公演情報
「唐版 風の又三郎」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
ストーリーはわき道が多くて分からないことだらけである。
先日の「世界は一人」も分からなかったが、あれは「分かる人だけ分かればよい」ということだった(のだと思う)。それに対して、こちらは沢山のイメージを観客の前に並べて「分からなくても誤解しても楽しめる」という作りになっている(のだと思う)。作者のサービス精神である。歌に踊りにナンセンス、どの観客にもどこかがヒットすることだろう。
私的には初めて実際のお姿を目にすることができた六平(むさか)直政さんの怪演を堪能した。「一番搾り」の鍋底大根のCMが懐かしい。中山美穂さん最高!そっちかい。
満足度★★★★★
新宿梁山泊のテント公演を観たのが2000何年かで10年以上前。休憩2回3幕構成の3時間をスシ詰めで見たが、金守珍演出のポテンシャルはテントが劇場になっても変わらず、屋台崩しに劣らぬ恍惚の終幕であった。
「ビリーエリオット」のダンス教師役以来の柚木礼音は華麗な歌と身のこなし、初見窪田正孝は繊細かつ飄然とした「精神危うげな」青年にピタリ、突出した二人を軸に各役どころが個性を発揮し、私としては梁山泊陣も芝居に噛んで満足。
満足度★★★★★
唐十郎の叙情あふれる戯曲を、テンポよく、視覚的にも音楽的にも大変楽しめる舞台に仕上げていた。期待以上の出来だった。読むと難解な戯曲なのだが、舞台で見てみると、ロマンチックな純愛物語の筋がしっかりと貫いていて、意外とわかりやすかった。(去年見た唐組の「吸血姫」など非常に複雑な芝居だったが)
主演の柚月礼音は「マタ・ハリ」でも見ましたが、あちらの女性の色気とはまた違う魅力でひきつけられました。そのほか、出演者は皆うまくて、舞台を活気づけていて、舞台に見とれるばかりの2時間55分でした(休憩含む)。風の又三郎が現れる時の「銀のマント」と黒い山高帽のダンサーたちの歌と踊りも、スタイリッシュだった。