心から感動
あまり暗いのは好きではないので
戦争物は敬遠しがちなのだけど、シアタークラブのラインナップなので
仕方なく行った(正直な話)
だけど打ちのめされた。
1954年って私が生まれるほんの数年前。
終戦後の大変さってわかってたつもりだけど、ここまで
悲惨だったのかと・・・・
よかった。すばらしく良かった。脚本も役者さんも
満足度★★★★★
静かに染みる
わずか3人の役者が、声高にならず、じっくりと見せてくれた。
事実をもとにした舞台だけに、計り知れない重さが残る。
ただし、重苦しいわけではなく、人間の強さや生きることの尊さを感じることができるのだ。
満足度★★★★
帰還できず
第二次大戦でのシベリアに抑留されて、帰還がかなわなかった山本幡男さんの抑留日記。(ノンフィクション)
絶望的な状況でも希望を失わず、周りに対しても明るく振るまい、最後まであきらめなかった姿を下條アトムが好演。
今こうして平和な世の中で暮らしていけるということはありがたいことであり、戦渦を受けた、われらの先輩たちに対して頭が下がる思いである。平和を当前として生きてているが、現在でも戦争中の地域は世界ではあまたある。平和のすばらしさを改めて実感した。