満足度★★★
早い話が
相武紗季の初舞台目当てだったわけ、で。
劇場に着き席に座る。そこはもう海底だ。
舞台の中央には、白いボードが設置されている。
観客は署名をするために列をつくる。
この光景、つい最近 見たような気がする。
3月の「浅川マキお別れ会」だ。
尋常ではない雰囲気に息をのむ。
これじゃ一体いつ始まっていつ終わるのか、わかりゃしない。
だいいち今日中に終わるのかさえも保証されてないし
何時まで拘束されるのかも。
度々妄想にみまわれながらも舞台では物語が進行している。
初日は出演者を火炎放射器で灰燼に帰すという
まさかのエンディングだった。
劇中何度も行われたプリミティヴなリズムに
能楽のようなビートの唄と踊りが頭から離れない。
2010.4.10
満足度★★★
相武紗季ちゃん初舞台は、明るく楽しいライト実験演劇。
後藤ひろひと氏主宰、劇団Piper最新作は、
簡易観客参加型、明るく楽しいライト実験演劇。
初舞台の相武紗季さんは嫌な女科学者を好演。
舞台上は実験施設で、被験者となる科学者七人。
選考員として選ばれた観客が、それを観察し
海底施設での実験員として正しい資質
「ライトスタッフ」をもった人間を選ぶという
ストーリー。
いくつかのポイントで後藤氏が登場して、
進むべき選択肢を観客の拍手で多数決、
ときには観客と演者の会話で進める趣向。
むかし、アングラ全盛期には、もっと自由で怪しい
「実験演劇」がいっぱいあったんでしょうねぇ。
それの超ライト感覚版を意図している模様。
アドリブは多少あったにしても、
選択肢は決まっているので、
数あるパターンを事前に稽古はしているのでしょう。
満足度★★★
バッドエンド?も気になる
やっぱり面白いPiper。。
また芸能人が出るのかぁと思っておりましたが、なかなかどうして相武 紗季さんよかったです。声が魅力的。川ちゃんはなんか不自然な感じがしましたがキャラクターのせいと思うことにします。。
観客参加型といっても、さほどからまれることはないので小心者が行っても大丈夫です。からまれたい人はアピールすればよさそうです。
ガムがもらえました。
満足度★★★★★
無性に嬉しさがこみ上げる公演
後藤ひろひとさん、以前から尊敬する演劇人のお一人ですが、今回の舞台で、益々ファンになりました。
何て、楽しいんでしょう!!!
もう、最高!!
こんなに、客席を上手に巻き込む公演には初めて出会った気がします。
後藤さんの、客をその気にさせる才能は大したものです。天才的!!
相武紗季さんも、どこの舞台女優さんだっけ?と思うくらい、舞台女優としての楽しみな才気を見せて下さって、もう、ひたすら幸せ感いっぱいになれた舞台でした。
今までに比べてドタバタ度は減ったけれど、むしろ各人の演技の幅を感じさせられる舞台で、不思議な感動すら、ありました。
満足度★★★★
客席と舞台の使い方がうまい
客席は超満員で息苦しいくらい。後藤ひろひとさんは脚本・演出・主演と3役こなし大活躍である。芝居は観客をうまく使って参加型の芝居になってていてなかなか楽しめた。話の流れで毎回違った形もあるのかなとおもった。相武紗季さんも生き生きと演じていて好感がもてた。よかった
満足度★★★★
毎回見れる面白さ
初日にいってまいりました。
実験的な観客参加方の舞台って事で、何度か客席にも働きかけがあり
大きな修正はないと思いますがエンディングへの行き方も別れるみたい
特殊な設定のなかでも、毎回同じような「お約束」もちゃんとあって
過去公演を知らない人には、なんでみんな笑っているのか?
なんて思う部分もあるかと思いますが、解ってる人には嬉しい事。
今回も歌と踊りでのカーテンコール、結末はチョット思う所ありますが
これも楽しい後藤さんのエンターテイメントな舞台でした。