サーフィンUSB 公演情報 サーフィンUSB」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-20件 / 29件中
  • 実演鑑賞

    満足度★★

    鑑賞日2010/08/31 (火)

    2010年8月31日、アステールプラザにて観劇。

  • 満足度★★★

    *
    ぶっとんだ設定が新鮮でした

  • 満足度★★★

    良かったんですが
    盛り上がりに欠けると言うか、普通すぎると言うか、まあそれも含めて良さと言えば良さなんですが・・・
    期待が大きすぎた自分の責任ですかな。

  • 満足度★★★★

    会話がとっても自然
    ナチュラルすぎる会話
    水に飛び込みはける発想
    すばらしかった

  • 満足度★★

    初本多劇場の気負いはまったくなし
    ある意味「ゆるさ」が特徴の劇団ですが
    正直、今回はゆるすぎというか ウダウダすぎるというか
    ストーリーにもう一本筋を通してほしいかったと感じた。

    タイトル通り、サーフィンの話でヨーロッパメンバー
    水着で水に濡れながら頑張っていた。山脇さん、セクシー。
    部分部分では面白い所もあるけど、
    全体としては盛り上がりにかけたまま終了みたいな。
    いい意味でも悪い意味でも、初本多劇場の気負いはまったくなし。

    上田さんアニメ『四畳半神話大系』の脚本とか
    頑張り過ぎて疲れたかな?
    あの脚本凄くよかったのに~

    ネタバレBOX

    この日はおまけトークもあって
    石田さん、永野さん、中川さん、土佐さんが登場して
    今回の作品での好きなシーンや 思い出などを話していた。

    ・劇中、みんな水着なので謎の生傷が絶えない
    ・今回の舞台の為にみんなでサーフィン教室いったり、汚い川で泳いだ
    ・やはり、ハンバーガーの件は長過ぎんんじゃないのか?
    ・中川さん、土佐さんは、役の為に筋トレで体作ってきた
    ・酒井さんの落下シーンは名人芸の域
     →酒井さん登場して、細かく解説しながら2回実演落下

    だいたい、こんな感じ。
    いろいろと裏話聞けて面白かったです!
  • 満足度★★★

    美術がよかったと
    サーフィンをやってるていをみせるための演出もなかなか。
    人物設定も良かったと思うが。

    ネタバレBOX

    人魚のくだりは楽しめた。出番は少ないがおいしい。
    食事のグダグダは素直に笑えずつらかった。
  • 満足度★★★★

    好きな空気感
    相変わらずのユルユル空気が好きです。

    しかし伏線をまいて回収する感じの
    脚本の面白みみたいなものが弱かったかな…

    次作に期待

  • 満足度★★★★

    描かれた世界が興味深かった
    今回はセットが大きかったので、芝居と劇場のフィット感は紀伊國屋ホールの「曲がれ!スプーン」のときほど悪く感じなかった。芝居の質そのものはあのときと変わらないのだけれど。
    今回、ありがたかったのは、私の観た回は前回のように「笑い屋」のような観客がいなかったことだ。役者が台詞を言う前に爆笑するファンに囲まれて観るのは興ざめだ。
    体感上演時間が短く感じられ、疲れない。反面、物足りなさも感じたが、これがヨーロッパ企画の特色なのだろうか。
    ただ、描かれた世界が個人的に非常に興味深かった。

    ネタバレBOX

    舞台美術が空想組曲の「遠ざかるネバーランド」のフライヤーに酷似していたので驚いた。さらにこの芝居の企画が公表されるずっと以前、20年以上前から東京が水没する夢をときどき見る。ビルの窓から外を覗くと、東京の街が水没しており、何台もの自動車が沈んでいくそばで、なぜか楽しそうに人々がサーフィンに興じている夢で、「こんなときにどうしてサーフィン?」とつぶやくと、同じように窓の外を見ていた人が「サーフィンするしかないでしょう」と答えるのだ。今回の芝居の内容をまったく知らずに出かけたので、自分の夢の内容にそっくりで、思わずゾッとした。
    発達した現代文明の象徴のような一種の電脳都市「アキハバレ」を臨む、隔絶され、水没した都市の廃墟になったビルの屋上に住み、サーフィンに興じる男たち。実際は悲惨な状況だと思うが、ノーテンキで緩いコントのような会話が続く。自殺しようと「アキハバレ」から来たOLも、彼らの仲間に入ってサーフィンを始める。新参者の彼女に、ハンバーガーやフライドポテトの食べ方を薀蓄を交えて教えるバカバカしい場面は、昔の軽演劇を思わせる。
    「アキハバレ」は工業排水をたれ流すなか人魚も生まれ、取り残された者たちの負け惜しみなのか、男たちは「アキハバレ」を軽蔑している。そんななか、「アキハバレ」から、OLが勤めていた企業の男たちがやってきて、個々のサーフィンが記憶できるUSB仕様の特製サーフィンボードを見せ、回線につなぐと、ネットを通じてサーフィンの記憶を不特定多数の人がダウンロードできる仕組みを説明する。協力のお礼として、「アキハバレ」にある焼肉店の優待割引券が贈呈されると聞いて、「その優待のサービスはどの範囲まで適用されるのか」と男たちが細かい質問をする場面もまた、庶民的なせちがらい現実を投影していて可笑しい。
    結局、男たちはこのサーフィン・ダウンロードに取り込まれ、自分のダウンロード数にこだわって競い、熱中していく。「好きだからサーフィンしてるんじゃないんですか」とOLが本末転倒を指摘しても、耳を貸さない。このあたり、虚構の中で競争心を生み出すネットの魔力のようなものがわかりやすく表現され、人間の「さが」がよく出ていると思った。また、この廃墟ビルのひときわ高い所に住み、水没し始めたときに果敢に波に挑んで最後まで残ったという伝説のサーファー「エディ」が、実はその人物ではないとわかり、プレッシャーから解放されたと喜ぶ場面も、「作られた虚像のアホらしさ」を象徴している。最後は、企業の男二人も水に入ることになって終わる。虚構が現実に飲み込まれていく皮肉を感じた。話としてはシンプルで、思わぬ方向にころがって気分がどんどん乗っていくコメディーではない。
    私が自分の夢との酷似以外に興味をひかれたのは、20世紀末に盛んに使われ始めた「電脳都市」の概念と対比するところの廃墟、そのイメージ構築にかつて自分が仕事で関わっていたが、この芝居はまさにその構図だからだ。その廃墟こそ未来の東京ウォーターフロントだと当時から指摘する識者もいた。
    事実、銀河劇場のある天王洲アイルなどは、のちに東京都が中止した世界都市建築博覧会を機に、一大電脳都市に進化する予定だった。バブルがはじけ、ウォーターフロントの開発構想は次々に中止され、周辺には廃墟化した建物もある。地震の際の液状化、地球温暖化など、いまだ都市における「水」の恐怖は去らない。この芝居の「アキハバレ」は電脳都市そのものだし、あながちSFの世界だと笑ってもいられない。
    芝居の表層部分を見ると、サーファーたちの会話の雰囲気は「曲がれ!スプーン」の超能力者たちとあまり変わらず、このメンバーだから面白いのであって、役の面白さとはまた違うような気がする。その点、好き嫌いが分かれるかもしれない。
  • 満足度★★★★

    タイトル通りのナンセンスSFコメディでありながら、ほんのチラッと批判も垣間見れる。 
    ファンタジー×ゆるい日常=ヨーロッパ企画。

    サーフィンUSAをUSBに引っかけてそのイメージをそのまま話にしたような舞台。
    どこからをネタばれと言うのか迷いますが……。

    タイトル通りのナンセンスSFコメディでありながら、ほんのチラッと批判も垣間見れる。

    ネタバレBOX

    水の7日間という都会を襲った大水害、
    ドームで覆ったIT都市「アキハバレー」、
    工業排水の影響で生まれた人魚たち。
    どう考えても汚い海辺のコンクリートの一角が舞台。

    サーフボードの先端をはずすと、でっかいUSBコネクタになってるバカバカしさ。
    サーフィンの体験データを集積するボードで、アクセス回数を競う仲間達を冷ややかに見る、自殺を思いとどまったアキハバレーのOL。
    タイトル通りのナンセンスSFコメディでありながら、ほんのチラッと批判も垣間見れる。
  • 満足度★★★

    期待しすぎてしまう。
    相変わらずのゆる~い時間が流れる雰囲気、
    本当にアドリブなんじゃないかと思うような自然な会話、
    凝ったセット。

    ヨーロッパ企画らしさ満載のステージでした!

    ネタバレBOX

    水(海)からあがるとびしょぬれのリアルさや、
    USBのコネクタが繋がるボードや人魚などの道具やセットなど、
    見ごたえたっぷりでした!

    ところどころ意外性もあっていっぱい笑いましたが、
    ヨーロッパ企画は「こんなものじゃないでしょ?」みたいな
    変な期待をしてしまう自分が居ることに気付いてしまいました。
    なので、物語がすっと終わってしまったときには
    「え?」と肩透かしをくらった感じで。
    『水の7年間』(だったかな?)については、
    もうちょっと掘り下げてハッキリさせて欲しかったなぁ。
    ハンバーガーのくだりは、ちょっと長すぎ(くどいw)。
  • 満足度★★★★★

    なまくら刀で鋭く切るSF
    この劇団の代表作「サマータイムマシン・ブルース」(も素晴らしいが)より、よっぽどSFしている。
    世界を切り取る・記述するSF作品であることと、ヨーロッパ企画らしい日常会話のコメディであることが奇跡的に一致している傑作。
    むしろ、笑いであり一般に“ユルさ”といわれる雰囲気を崩さないままに世界を語り、ディストピアを見せ、それに回答を示す様が秀逸。
    「SFの世界観でコメディやっちゃいました」ではなく、「コメディにSFのガジェット使っちゃいました」でもなく、SFの世界観と人間の関係性こそがコメディであり、コメディであることによりSFとしての切れ味が増している、これぞ本当のSFコメディなのでは。
    生身の、日常の、一般人の身体を引きずって、世界を切り取る、一つのモデルケース。

    ネタバレBOX

    自然への回帰運動であるサーフィンが、科学文明の象徴バーチャルシステムの「サーフィンUSB」に取り込まれてしまう瞬間が、とてもくだらないノリなのに恐ろしい。

    また、決して尖らず、熱くもならず、徹底してくだらない動機と弛緩した空気のまま「自分達がサーフィンUSBでウケなかったから諦める・拗ねる」というしょうもない理由でもってバーチャルやサーフィンUSBなどの“ディストピアな世界”に背を向けさせている。ここが秀逸。

    あとハンバーガーのくだりはまさに話芸の域。
  • 満足度★★★

    観劇後消耗しないお芝居
    のんびり坦々と、ドラマティックではないのにじわっとおかしい90分でした。
    いろんな意味で本多を大胆につかわれてましたねぇ~。
    勝手な想像でまったく海が関係ない山あたりのお話なのかなぁと思っておりましたが、なかなか海でした。
    食事のシーンはいいかげん冗長にかんじました。。

    ネタバレBOX

    ありうる。なんか未来にあってもおかしくない設定でしたね。。
    人に説明するのが楽なあらすじでしたのでよかったです…。
    アキバの輝きがナゾでした。皮肉だけ??

    元上司が一番筋肉すごかったのがウケました。

    人魚のUSBは体験してみたいなぁ
  • 満足度★★★★★

    この劇団独特のカラーが生きている
    ヨーロッパ企画を観るのは、これで、3度目ですが、いつも感心するのは、とても台詞とは思えないような、若者の日常会話が、ごく自然に舞台上で繰り広げられる、見事なリアルさです。

    今回の舞台装置は、空想組曲の「遠ざかるネバーランド」のフライヤーで見たような、非日常の世界でしたが、でも、そこで、繰り広げられる会話は、まるで、ファミレスで、隣り合った若者達の会話を、聞くともなしに聞いてしまったような、ごく日常の、普通な会話の連続でした。
    その会話が、あまりにも自然体なので、この劇団、稽古風景が全く想像できません。

    シチュエーションや、語られる内容は、非日常なのに、語られる会話は、実に日常的なので、そのアンバランスに違和感を感じてしまう方には、オススメし辛い劇団ですが、私は、この劇団の、この独自な雰囲気が大好きで、ずっと、笑顔で、観ていました。

    アフタートークの緩さも含めて、とても好きな空気感の劇団で、その上、今回の舞台で、酒井さんの大ファンになりましたので、ずっと、この劇団、追いかけたいと思います。

    ネタバレBOX

    アナログの体験が最良と言っていたサーファー達が、アキバ…の営業マンの口車に乗って、自分のサーフィンのダウンロード数を気にする内、本末転倒になって、サーフィンを楽しむのではなく、ダウンロード数を増やすために躍起になり始めるところで、私は、実際ネット上でも、こういう人種がいるなあと、卑近な例を思い浮かべて、妙に、受けてしまいました。

    ハンバーガーが、もはやスローフードだと言って、自殺しそこねて仲間入りした女性に、その食べ方を皆が口々に伝授するシーン、もう、この劇団でしか、成立しないような場面で、感嘆しつつ、大笑いして観ていました。

    本当に、普通の会話を切り取ったようなシーンの連続ながら、シニカルな部分もあり、この絶妙な匙加減の、作劇が、私は、心底大好きです。

    今回、2回も、海に落とされる、営業マンの酒井さんの演技に魅了されました。
    私が、かつて大ファンだった、今は、役者は休業中の、8割世界の吉岡さんを彷彿とさせる、見事な営業トーク、心酔しました。アフタートークでも、また海に落とされる場面を再現して下さったのですが、その素の表情まで、とても魅力的な役者さんで、彼を観られただけでも、ラッキーな観劇となりました。
  • すごいな~
    お金かかってるな。

  • ひさしぶりの
    本多の次は駅前。
    駅前の方が楽しみ。

  • 満足度★★★

    軽いのり
    夏らしく、サーフィンがテーマかと思いきや、実は情報社会にたいする風刺を描いている。
    ポップ調な舞台設定で、演台が高く設定されていて、前から2列目だったので、仰ぎ観るような感じであった。
    この劇団の芝居を観るのは2回目であるが、ヨーロッパ企画の雰囲気は十分に伝わった。なかなか面白かった。

  • 満足度★★★★

    ○○なUSB
    最近、Twitterでも舞台関連いろいろ知れるかもと、
    見だしたときに某有名映画監督さまが「 もう何度か観に行きたい。」
    と書かれていて気になって気になって。
    ネットサーフィンしまくって、
    何日か悩んで、仕事をすごい早さで片付け(笑)当日券で観ました。

    まず舞台美術がすごい!なにしろすごい。
    これには文句のつけようがない。これだけ見れただけでもイイかも。
    こういうプロの仕事はワクワクします。
    日本の未来はこんななのかな。

    サーフィンなるほどね。
    こうやって見せるのかと関心しながら、
    たわいもない、でも掛け合いがたのしく思わず笑ってしまう
    バカバカしい会話が続き、、
    でもちょっぴり眠たくなったり、、。

    USB、、そんなとこに(笑)
    ダウンロード、ダウンロード、、、?????

    あっと言う間に時間が過ぎ、、、終わってしまった。
    最後はさっぱりしていたかも。

    でも満足。けっこう笑ったし、おもしろかった!
    確かにもう何度か観たいかも。次も観てみないと。

    過去のDVD♥ 買って帰りました。

    ネタバレBOX

    水没したTOKYO。廃墟が立ち並ぶ。
    遠くに守られたドームの中にキラキラ輝く秋葉原CITY。
    近未来は温暖化がすすんだらこんなになるのかなぁ。

    本当によくできたセット。
    廃墟の上からサーフィンをしに飛び込む。
    脚を滑らして海に落ちる。ドボンと。
    下部1500mmくらいかな黒いもので隠されていて
    その中にみなダイブする。
    本当に水がビルの上部まできたかのような
    英会話学校の看板も藻がついたり、
    水がそこまできたラインがいくつも入っている。

    廃墟の上から飛び込み自殺しようときたOL。
    つぎつぎとサーファーたちが海から上がってきて
    (本当に海からあがった感じがよくでてる)、
    自殺しようとしたOLに気づき、彼らは死なないように
    説得していく。説得過程の会話がテンポよくすごく楽しい。
    彼女は「サーフィン教えてくれたら死なないと」
    なかなか信じてもらえず何度も何度もお願いをして、
    彼女もサーファーに。

    上の階には謎の伝説のサーファーも。
    向かいの英会話学校の看板には人魚がなぜか醤油をもらいに
    やってきたりもする。薄汚れていて微妙な人魚である。
    みんな仕事に就かずサーフィン、ファーストフード。
    ゆるーく楽しく。会話が自然に楽しくすすんでいく。
    ファーストフードがなんてったてスローフードだし。
    彼女もサーフィンに没頭。
    いつしかストイックなサーファーに。

    そんな折、
    秋葉原CITYからサーフィンの下部に “ 巨 大 ” なUSBが付いた
    「サーフィンUSB」をもって営業しに2人組がやってくる。
    この二人はきちんとスーツを着ている。
    サーファーたちに説明をするのだがみんなチンプンカンプン。
    サーフィンしている映像をUSBに取込んで、
    ユーザーが気に入ったものをダウンロードするらしい。
    この説明が睡魔を襲う。。

    となりのビルのネットワークが生きていた事で、
    巨大ビジョンに画像が。ダウンロード数も発表。
    がぜん能天気にたのしくやっていたサーファーが、
    ダウンロード数を稼ぐために大けがをして血まみれで
    あぶない海から上がってくる。
    だんだんダウンロード数を稼ぐためにおかしくなっていく。

    サーファーになった彼女は元秋葉原の社員で、ひとり冷静で
    このUSB企画にはのらない。アナログの良さをとく。
    彼らがサーフィンにのって貯蓄したDATAも彼女の削除で水の泡に。
    デジタルDATAは、なくなる時はあっと言う間。
    元にはもどれない。完全消去なのだ。

    一瞬、絶望して、人魚になりたいとかわけわかんなくなる人も
    いたけれど、人魚もしっぽがなんとパカッと外すとUSBになっていて。
    営業だった一人はサーファーになってたなぁ。

    なんだかんだでちょっぴり寝ちゃって、
    その後も繰り返し特に何も変わらず。ダウンロード数もあがらず。
    ゆるーく楽しく。会話が自然に楽しくすすんでいく。
    気がついたら特におちなくゆるーく終わってしまったかな。

    ゆるーくおもしろかったと思う。
    すごい舞台美術が見れたし、これでイイのだ、私は。




  • 満足度★★

    会場・セットには負けてます。
    変わらず、細かいこだわりの笑いで綴られていましたが
    会場は大きくなったのに、笑いの連続というか終盤の盛り上がり
    「えぇ!?」が続くパターンが全くなかった。
    E企画はラストのオチが弱い(静かに終わるので)からそこ大事なのにね。
    次回は駅前だからいいんじゃないかと思うけど、セットにお金かけるなら
    最後にAKIBAドームがどうにかなっちゃう仕掛けでもあれば笑えたのに。
    東上から見続けて一番低空な感じででした。

  • 満足度★★★

    舞台美術は感動しました
    けどね・・・。
    細かいエピソードは笑えるとこあって楽しいんです。
    だけど中核をなす話しが、カタルシス得られないんです!
    なんか一本調子のヘビ花火みたいな印象を受けました。
    舞台セットづくりで燃え尽きてしまったんでしょうか?

    ネタバレBOX

    暑い時期に観るマイBEST映画「サマータイムマシンブルース」の原作劇団!!
    シアターガイドに紹介記事も載っていて、
    (ものすごく)2=(二乗)、期待してたんですぅ。
    舞台セット上、遠くに見えるレトロなドーム状の未来都市。
    シティライト+都市からのサーチライトまで表現していて感動的な出来でした。
    水没した世界で、水面上に残った高層ビルが舞台となり。
    一番下は黒幕で隠した海という設定は、ホントよく考えられたいました。

    海面上昇により水没した世界。
    ドーム都市で最先端の生活を送る人々を尻目に。
    水面上に残った高層ビルに勝手に住み着いて、
    水没都市からのサルベージ品を売買し、
    日々サーフィンに明け暮れる主人公達。
    ドーム都市からサーフィンをバーチャルに感じる為の、
    USB端子付きサーフボードによる波乗り依頼を、
    焼肉屋の割引券で引き受ける事になり。
    それまで、ただ良い波に乗る事が目的だったのに。
    自身の波乗り感覚の閲覧ランクを競う事になり、
    結果、サーファーの殆どがサーフィンUSBに乗ることになりました・・・。
    オシマイ。って なんですかー

    文章にすると、ホント切ないよー。
    人魚さん出て来たり、ハンバーガーの食し方のウンチクあったり。
    いろいろ美味しい設定あったのに、生かしきれてない!
    勿体無い!! (脚本の時間無かったのかな?)
    未来少年コナンやウォーターワールド・OVAのAikaシリーズみたいな、
    嬉しいレトロな水没世界ですよ!SFぢゃーないですか。
    何でもありだから、人魚さんも尻尾とってUSB端子つけたのに。
    (いきなり尾びれが取れたのには笑えました)
    「波打ち際のむろみさん」(週刊少年マガジンの連載漫画です)
    みたいな異性物交流コメディーにも出来たでしょうし。
    いろんなものにUSB端子つける、電脳と現実の二極世界の軋轢話にも
    出来たでしょうに、本当に残念でした。

    公演回数が多い分、登場するだけで笑いのおきる役者さんがいたので、
    リピーターが多く付いて、安定した興行収益計算でき。
    (映画化も2回目だし)慢心したか、忙しくて時間が無くなったかですかね。

    NEXT 期待させていただきます

    追伸:舞台セットはホント素晴らしかったので星1つ追加です
        HPのUSBメモリの上のサーファー人形が物語り語っていました。
  • 満足度★★★

    みてきた
    3度目のヨーロッパ企画。
    この劇団の空気と笑いは見るたびに好きになる。

    ネタバレBOX

    劇場に入って、舞台を観て、まったく予想をしていなかったセットにびっくりしました。
    そして、セットに水面がキラキラうつる演出が大好き。


    街が沈んでるのに、ハンバーガーの食べ方がどうとか、そんなことでやいのやいの言い合う彼ら。
    非日常の中の日常だなぁ、と思いつつ。


    「え、ここで終わるの」という突感を前々回の「ボスインザスカイ」で経験していたので、今回は多少覚悟して?観ました。
    そのおかげか、ボスインザスカイほど突然には感じませんでした。
    覚悟しないで観られるようになるといいんだけどなー。

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