はこづめ 公演情報 はこづめ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    みました。

  • 満足度★★★★

    ”パンク-ロック”という表現が似つかわしいような公演。舞台は近未来を思わせるが、内容は反骨精神、粗削りと言った雰囲気が漂い、自分には懐かしく既視感のようなものがあった。そう言えば映画界に「爆音映画祭」というものがあり、映像と音楽をコラボさせより映画の魅力を高める効果があると…。
    さてタイトル「はこづめ」は、箱という劇場で芝居の魅力を表現し伝え、(印象に)残したいという思いを込めているらしい。この思い、劇団名のハコボレ(刃毀れ)どころか鋭い切れ味(感性)を示していたが…。
    (上演時間1時間30分)

    ネタバレBOX

    舞台は荒廃した星。登場人物は廃品回収・処理が生業のロック好きの青年、廃品から何でも作る技術者。そしてある惑星から来た音楽家の3人。それぞれの特徴が舞台配置になっている。下手側にロック好きの青年-ドラム、上手側にアンテナ、諸々の機械類が置かれている。この配置はバンドの基本”隊形”で中央にボーカル、上手側・ギター、下手側・ドラムの立ち位置であり、それぞれの思惑が蠢く。

    梗概…出身が異なる三者が出会い、音楽を教える代わりに宇宙船を修理する約束をする。互いに協力していたが、不穏に鳴り響くサイレンの音によって仲違いが…。3者にはそれぞれ隠し事があり、相互に絡んだ関係にある。その謎(問題)が露呈した時の思い、それは自分の気持と相手を思い遣る気持の間を揺れる、遣る瀬無い思いが熱く伝わる。

    先に記したが、近未来の設定ながら昭和の時代を感じさせる。惑星の間に過疎星と過密星?という格差が生じ、例えば金星等は上位星になるという。その上位星の人々の気まぐれ娯楽で、下位(屑)星は消滅させられる運命にあるという。その消滅景色が愉悦を覚えるという厭らしさ。ラストのロックを奏でるシーンは、弱肉強食の経済社会への皮肉、体制への反骨といった構図のようで、ある時期の日本の若者風潮に通じるところがあるような…。この結末のままで良いのか、もう少し掘り下げた展開が好いのか。自分としては”音楽抵抗”のままでは既成の展開で面白み、印象が弱い。出来れば近未来の姿を借りて現代にある課題・問題を浮き彫りにし、もっとアイロニーを出してほしかった。

    役者は3人のみ、21~22歳の同世代の若者が熱演。音楽が熱演(まさしく爆音演劇)に拍車をかけ、熱い思いがしっかり伝わる好公演であった。次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2019/01/12 (土) 19:00

    座席1階1列

    作品の世界観とか、ロックなラストシーンとか。私は好きです。
    舞台セットも雰囲気が出ていて良いですね。
    当パンやアンケートが凝っていて観劇前からワクワクさせてもらいました。
    スピンオフも掲載されているらしい台本を買い忘れたのが悔やまれます。

    ネタバレBOX





    [memo]
    火星は娯楽のために下層惑星に流星を落とそうとしていた
    アルトは二人に内緒でボルトが作った一人乗りの宇宙船で火星に突撃しようと試みるが、宇宙船ではなくのアンテナだった
    アンテナを火星に繋いで3人でライブ
  • 満足度★★★★★

     大坂、ミナミで活動を始めた20代のメンバー達の東京初公演だ。演技、演出、エネルギー何れもグー。追記にゃのだ!

    ネタバレBOX

    舞台は板手前中程にステップが置かれているので客席側から役者が登場するシーンがあるのが予測できる。これが用いられるのはオープニング。狂言回しがこのステップに足を掛け、後ろ半身で観客にシチュエイションを説明しながら物語が立ち上がってゆくのだが、板上下手には、一段高くなった所にパーカッション中央はフラットにして上手は衝立にカーテンが付いていて開閉できるようになっている。ここは、未来のある時点、地球を捨てた人類は月や火星をベースに様々な星に特化されたジャンルの人々を住まわせ、そこで生産やら文化・研究活動などを行うようになっていたが、物語の星は鉄屑の星。怖い金色の雨が降る星だ。雨には強い酸が含まれる為、当たれば金属は溶け、肉体は焼けて凄まじいことになる。各惑星には、ヒエラルキーがあり、上層部は、火星や月などに住み、噂によると格下の星を破壊するゲームをして楽しむなんてこともしているらしい。
     さて、この鉄屑の星に不時着などの結果集まった3人は、自作の楽器で為政者たちへの反逆と己の生きる意味を勝ち取ろうとするが・・・。
     この過程と結末までを反逆の音楽たるロックとアナーキーな生き様で示す快作。好きだなあこういう作品!
     で何で自分がこういう作品が好きか というと先ずアナーキーだからであり、自己主張の果ての責任の取り方がピュアであり同時にフェアであるからだ。大衆を牛耳る為政者共には到底真似のできない高い倫理がここにある。時々、相当のインテリが国家の無無謬性だとか強さについて御託を並べるのを聞くことがあって、元々不良少年上がりの自分等はホントに驚いてしまうのだ。権力に媚びる連中だけが上層に上がってゆくのが世の中なのに、小学生にすら分かり切ったこのような人間の習性が、相当のインテリとされてそのような地位に就き、社会的にも高い評価を受けてきた連中が、その人生の秋を迎えて未だこのような世迷いごとを抜かせることに呆れ返るのである。今作にはこのような瞞着やペテンが無い。或るのは唯これからこの国の若者に圧し掛かってくることが確実な希望の無い未来の地獄である。
     ちょっと周りを振り返って冷静に日本社会を分析してみるがいい。日本という国家は、弱者の苦悩等何とも思っていないどころか、ディベート能力も己で考える力も倫理観もイマジネーションやまともな歴史認識も無く、唯強い者に媚び諂う事しかできぬ下司であることすら自省できない下司が、この「国」を牛耳り、このような下司に輪を掛けたような非人間が己らの利益の為だけに国を語り利用して愚衆を動かしているのだが、その原因は革命を産むのが実はイデオロギーなどでは無く技術革新だということにすら気付かず、優秀な技術者達を海外に流出させた日本企業の経営陣であった。その結果、国内産業は必要な技術革新の齎す特許など金のなる木を海外に奪われ、おこぼれだけを頂戴するハメに陥って、現在世界に対して優位を保ちつつ売れる産品が無くなってしまった。これに対し重厚長大、物作り神話に凝り固まり、守られた産業界及び日経などのアホメディアは、憲法を改悪し世界に軍を出して破壊と殺戮の実績を上げようと憲法改悪を狙っている訳だろう。技術革新の恩恵を被れなかった企業は、それが一時コングロマリット企業と謂われたような企業であっても凋落は必定であるから、リストラなどによって経営合理化を図る。一方、根本的技術開発に投資する余裕や発想もなく唯、革新に成功した企業の下請けとして命脈を保つ他がないから、雇うのは正社員ではなくパートや派遣の安い労働力である。こんな具合でほんの暫くの間に社会中間層は消滅の憂き目に遭い、その多くは下層労働者へ転落して来、行くのである。これが、バブル崩壊以降のジャパンだ。更に悪いことに安倍晋三のような国賊がアメリカに日本の最後の砦を明け渡してしまった。無論、アメリカだけではなく、ロシアにも、今中国にも売り渡そうとしているのかも知れぬ。各々方、気をつけられよ! 
     自分が今作を好むのは、追記で記したこのようなことに今作は異議を唱えているからなのだ!
  • 満足度★★★★

    魂が伝わってきました。

    ネタバレBOX

    恐らく太陽系以外も含めて人類が色々な惑星で暮らすようになった頃の話。火星の上層部が民衆の不満を抑えるため、つまらない惑星を爆破する娯楽を行っていて、その対象にされた惑星の三人が、最後にロックンロールを一発ぶちかます話。

    最後の楽曲を歌いたいがためのお芝居という感じでした。

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