自由を我らに 公演情報 自由を我らに」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 満足度★★★★

    アクの強い個性をもった出席者で行われる議論が、ちょっとよそ見をしたあいだに本題を離れあらぬ方向へ向かっていく様が、“なにか”を揶揄しているようで、とてもイライラさせられて面白かったです!“フリー・リアクション”も良いスパイスになっていたと思います。

  • 満足度★★★★

    戦後の憲法草案を口語に直すというシチュが面白くも考える媒介にもなっており秀逸
    特に終戦直後の価値観で意見をぶつからせていることで
    どんな立場・考え方の人でもそれぞれの思考で色々な部分に気付かされる良い会議劇だった
    役者の台詞の入り(イージーミスが多かった)が微妙だったのが残念

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/06/01 (土) 13:00

     現代まで続く、日本国憲法を口語訳していく作業において、疑問が飛び交うなか、最終的に元々書いてあった文章のままでいいことになり、近年日本のA,S首相が改憲を訴えているご時世と考えると感慨深く感じた。

    ネタバレBOX

     戦後の新たな日本国憲法の発布にあたり、言葉のプロを集めて文語で書かれた憲法を口語訳させる作業を依頼し、それを2時間で終わらせる事を何とか承諾させ、開始させる。
  • 満足度★★★

    12人の怒れる男たちやナイゲンのようなワンシチュエーションコメディ

    今回は衣装も凝っていて朗読劇とは違った感じでした。私が煙草がダメで事前に舞台で喫煙される場合は教えて頂けると座る場所なり対処方法が変わった気がします。換気良くないので煙草のシーンは結構つらいです

  • 満足度★★★★

    現代向けの内容。
    文字で書かれた憲法を芝居として観せる、そうすることでより分かり易くなる、とは形を変えて公演の中で言われたこと。テーマである”憲法論議”をする前から、すでに権利に関する伏線があり、劇中で民主主義の根幹ともいえる多数決に潜む問題指摘をする等、色々な形で憲法にある条文をしっかり描き出す、その構成は巧みである。
    丁々発止の会話劇、その内容は極めて現代に向けて発信し改めて考えさせるもの。物語は、新たな「日本国憲法」の発布にあたり、国民に新憲法を理解・浸透させるため政府は小説家、歌人、新聞記者、劇作家、随筆家、広告文案家、等の言葉の専門家を集め文語で書かれた憲法を口語に直す作業を依頼したが…。
    (上演時間2時間)

    ネタバレBOX

    セットは、上手側奥に軽食・飲み物が置かれたテーブル、客席側に司会者用の演壇が置かれている。あとは会議出席者分の椅子があるシンプルなもの。もちろん椅子は始まるまでは客席側を向いており、その後議論の展開によって出席者が動かし向きも変える。
    さて、文語体を口語体へ変更する期限は、翌朝の新聞朝刊に掲載するまでの時間。しかし印刷等に掛かる時間を除けば、実質2時間しか議論できない。これは上演時間2時間に重ね合わせ臨場感を持たせたもの。

    政府によって任意に選ばれた文筆業等の専門家が集まってくるところから物語は始まる。1幕劇らしく、登場人物の人柄なりが分かるような紹介場面があるが、その中で女流作家が書いた心中物の小説を同じ会議に出席している劇作家が無断で上演している。周りは(著作)権利の侵害だと糾弾するが、女流作家は劇化することでより小説が分かり易くなると喜ぶ。”権利”の判断基準はどこにあるのか?小説家が書いた文章の”責任”とは?あれ、これって小難し憲法を劇化して観せるこの公演そのものでは?

    さて口語体への論議は、第1章(天皇)、第2章(戦争の放棄)、第3章(国民の権利及び義務)を通して、解り難い言い回しを国民が理解でき新憲法が浸透するようにするもの。しかし議論が色々派生し漂流し出し、考えの違いによって纏まりが付かなくなると如何様にでも解釈できる曖昧な表現にするいう矛盾した結論へ。ここに”日本人らしい”という言葉に集約される無責任な姿が浮き彫りになる。

    圧巻は、現代の改憲論議の中心であろう憲法9条「戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認」についての議論である。特攻帰りの小説家と政府役人(3人のうちの1人)による戦争・戦力・交戦権を巡る議論は、日本国内のみならず国際情勢に鑑み海外派兵云々はという現代的論争に通じるもの。この会議では日本が他国に攻撃(例えば、一時あった米ソ冷戦時代の仮想敵国等)された場合の自衛権の必要性が持ち出され、会議出席者の多くが賛同しそうになるが、頑としてその考えを受け入れない。民主主義の多数決に則れば…しかし自分の信念を貫き通す、多数決とは完全一致ではなく少数意見をも尊重する。憲法論議に絡めた民主主義の捉え方も鋭い。
    全体的に憲法議論を通していろいろな日本人”的”な発想(アメリカに対する根拠ない妄信等)が観えてくる快作。

    いくつも笑いの場を設けながら、しっかり憲法の曖昧さとそこに潜む危うさを垣間見せる。当時の状況に応じた憲法を取り合えず制定(曖昧に)して、後世の人々が時代に即して改憲すれば、という件はまさに現代へ問題・課題の先送り。政府役人(生粋万鈴サン)は力説する…10年後、50年後、100年後も戦争がない世であること。同感である。
    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    2時間のノーカット会話劇。題材も内容も良かったし面白かった。
    演者の皆さんスゴイ!って思いました。

  • 満足度★★★★

    4年前の池袋公演の再演 で合ってるかな(^-^)
    あいも変わらず・・登場人物の設定に隙が無く
    らしさが十二分に出ていて楽しめた
    約2時間の作品~♪

    ネタバレBOX

    服装といい言動やら行動など
    も~存在感が半端ねえっす
    ・・・・もぐもぐとバナナを頬張ってるのも
    何とも(^-^;)
  • 満足度★★★★

    視界が変わって見え始めた新憲法の世界。 ゆらぐことで風の流れを知るロマンチックな炎。 ゆらぎつづけるために リンとして掲げる意地らしさ。 頼りなく曖昧で、そんな光に愛でたく惹き寄せられた。

  • 満足度★★★★

    話が横道にそれ全く議題が進まない。それを戻そうとするもまたまた脱線。各々が好き勝手に喋る。
    終戦、GHQの占領下。夢や希望を妄想することも出来ない時代だからこそ、不真面目なくらいのドタバタ感、いいじゃない‼️
    ああ、夢や希望の妄想なら女性書記官が語ってくれましたね。頑なな表情、視線、声音、素敵でした。

  • 満足度★★★★★

    絶妙な会話劇で、本当におもしろかった。

  • 満足度★★★★

    憲法について深く考えたこともあまりなく、考えてもよくわからない。そんなことを改めて感じた。日本の大事な憲法なのに恥ずかしい。

  • 満足度★★★★

    集められた目的にまったく沿わない議論と、飛びまくって横道にそれまくる流れがとても面白い。
    同時に日本国憲法について改めて考える良い機会となった。
    改憲論やDV、ハラスメント等がメディアを賑わせている昨今、初演時とは違う意味ある上演だと思う。

  • 満足度★★★

    最初の90分は役者さんがうまいので結構笑えるが、おちゃらけばかりで憲法についての内容が少なすぎる。最後の9条の話はイロハのイ、キホンのキで、ちょっと考えれば同じ袋小路にぶつかる。そこからどうするかということが問題なのに…。歴史的には朝鮮戦争が勃発しアメリカが日本の再軍備を望むという方針転換によって通り道ができたのであった。

    書記官の発言は日本国憲法前文の一節『日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した』を代弁するものであるが、発布以来70年以上経って(諸国民の一人一人は信頼に値するかもしれないが、それが集団となった)諸国家は信頼に値しないことが明らかになるばかりである、と私は思う。

  • 満足度★★★★★

    絶対観るべき作品。特にクライマックスの9条の下りは圧巻。昭和、平成と時を過ごしてきて、ほころびかけてきた憲法への思いを今一度見直して、思い起こして、令和の時代を進むために絶対観るべき作品だと思います。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/05/28 (火) 19:30

    肩の力を抜いて憲法の歴史をおさらいすることができる優れた作品。日本国憲法の講義を1回聞いて全く理解できずに単位取得を断念した私でも笑いながら楽しく見ることができました。しかし、言葉は奥が深くて難しい。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/05/28 (火) 19:30

    価格4,000円

    終戦後、新たに制定される憲法を分かり易く親しみ易い文章にすべく集められた文学者・新聞記者・広告文案家などの文筆家たちだが、翌朝の新聞に載せる必要から彼らに与えられた時間は2時間……という出だしはまさにコメディで20年以上前の初演時はそれが狙いだったとのことだが、改憲論が出る当世ではむしろ現行憲法のキモを確認する内容に感じられてしまうのは皮肉。

    劇中で討論されるのは第三章・国民の権利および義務、第一章・天皇、第二章・戦争の放棄。コメディだけに笑いがたっぷりではあるが時折鋭い指摘があり、改めて日本国憲法の大事なところ・優れたところに気付かされる。
    特にクライマックスの第九条に関する熱弁はどこぞの「コドモ総理」に耳にタコができるほど聞かせたい(切実)。

    また、そんな本編の面白さはもちろん、結論が出たあとのエピローグもイイ。
    本作に限ったことではないが会議の開始時点では見ず知らずだった同士が親しくなったり、議論で対立していたのが和解したりという人間関係の変化や参加者の成長を見せながら一人、また一人と議場を去ってゆくことによる余韻。
    会議劇が好きなポイントの1つはそこだな、と改めて気付いた。

  • 満足度★★★★

    舞台上に続々と集まってくる言論・文章に長けた登場人物。
    序盤にてその人柄が順々に伝わってくるのですが、 これは絶対揉めるわ(笑)
    一般人にとって読解しづらい日本国憲法を分かりやすい口語文に書き換える為に集められたというのに皆発言が自由過ぎ。あぁ~だからッ 意味まで変えちゃいけないんだってばっ(笑)

    文言の解釈と表現方法に対して、作家・歌人・随筆家、いわゆる文章で楽しませる職業人の発言は、ここでまかり通ったとしても、どうせ後で訂正されるでしょう的な微笑ましく笑えるものが多かったけれども、同じ文章を楽しませる職業人とはいえ広告文案家の発言はその笑いに紛れて「んっ?」どさくさにちょっと怖い事を言っている気が・・・

    一番の見どころはやっぱり9条のくだり。
    ここで一気に身が引き締まったし、そう!正にこんな論争が観たかった!という思い。
    それこそ一言一言を噛みしめるように聞き入りました。

    毎回役者さんが、その場の感情で自由に演じるという「フリー・リアクション演劇」
    皆さん負けず劣らずの熱き言論・演技バトルを繰り広げられてていましたが、そこをあえての個人的熱弁賞は新聞記者・大町さんと政府の役人・生粋さん。
    観る回、観る人によって変動する可能性が面白いです。

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