満足度★★★
相武紗季ちゃん初舞台は、明るく楽しいライト実験演劇。
後藤ひろひと氏主宰、劇団Piper最新作は、
簡易観客参加型、明るく楽しいライト実験演劇。
初舞台の相武紗季さんは嫌な女科学者を好演。
舞台上は実験施設で、被験者となる科学者七人。
選考員として選ばれた観客が、それを観察し
海底施設での実験員として正しい資質
「ライトスタッフ」をもった人間を選ぶという
ストーリー。
いくつかのポイントで後藤氏が登場して、
進むべき選択肢を観客の拍手で多数決、
ときには観客と演者の会話で進める趣向。
むかし、アングラ全盛期には、もっと自由で怪しい
「実験演劇」がいっぱいあったんでしょうねぇ。
それの超ライト感覚版を意図している模様。
アドリブは多少あったにしても、
選択肢は決まっているので、
数あるパターンを事前に稽古はしているのでしょう。