公演情報
「十二月の蜘蛛と火曜日のオルガン」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
A・Bルートで話の4分の1の展開が変わるという作品。
残念ながら今回は片方のBルートしか観られなかったが、Bルートの方が笑える方だったみたいで、
確かに存分に笑わせて頂けた展開だった。
殺伐とした、この劇団さん作品らしい超現実的な描写というか、
舞台でよく描かれる綺麗綺麗な世界だけじゃなくて、
臭いの立ち込める様な、人間臭さや埃や、汗やビールの臭いがしそうな、
そんな描写の中でしっかりと人間同士が向き合って恋愛感情などを見せる様は、流石だなと思いました。
役者さんごとの力の差というか、表現力の差を感じる場面が多かった気がするのが気になっていました。
満足度★★★★★
2作同時上演であるが、作品の3/4くらいまでは同じ内容で、最期の1/4くらいが別物の2バージョン。ある地点を分岐点に追いかける人物たちが変わる2作品。一つが別の一つのアンサーになっている部分もあり、両作品観ると面白さが倍増する仕掛け。面白かった。
満足度★★★★
鑑賞日2018/12/15 (土) 19:30
【route A】
事前情報通り後半の分岐点以降は10年前に遡りミネラルの4人を中心とした過去の物語。瑞々しい青春モノはキコらしからぬもの(偏見?(笑))ながらほろ苦い展開に転じ「やっぱり!」みたいな。
しかし「アレ」もABで違うとは。
満足度★★★★
鑑賞日2018/12/15 (土) 14:00
【route B】
栃木県真岡市の自動車整備工場で働いているかつての暴走族の中心メンバーたちを中心にした「オトナの青春グラフィティー」的な?(※)
劇中の「ケンカよりオモシロ」というフレーズではないが従来よりユーモラスで軽妙なタッチだが、それでいて観終えて芝居を観たというより一編の小説を読み終えたような感覚が残った。
※ 「オトナの青春モノ」と言うよりは「青春を延長し続けている大人たちの物語」という感じか?
もちろんそれは「青春を引き摺っている」などというネガティブなものでなく、青春を享受し続けているというポジティブな意味で。
満足度★★★★
鑑賞日2018/12/16 (日) 17:00
Aバージョンを見て気になってしまい、やや無理をしてBバージョンを観劇。少し笑った。80分まではAと同じだが、Bはその後の主に男たちの物語に重点を置く。「青春」と言えない人々のもがいている姿を描いて、ハッピーエンドではないが、一応は気持ちよく終わる。しかし、とにかく登場人物が多く、行動の動機も明らかではない作劇は、小栗らしいとは思うが、分かりやすくはない。
満足度★★★★
鑑賞日2018/12/15 (土) 19:30
Aバーションを観劇。切ない。小栗はロマンチストなので、ロジックで芝居を組み立てない傾向がある。死んでしまったサッカー少年と、死んでしまったバンド少女の周辺の人々の物語だが、80分までは同じで、そこから先がA・Bで変わるという。Aは10年前に戻り、死んだバンド少女が夢見たもの、そして、成し遂げられなかったものに重点を置く。エピソードの羅列に見えなくもないが、「青春」の切なさは感じる。
実演鑑賞
満足度★
Aを観劇しようとして、日程を間違えてBだった。千秋楽。
苦しい2時間。見ごたえが無い。客を置いてゆく演出の数々。
序盤の男性陣の会話劇は弾んでいたが、そこまでで、意味の分からない、それでいて役者が感情を発散、するだけの場面が2時間続く。女優陣が痛々しく、見ていられない。クスリに手を出した女性、何故そんな顛末となったのか見えない。元レディース役は、真っ赤な服が皮肉にも、男性を惹き付ける色気やオーラが全く感じられないことを浮き彫りにしていた。(
4000円払った手前、理解しようと努めたが、気力が持たず諦めた。頼みの男性陣も、魅力は減退していった。Vシネのようなワルぶった芝居が続く。人数も20人超とやたら多く、キャラもダブる。
もう一つ(A)の話を観れば、色々と溜飲も下がるのかも、と思ったが、もしこの味付けがまた2時間、と思うと、胸焼けがして見なくても良かった、と結論に至った。
SNSには、これをもって活動休止する、との話が。フィナーレの打ち上げ花火のように作者のやりたい放題、という感が拭えない。それをやれるのは、座付きの信者?が多いのだろうか。最終日ではあるが、空席がチラホラ見受けられた。私の見方が悪いのか。いずれにしろ、気疲れをしてしまった。