満足度★★★
早い話が
相武紗季の初舞台目当てだったわけ、で。
劇場に着き席に座る。そこはもう海底だ。
舞台の中央には、白いボードが設置されている。
観客は署名をするために列をつくる。
この光景、つい最近 見たような気がする。
3月の「浅川マキお別れ会」だ。
尋常ではない雰囲気に息をのむ。
これじゃ一体いつ始まっていつ終わるのか、わかりゃしない。
だいいち今日中に終わるのかさえも保証されてないし
何時まで拘束されるのかも。
度々妄想にみまわれながらも舞台では物語が進行している。
初日は出演者を火炎放射器で灰燼に帰すという
まさかのエンディングだった。
劇中何度も行われたプリミティヴなリズムに
能楽のようなビートの唄と踊りが頭から離れない。
2010.4.10