今宵、宇宙エレベーターの厨房で【ご来場誠にありがとうございました。】 公演情報 今宵、宇宙エレベーターの厨房で【ご来場誠にありがとうございました。】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-20件 / 26件中
  • 満足度★★★★★

    いやはや楽しい!
    まさに「三谷幸喜の後継者」とも言える脚本家、山内さんのセンス抜群の作品です。

    宇宙へ向かうエレベーターっ全然想像つきませんでしたが
    それぞれのキャラクターに伏線があってなおかつそれが交差している脚本に感心しました。

    役者の人も皆当たり役で観て損はしませんでした!

  • 満足度★★★★★

    気がついたらDVD買ってたよ
    いや、無理矢理とか、催眠商法とかでなくて、自分の意志で(笑)。

    隕石少年トースターは、大阪の劇団で東京初進出らしい。でもって、観劇後、次いつ観られるのかと思ったので、ついふらふらと物販に行き、前作のDVDを買ってしまった。まず舞台のDVDなんて買わない私が、である(まあそんなことは誰も知らないとは思うけど)。
    つまり、とっても面白かったということなのだ。

    とてもわかりやすく丁寧につくられたコメディで、心地よい。
    こんなコメディが観たかったのだ、と思うほど。

    楽しかったな、観てよかったな、と心から思い、DVDを胸に帰宅する私でした。

    ちなみに、シアターグリーンのチラシラックに、隕石少年トースターの無料DVDが置いてある。過去のダイジェストと、なんと過去の短編(30分)が収録されているので、観劇の日程が合わない方は、それだけでも手にしてみてはいかがだろうか。

    ネタバレBOX

    宇宙エレベーター内のレストラン厨房という設定。それはまさにタイトル通り。
    その厨房で、スタッフたちが繰り広げるコメディ。

    コメディにありがちな「面倒臭い人」を1人か2人設定し、その登場人物を中心にして、それをいじり倒すことでコメディを成立させる、というパターンがなかったところに好感を持った。

    確かに面倒臭いシェフという登場人物がいるのだが、彼は常にコメディの中央にいるわけではなく、月生まれの宇宙人や新人の料理人、オーナーなどもその設定に合わせて、面倒臭い人になるのだ。
    それがいい。

    ストーリーは、ややもっさりしていて、丁寧すぎる感もあるのだが、説明すぎということでもなく、ゆったり観るのには丁度いい塩梅であったと思う。それは心地よくもある。
    とは言え、単に脳天気なのではなく、つまんないコメディだと、笑わせるための設定に逆に自らの退路を断たれ、無理矢理だったり、あり得ない展開になりがちなところを、そうせずに、きちんと「攻めていく姿勢」が垣間見られたところに、さらに好感度がアップするのだった。

    丁寧に台詞を重ねて笑いを取ることを基本としながら、ドタバタも挟みつつという構成も、厨房だけのストーリー展開にほどよい緩急をもたらしていた。
    細かい伏線も丁寧に拾っていくしね。

    演じる役者たちも、全員がとてもいい味を出していた。誰というよりは、全員がいい仕事をして、きちんと印象に残る。

    これならば、次回も是非観たいと思うのだが、残念なことに大阪の劇団ということだ。
    とても好きになってしまった隕石少年トースター、早い時期に、再度東京公演を実現してほしいと願うのだった。……できれば、今回客演もあった劇団衛星と2マンで。無理か(笑)。

    ちなみに、こりっちで、東京公演が始まる前に東京公演の「観てきた」が数多く埋まるという珍事が起きていて、正直「あ〜あ、やっちゃったなぁ」と思ったのだが、その中にきゃるさんの「観たい」の書き込みがあり、それが目にとまったことで、行くことに決めた。その書き込みには感謝します。
  • 満足度★★★★★

    今宵、宇宙エレベーターの厨房で
    とにかくテンポがいい!
    笑いあり、心ジーンあり、隕石の舞台大好きです!
    観客の気持ちをぐっと引き込む脚本には毎回驚かされます。

  • 満足度★★★★★

    期待どおり、とても良かったです!!
    隕石さんの舞台、毎回拝見しています。大好きです!!
    今回の「今宵、宇宙エレベーターの厨房で」も、期待どおり、すごく面白くて楽しめました。
    ドキドキ、ヒヤヒヤ、そしてホッコリ、本当にとても良かったですよ。
    関東の皆様に、是非とも観ていただきたいです。
    フアンになること間違いなし!!

  • 満足度★★★★★

    やられた
    ド肝抜かれました!
    久しぶりに本格的なコメディ見た気がしますね!

    ぜひこれからも東京公演していただきたいですね!

  • 満足度★★★★★

    超怖いSPが
    意外な過去とカワイイ1面を持っていてビックリ。
    質の高い知的コメディーで、思わずプッの箇所が多数。
    大阪の劇団らしいが、またステキなストーリーと笑いを持って来てください。

  • 満足度★★★★★

    おすすめです☆
    隕石さんの大阪公演は何度か拝見しています!
    いつもテンポ良くて、笑いあり、ちょっと涙ありのほっこりできる内容で、
    初めての方でも観やすい劇団さんじゃないかな~と思います。

    この『今宵、宇宙エレベーターの厨房で』も「え!?どうなっちゃうの??」と
    ドキドキハラハラあり、ジーンときちゃうところもあり、ドタバタの笑いもあり、
    満足♪設定は未来ちっくですが、内容は入りやすいし面白かった!

    東京にも観に行ってみたいけど、さすがに遠いので・・・みなさん、ぜひ☆

  • 満足度★★★★★

    おもしろかった☆
    今回の作品は、一人ひとりの個性が、ふんだんに出てて、最初から最後まで目が離せないおもしろい舞台でした!!
    ホント、熱演とはこーゆーことを言うんだな、と納得。
    ぜひこれから見る方、楽しんできてください♪

  • 満足度★★★★★

    毎回楽しみにしています
    隕石少年トースターの作品は、いつも楽しみにしています。
    始まったとたん引き込まれていって、あっという間に終わってしまいます。
    登場人物のキャラが濃くて、何ヶ月か経った今でも鮮明に声や表情が思い出せます。
    ぷぷって思い出し笑いしてしまいます。
    今回の作品も、どきどきわくわくしながら観ました。
    今回の作品は東京でも公演があるようで、観た事ない方は是非この機会に。
    次の作品も期待しています!

  • 満足度★★★★★

    なかなかよいです
    シチュエーションコメディの大道
    おもしろかったです

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい
    練られた脚本、メリハリのある演技等、全てのプラス要素が劇的に結合した良質なコメディでした。関西の劇団さんなので、関東の私は物凄くジェラシーを感じてしまいました。是非是非、また東京に来て欲しいです。

    ネタバレBOX

    おおいに笑わされ、ほんのり温めさせる喜劇。
    終焉間際に暗くなった時、久々に「ああこの楽しい時間が終わってしまう」と哀しくなりました。
  • 満足度★★★★

    初めての観覧
    この劇団のお芝居は初めて見に行くので、どんな感じなのかとあらすじ・説明を見ると、「摩擦熱や無重力を利用した料理のフルコース。地上では起こり得ないトラブルの降るコース。月へ向かう厨房は、料理人たちの戦場と化す。」とあり、
    宇宙や料理に関して難しい内容設定だったら面白くないかも・・・なんて思ってました。

    映画の始まりのようなオープニングでググっと興味を引き付けられました。
    宇宙の設定はどこかで仮説を聞いた事があるもので、料理も難しいものではなく、難しそうな話になると説明のようなセリフが有るし。
    どんどん引き込まれていきました。

    宇宙人の方の動きがず~っと気になりました。
    告白の結果が気になったので、最後に声だけの出演でいいのでハッピーエンドの結果があったら良かったなぁと思います。

    凄く楽しかったです。

  • 満足度★★★★

    期待にたがわず
    先日、関西の劇団(尼崎ロマンポルノ)を観て、関西系は会わないのかなとの危惧は観始めてすぐ払拭された。役者さんのキャラがそれぞれ魅力あふれていて、楽しくなってしまいました。脚本もライトポップな感じでとても観やすい芝居でした。
    また来京してください。

  • 満足度★★★★

    東京公演も期待大!
    大阪で観たけど東京にも観に行きます!!だって、東京公演はますますパワーアップしてるみたいですから☆

  • 満足度★★★★

    良作コメディ
    こういういかにもなコメディは、最近観ていなかった。こういうのは、簡単なようでなかなか難しいと思う。最初から最後まで舞台世界の中に入っていられて、飽きずに観れたし、たくさん笑った。それだけでも凄いことだと思う。ただ、笑いのレベルが、最初から最後まで一定な感じがして、つまり、段々と笑いが盛り上がっていって最後は大爆笑、みたいな感じにはなっていなかったので、そこはもったいないと思う。この手のコメディはたくさん創られているから、ちょっとやそっとのことでは観客は納得しない気がする。そうはいっても、センスは凄いと感じたし、関西から東京に初進出らしいし、パティシエだか何だか色々やっていた女性はかわいかったし、次また東京に来たら絶対に観たいと思う。

    ネタバレBOX

    料理に対する真剣さがいまいち感じられなかったのが、もったいないと思った。料理を作っているシーンが本当に少ない。「いいから、早く次の料理作れ!」と心の中で何度も叫んだ。本当にいいものを作ってそれを食べてもらいたいんだ、という情熱のようなものが伝わってくれば、笑いだけでなく、感動にまで持っていくことができたのではないかと思う。物語がそういう方向にいかないで、ワープだとかエレベーターガールへの恋心だとか、タコみたいになってしまうという話でバタバタしてしまったのはもったいない気がした。タイタニック号の中で演奏しつづけたバンドマン、みたいな感じにもっとできたらよかったのに、と思う。
  • 満足度★★★★

    正統に笑わせる、気持ちのいい作品
    おもしろかった。
    人を笑わせるのは、じつにむずかしい。
    この作品は、ドタバタ、ギャグ、内輪ネタではなく、
    ストーリ自体で笑わせてくれた。
    細部につじつまのあわないところもあったが、
    全体としてとてもよく考えられた話だと思う。
    パティシエ役の女優もかわいくて、キャッチーだ。

    ただ、エレベーターガールをめぐる三角関係の行方が気になる。
    力ワザでなんとなくほろりとさせるのだが、
    ラストシーンはもう一考あってもよかったのかもしれない。

  • 満足度★★★★

    満足です
    前評判が良過ぎて、開演直後はアレ?って感じでしたが、芝居に慣れるにつれて、どんどん面白くなり、終演後はすっかり満足です。東京初進出のせいか、私の観た回は少し物足りない客入りでしたが、これからも東京で公演やって欲しいです。

  • 満足度★★★★

    夢と科学とドタバタと、
    恋心も絡んで楽しかったです!!

    ネタバレBOX

    宇宙エレベータの存続か廃止かを決める大臣会議がまさにこのエレベータ内の会議室で行われ、警護にあたるSPとエレベータ内レストランのオーナーや厨房スタッフの色んな攻防を軸に、予定外の乗客、恋愛、大事故が絡み、進展していくコメディ!

    2085年頃?の話。直接月までエレベータで行くわけではありません。かなりの高度までエレベータで昇って、そこからロケットを使って省エネで月まで行くようです。地上何キロまで昇るかということを説明してほしかったと思います。そうすれば、時速とか所要時間とか具体的に理解できます。

    月で生まれ育った人を宇宙人と呼ぶんだって思いました。ちょっとした差別用語なんですね。そして、月ではあまり高温を経験しないので、地球に来て30℃以上の環境の中に入ると、手足ががスルメかゆでダコのようにペラペラペラとなってしまうという都市伝説が微妙に絡み、ワープの研究も行われているとか。

    エレベータガールに恋した宇宙人、最後ワープの成果でエレベータガールが失くしたキーホルダーを見つけることができたものの、そのために告白できなってしまった切なさで終わるところは、ドタバタの後だけにおしゃれでした。

    オーナーが暴走すると、ごつい、ちょっと六車さん風SPがオーナーを抱えて戻って来るというベタなシーンが何度となく繰り返され、楽しかったです!

    パティシエ役の福嶌さんの玉を転がしたような、声優さんのような声が素敵でした!
  • 満足度★★★★

    観てきました
    ここでの評判がとてもよくて期待しすぎたせいか、観劇後はちょっと物足りなさを感じました。
    面白いことは面白いのですが、もっと面白くできたはずです。

    大阪拠点の劇団なのに東京公演で客席がほぼ埋まっていたことにはさすがだなと思いました。

  • 満足度★★★

    小耳にはさんだ情報を知りたかった。
    人類が抱く大きな夢に飽くなき挑戦を続けたひとたちの運命がかかっている場面において、そうしたひとたちが不在(見えない)するなか、小さな自己実現を達成することだけに目的意識を持ったようなひとたちのイマイチ煮え切らない言動が、劇的ドラマを実感させないという意味でのリアルっぽさを醸しだしていたことは、空気感としては悪くはないとおもうのですが、対立軸や葛藤など、目にはみえない描写が見えにくかったために、登場人物のだれかに共感したり、ハラハラドキドキする瞬間が訪れませんでした。
    所々にさりげなく織り込まれた料理人らしさを素材にしたギャグはエスプリが利いていて感心したのですが・・・。
    突拍子のない場面設定に実在しそうな人物像をあてはめるミスマッチさや、
    おおまかな筋書きは独創的でしたし、興味をそそられる類のものでしたので、仕組まれた伏線や細かい情報を出すタイミングだったり、芝居のテンポ・リズムを変化させてみたり、場合によっては場面をカットすることも視野に入れて再構成されるともっと伝わりやすくなるようような気がします。

    ネタバレBOX

    科学テクノロジーのめざましい発展により、万有引力のコントロールさえ容易くなった近未来。地球と宇宙とを一本の軌道軸で結び、誰にでも簡単に短時間で宇宙に行くことができる人類史上初の発明品『宇宙エレベーター』の賛否を巡り、実機に乗り込み会合を行うことになった両派の大臣たちに料理を振舞うことになったしがない料理人たちの事の成り行きがほぼリアルタイムで描かれていきます。

    両派の大臣たちの会合は、『宇宙エレベーター』内に併設された厨房の奥に位置するホールで行われているとのことなのですが、ホールと厨房をせわしなく行きかうオーナーからは彼らがどんな話をしているのか、その具体的な『外側』の情報がほとんど入らず、とにかく料理をつくることに集中するよう釘を差すので、料理人の雑談に広がりがもたらされているとはおもえませんでした。

    『何があろうとも職務を全うすることはできるだろうか?』という趣旨があるためでしょうか、強面のSPや、宇宙人という作業の進行を妨げる邪魔者がちょいちょい入るのですがこれらは、その多くが偶発的なアクシデントであることから、なんとなくその場限りの笑いで収まってしまっているようにみえました。

    不思議だったのは、大臣らが厨房に視察することがあるかもしれない、という可能性を視野に入れた描写がなかったこと。
    これがあるだけで、場のモチベーションはあがるはずです!
    そして、この宇宙エレベーターでは彼が切り盛りするレストランが常設予定ということなのでしょうか?それにしてはこのレストランに掛ける想いも意気込みもスタッフ間でバラバラであるように見受けられましたが。
    まずは意志確認のために、朝礼からはじめるという選択肢もあるとおもいます!

    やる気のないバイトがヒレ肉をただ叩いるのを見かねたシェフが「太陽が爆発するようなイメージで。」と独自の料理哲学をレクチャーする場面はよかったです。
    冒頭での賛成派と反対派が対話する場面でガガーリンの名言を文字って「自分は青かった・・・」というひとことなどはエスプリが利いていて好きでした。願わくはあのような笑い(ネタ)もっとたくさん仕込んでほしかったですね。

    また、オーナーがSPに自慢の一品『太陽のフレア』を試食してもらうシーンでは、料理のコンセプトやこの料理に掛ける意気込みなんかを本番さながらにプレゼンしたりする方がナチュラルであるようにおもいました。

    後半、宇宙ステーション(基地局)から更に月へ向かうためにゴンドラに似た設備を利用して向かう場面で、月へ行って地球に戻ってくるだけのあることが発覚し、結果、テレポーテーション(瞬間移動)で地球に帰還する方法が選択されるのですが、これはちょっと予定調和なアクシデントのようにおもえてしまい、アッという驚きはありませんでした。
    予備の燃料タンクが反対派勢力の飛ばした人工衛星によって撃ち落とされてしまったのではないだろうか・・・とかそのような、憶測が絡んでいたら腑に落ちるのですが。
    エレベータの管理会社の人間が登場して、間抜けなトーンで指示していくのはおもしろかったです。
    『心の歪みが時空の乱れを生む』という設定にはおぉ!と唸りました。
    エレベータ内では重力が自動的に中和されているということもおぉ!となりましたが、『エレベーター内では重力が常に中和されている』という情報はむしろ、序盤で引き出されるべき情報だとおもうのです。
    そして、重力がコントロールされていることは、この時代に生きるひとたちにとっては当たり前という認識なのでしょうか。
    そのことについて注約するひとが誰もおらず、皆あまりにも普通だったので、その点は少し気になりました。

    エレベーターが劇中、どの辺りに滞在しているのか、前後することが多々ありましたが、開演時の暗転でNASAの管制官的なナレーションを入れて、エレベーターを離陸させた場面からドラマをはじめるほうが、臨場感が出るようにおもいますし、『心の歪みが時空の乱れを生む』という設定ももっと生かされたのではないのかな、とおもいました。

    あの宇宙人は、エレベータに乗って地球を侵略にやってきたのに、エレベーターガールに恋をしちゃって予定が狂っちゃった・・・ってことだったのでしょうか。
    侵略しにやってきたスパイだとしたら、それらしい行動はあるはずですし、しかも時々ネイティブ(宇宙言語)はふとした瞬間に出てしまうでしょうし、それに基地局も攻めるとおもうのですが。
    反対派勢力の描き方もちょっと中途半端でしたね。着地点がわかりませんでした。

このページのQRコードです。

拡大