150年の今年、新たなチェーホフ劇が誕生する。 <ものがたり> 弁護士バーソフが妻のヴァルヴァーラを伴って別荘に避暑に来ている。その地には建築家スースロフとユーリヤ夫妻、医師ドゥダコーフとオーリガ夫妻、バーソフの妹で芸術を愛好するカレーリヤ、バーソフにこき使われているヴァルヴァーラの弟ヴラース、作家のシャリーモフ、ヴァルヴァーラに思いを寄せるリューミン、女医のマーリヤ、スースロフのおじで引退した実業家のドッペルプンクト、バーソフの代理人でユーリヤの恋人のザムイスロフも逗留している。 現実にうんざりしながら愚痴を言って過ごす日々。ヴァルヴァーラはこれはほんとうの生活ではないと感じている。10代の頃にシャリーモフの朗読会で彼を知り、それ以来シャリーモフの作品を拠り所にして生きてきた。彼が自分をこの生活から脱け出させてくれると儚い憧れにすがってきた。しかしシャリーモフと再会して、世俗的な彼に幻滅し、すべての希望が砕かれた心持ちでいる。そんななか開業医として生きる女医のマーリヤの毅然とした態度にヴァルヴァーラは魅かれる。誰もが真実を知ることを求めるという原則的な彼女の態度は、バーソフやシャリーモフ、スースロフ、リューミンらを苛立たせる。彼らはナロードニキ運動の挫折を引きずり、絶望と現状肯定に埋没しているようだ。ヴァルヴァーラと同様に、生きている実感を持てないひねくれ者のヴラースは、やはりマーリヤに魅かれ、恋を打ち明ける。15才も年下の男性の告白に心を動かされるマーリヤだが、彼にここを脱して新しく生きることを薦める。一方世の中をうまく渡り歩いて来たバーソフには、聡明で一途なヴァルヴァーラの苦悩も憧れも理解することができない。人気作家シャリーモフは、既に自分の読者でない層が台頭してきていることを自覚し、社会的な態度表明を求めるマーリヤや世間にうんざりし、何を誰に向けて書いていいのかわからないとバーソフに告白するのだが……。 西洋に遅れをとり、近代化も進まず、田舎者扱いされ、人々が沈滞しているロシア。ドイツの工場が進出し、その技術の差に勝ち目はないと感じたドッペルプンクトは自分の工場を売り払い大金を手にして引退した。その金をマーリヤの学校に賭ける決意をし、ドッペルプンクト、ヴァルヴァーラ、ヴラース、カレーリヤはマーリヤとともに出て行く。残される男たち。果たして希望はどこにあるのだろうか。 |
その他注意事項 | ブレヒトの芝居小屋案内はこちらをご参照ください。 http://www.tee.co.jp/brecht-raum.html 上演時間 3時間15分(休憩15分) |
スタッフ | ボートー・シュトラウス&ペーター・シュタイン(改作) 翻訳・ドラマトゥルク:大塚直 装置:岡島茂夫 音楽:川本哲 照明:大鷲良一 衣裳:清野佳苗 音響:大場神 宣伝美術:スズキコージ 舞台監督:熊谷宏平 制作:太田昭/小森明子 |
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