ブアメード 公演情報 ブアメード」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-7件 / 7件中
  • 考えられたストーリー、ミスリードさせる伏線、切り替えに挟み込むコメディパート、次につながることを期待させる終わり方等楽しめました。

  • 満足度★★★

    大学サークル内失踪ミステリーとは何ともドメスティック。詰め込み過ぎたのでしょうか、ゴチャゴチャ感ありますが、シリアスと笑いはいい塩梅。べっぴんさん多いですね。ハリボテに白黒ペイントのセットはなんだかなー。コスト削減のせい?

  • 満足度★★★★★

    若い役者さんたちのエネルギーと突き抜ける情熱を感じました。この中から将来必ず有名になる役者さんがいると思います。裏方の運営もすごくよく考えられててGoodでした。夢を追うことを諦めた40〜50代の疲れたオッさんにこそ見て欲しい舞台です。

  • 満足度★★★

    元ネタにそそられて、観に行ったのだが、結局個人の被害妄想レベルで終わってしまったように感じた。それですら、これがと言うきっかけ、重なる要因があまり見えてこない。脚本に細かな心理描写が感じられなかった。タイトルの持つ雰囲気とはかなり違うものになってしまっていたのは、残念。
    若手が頑張っているのが、感じられるだけにもったいない。

  • 満足度★★★★

    Aチームを観劇しました。全体的に賑やかな印象で、コメディーとサスペンスが入り混じった感じでした。少し内容が薄く感じる部分や、唐突過ぎて「・・?」と思う部分等もありましたが、面白かったです。男女共に、役者さんのビジュアルも良く、皆の熱演が良かったです。

  • 満足度★★★

     この聞き慣れぬタイトル・「ブアメード」は、ネットで調べた所19世紀オランダで死刑を宣告された政治犯の名前だそうである。

    ネタバレBOX

    街角を歩き回っても、英語は無論、スペイン語。ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、中国語、ハングル、その他種々の言葉の切れ端がいくらでも目に付く。無節操という他は無いのは、仏教徒が多いのに、結婚式は洋式が多く、神道形式も結構あるが、葬式は仏教形式が多いなど。無節操も此処までくると最早病気ですらないらしい。而も、看板や店名に用いられている各国語表記には、アクサンの無視や男性形、女性形の間違い、綴りの間違いなども枚挙に暇が無いのが日本の特徴だろう。深く考え根本的なことを発明・発見することに日本人は非常に弱い。現在のグローバリゼーションの只中で、いつまでも不況を脱却できない本当の原因がこの点にあるのだとしたら? (この点に関する答えは「バー・ミラクル」2度目の追記に書くので興味のある方はどうぞ)ということを考えさせもした今作。取り立てて社会の本質に対して鋭い切り込みをするというでもなく、どちらかと言えば表層で、それも人間心理の比較的浅いレベルで深刻ぶる内容では余り強いインパクトを与える作品は作れないのではあるまいか? 何より、作品として問題なのは翔の病が個人レベルの特殊性でしかなく般化できていないこと、月美も単に特異な症例でしかないことで、それが普遍性のレベルに迄深化・般化されない限り作品が真に観客を撃つことはあるまい。クイズに16進法が使われていたり、ラストの飛躍は面白く拝見したが。
  • 満足度★★★★

    公演の魅力はミステリーサスペンス風として物語を牽引するところ。本筋は観応えがあると思うが、展開がやや散漫で冗長に感じる。少し枝葉と思われるような脇筋・場面をカットし、物語をシャープにすることでテンポも良くなり印象付けも出来るのではないか。
    また、前作「あの鐘を鳴らすのはあなた」ほどではないが、やはり怒鳴り声というか大声が多く、本当に大声で激白するシーンとの区別、そのメリハリが効かないところが残念だ。
    (上演時間2時間)

    ネタバレBOX

    大学のサークル部室内。張りぼてに白黒ペイントで絵柄を施したセット。中央にテーブルと椅子、上手側に別場所をイメージさせるスペース。全体的に白っぽい感じであるが、照明(真偽判定の際の照射)効果を意識した配色であろうか。

    物語は、大学サークル内の人間関係を中心に自分と他人との関わり合いなど、表現し難い内容を浮き彫りにする。自分は友人から疎まれている、その被害妄想男・古幡翔(布施勇弥サン)と孤児院育ちで不思議な能力を持つ女子大生・伊地知月美(藤本かえでサン)を中心に織り成す青春群像劇。まず月美は人が嘘をついたかどうか分かるという能力を持つ。何となく妖怪覚(さとり)を思い浮かべる。人の心の内が分かるという点で共通していると思うが…。古幡は伊地知に好意を寄せていたが、その彼女は同じサークルメンバーと付合い始めた。2人の交際に古幡は疑問を浮かべ、悶々とした日々を過ごす。ある日、部室のテーブルに「お前たちの、秘密を暴く」と書かれた手紙が置かれていた。その夜、伊地知が姿を消し、彼女の行方を探すサークルメンバーが観た真実とは...。

    伝えたいテーマは分かるし、楽しんで観てもらうようミステリーサスペンス仕立てにするなど工夫していることも解る。しかし描き方が粗く丁寧ではない。例えば、なぜ古幡翔が人間不信になったのか、原因なりキッカケが判然としない。これを描くことで苛めとの関わりの有無が鮮明になる。また興信所員兼アルバイトが探偵役になるが、ラストの月美との関係を表す伏線が弱い(この事件を格安で引き受けたことぐらい)。さらに月美の真偽の判定能力は一種の特殊能力のように描いているが、自分としては人に対する挙動の観察眼が鋭くなったほうが、より人間臭く魅力的に描けると思うが…。孤児院育ちを関連付けることが出来れば人間味を増すかもしれない、などが挙げられる。完全リアリティを求める必要はないが、ある程度の辻褄・納得性は必要だ。そうすることでバックボーンが明確になり人物造形に深味を増すことが出来るだろう。もっとも粗削りだが魅力ある公演があるのも事実だが。

    公演の全体観は好きで、物語の展開や描き方も悪くはない。表層的と思えるような苦悩も人によって深刻さが異なり、人の捉えどころのない曖昧な感情を掬い上げ描こうとする試み。何が本質的で普遍的かはそれほど重要ではない。観客それぞれの面白いと感じるところは違うし、その最大公約数を求めるような公演を続ければ、劇団コンセプトが揺らぐ。
    その上で、描きたい事(テーマ性)を明確に持ち、脚本は本当に必要な場面か、笑わすための繋ぎ場面(例えばサークル先輩OBとの遣り取り)なのかの区別(描き方の濃淡)、役者の台詞(大声が多い)の感情表現のメリハリなど辛口コメント(期待感を込め)はある。一方、真摯に公演に取り組んでいる姿(制作サイド等)も見ることが出来た。
    次回公演も楽しみにしております。

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