わたしとわたし、ぼくとぼく 公演情報 わたしとわたし、ぼくとぼく」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
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  • 1997年の札幌を語る場面から終幕まで落涙止まらず。過去と未来が繋がりアレクシ・ケイ・キャンベル作『プライド』を想起。主人公(弱者)が見える人と見えない人がいたのは、巧い風刺。私たちは興味のないもの、見たくないものを見ないようにして、それらを軽視・無視しがちだから。詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2019/01/28/11632/

  • 満足度★★★★★

    アゴラ劇場でのうりんこ観劇は二度目。もっとも劇団うりんこは作・演出外注で、「子供が見るも可」な作りである事を除けば芝居は作・演出者にむしろ帰属する作品と言ってよい(「うりんこ」は器である)。
    今回もその感想が当てはまる、作演出の関根信一氏ならではの舞台である。先般久々に見たフライングステージ同様、蔑視される側に置かれた人間が偏見という壁を越え、人と繋がる喜びを支えに歩み出すまでに昇華するストーリー。淡々とした構成ながら行間に凝縮されたものが溢れ出てくるようで、胸を熱くした。

  • 満足度★★★★★

    75分。

    ネタバレBOX

    ゲイを打ち明けられない保育士の健人(宮腰裕貴)は保護者からのセクシャルな意見の影響で引きこもる。そこに女の子(鷲見裕美)がやってきて世界を救ってと、健人を20年前に連れていく。子供の健人は引っ越してった男友達が好きなことを悩んでいて、男友達に会いに行くとツレなくされ傷ついていたが、札幌でのセクシャルマイノリティのデモに参加し世界観が広がり晴れやかな顔を見せるようになる。そして現代に戻った健人は、仕事に復帰しゲイであることをカミングアウトする…。

    子どももみること想定している作品だからか短く作られているが、テンポの良さとところどころのコメディなシーンがツボを得ていて満足度高い。テーマもシンプルながら孤独な心と向きあうサマが、じんわりとくる快作だった。内向的な作品だけど、爽快感みたいなのもあって。
    独りじゃないっていう、子供も大人も抱えがちなネガティブな心に光を当てるような前向きさが、ストレートに響いた感じかな。

    演技も上々で、気取ってない柔らかさがあった。
  • 満足度★★★

    ■85分弱■
    役者が演じる、肉体を持った人物として“あの人”が現れないのは、何か狙いがあってのことか?

    ネタバレBOX

    同級生の“あの人”はゲイの主人公が小学生時代、(たぶん)初めて好きになった同性。理想的であるべき初恋の相手を舞台上には登場させず、観客の想像にゆだねたくなる気持ちはわかるが、その同級生と主人公がどんな関係にあり、共にどんなことをし、どこに惹かれたのかが描かれないと客としては感情移入できず、劇に没入できない。これでは、LGBTは私にとって観念的な存在のままだ。役者が演じる人物として初恋相手が肉体を持って舞台に現れ、何をされて、または何を言われて主人公がドキドキしたのか、胸がキュンとなったのか、その辺が描かれていれば、ゲイではないが恋愛感情くらいは知っている身、主人公にいくばくかは同情もできただろうし、もっと身を入れて観劇できたのに。
  • 満足度★★★★★

    とても感動的でした。

    ネタバレBOX

    20年前に遡り、小学生の自分の背中を少し押すことで、小学生の自分が札幌で行われたLGBTのパレードに参加したことで自信が付き、20年後の自分も保育士としての信念、ゲイとして生きる自信を確固たるものにし、そして、一人の少女の未来の命を救ったという話。

    ジーンと来ました。人の多様性を大切にしたいと思います。客席からはすすり泣きの声も聞こえてきました。

    タイムトラベル中の姿が見えた車掌さん、同じ人という設定ではないでしょうが、はけてから急いでド派手な衣装に着替えたのかと思うと楽しくなりました。

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