六月の斬る 公演情報 六月の斬る」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★★

    素晴らしい舞台でした!もうなんだか観終わった後の興奮がずっと続いて、このような感覚になったのは久々です。今までのグワィニャオンの作品から一段階上がったような舞台でした。
    出演者が沢山いるのに個々がしっかり描かれていて、どなたも無駄のない役で全員が印象に残っています。
    近代日本になっている明治時代に新選組の生き残り、元徳川幕府の方々、次世代を担う若者達、日本で生きていこうとする中国人。それぞれが絡み合う物語は最後まで見入ってしまうすごい脚本ですね。
    おじさん新選組三人が渋くて微笑ましくて格好よくてステキすぎました!

  • 満足度★★★★★

    遅くなったけど面白かった。それぞれのキャラが立っていてちょっとしたやり取りも良かった。
    殺陣もカッコ良くて新撰組三人もいい感じで大満足。

  • 満足度★★★★★

    3人のおっさんがめっちゃカッコいい!笑いも殺陣も とにかく良い。また観たいです。

  • 満足度★★★★★

    初めて観劇しましたが、笑いあり涙ありのとても良くできたお芝居だと感じました。
    殺陣もよかったです。
    また、歴史上の人物を上手く表現していて、特徴をとらえていたと思いました。
    次回作も期待しています。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/11/29 (木) 19:00

    座席G列5番

    価格4,000円

    明治初頭、川上音二郎一座は芝居に迫力を持たせるべく「本物の侍」に指導を受けようと元新撰組隊士を招聘する。が、そんな彼らにも日清戦争の影が忍び寄り……な物語。
    終盤はこんな世の中になりかねない、こんな世界にしてはいけないという強いメッセージが込められ、しかもそれが芝居に関わることなので切実と言うか身近と言うか具体的なだけに迫ってくる。
    なので終演後、西村主宰への言葉が「突き付けてきましたねぇ」だったほど。
    そして井上ひさしの「きらめく星座」に通ずるものを感じたと伝えたところ「読み直しました」とのお答えが。つまりはそういう芝居です。

    いやしかし、あくまで日清戦争開戦の頃の演劇界事情であり、昨今の世相に警鐘を鳴らしたり「総理たるものかくあるべき」と現職総理を皮肉ったりする意図はなく、単なるσ(^-^) の深読みか?

    ネタバレBOX

    終盤、一座の若手は徴兵され、一座は士気高揚の芝居を上演することになる。
    これ、グワィニャオン史上かつてない直球の表現だよなぁ。
  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/11/30 (金) 19:00

    座席I列4番

    島田魁こと西村さんの新撰組衣裳を、また観られたのは感謝。やはりこれを見なきゃね。

    舞台の入りは何なのか、というと、これは最後に繋がる(士気)高揚劇の一幕。

    日清戦争に突入する時代、「侍」としての矜持を保ち続ける永倉新八、斎藤一、島田魁
    彼らにとっての明治を描きながら、明治になって失われたものは何かを綴る舞台となっている。そして、新撰組3人に、川上音二郎や伊藤博文、樋口一葉、千葉さな子らが絡む。

    前半の展開は、グワィニャオンらしく活劇と笑いに包まれたテンポの良い。
    新撰組3人個々の登場シーンは、それぞれの個性をよく引き立ててていて、
    (永倉の剣術、斎藤の純情、島田のユーモア)とにかく、カッコ良い男達だなあと、惚れ惚れさせる。

    以下ネタバレへ




    ネタバレBOX

    しかし、後半に失速した感が否めないのも事実。
    伊藤博文が川上音二郎一座を訪れ、戦争に向けて兵士たちの士気を高揚させるための舞台を演じて欲しいと頼みに来るシーン辺から、急に説明の多い語り芝居になる。
    衆人に囲まれた中で、登場人物が自分の過去語りや自分の主張を順番に喋り続ける。おいおい、私は明治座に人情芝居を見に来たのかい、と言う感じ。
    そして、伏線としては前半からあったけれど、若者を死に追いやる戦争への激しい抗議、反戦思想を大上段から取り上げる戦場場面。
    え、グワィニャオンって、こんな劇団だっけ(思い込みが強くてごめんなさい)????と、どうも冷める自分がいる。説明やお題目を用いず、自らの主張を活劇と舞台装置で颯爽と表現するのがグワィニャオン、西村太佑の芝居ではなかったか?

    特にヘタレなのが、先の伊藤博文の川上音二郎一座への訪問場面で、反戦を声高に唱えていた川上や、過去幕府に仕えて討幕軍に大きなトラウマを抱えさせられた劇場主が頑なに伊藤の申し出を拒むが、劇団員の徴兵が判ると少しでも留まらせるために、それら劇団員の出演を条件に舞台を引き受ける。
    結局は、戦線で彼らは役者としての自分を主張しながら死んでいくのだけれども、こちらも、どうもそれがベタな反戦表現で、うーんとなってしまう。

    そもそも、川上音二郎の反戦意識というのもどうかと思う。
    徴兵された役者たちに、出征前、好きな芝居を思う存分させてやりたいという気持ちから高揚芝居を受けた、と言う解釈はできるが、彼らに強い愛着があれば与謝野晶子のように「君死にたもうことなかれ」とまでの強い生への執着を持たせることが妥当ではないか。結局、彼らの死はまさに犬死になるのだから。

    ラストの高揚劇の場面、実際の舞台と、舞台に登場する新撰組3人の明治政府への葛藤がないまぜになった見どころだと思うのだけれども(舞台に陸軍の上官が登場して、彼らに切られるといった演出はありえないので)、それがどうも分かりにくい。

    この原因の1つとして、この舞台では核になる対立構造が多すぎて、それぞれに配慮して展開すると、複雑な構造がむしろ話を平板にしてしまうといった逆説を招いているのだと思う。

    日本VS清国、新撰組VS薩長、川上音二郎VS戦争、江戸時代の古老VS明治生まれの若者、国民VS政府、庶民VS官憲、侍VS近代兵士等々。

    むしろ、清を観念的な存在、日清戦争も抽象的に対外戦争としてしまい、新撰組VS明治政府(旧薩長)と明治になって失われた侍魂を主軸にしてしまえばよかったのではないかなあと思う。
    対外戦争が、政府の富国強兵策として、庶民の感情や生活をないがしろにするものである、という背景はあってもよいけれど、それでも、新撰組3人は自らの信ずる道に殉ずるといった生き様を描いて欲しかった。

    なお「六月の斬る」、変なタイトルだなあ「が」でも「を」でもなく。
    と思ったら「斬る」=killで、池田屋事件のことだったのですね。
    そこに自らの命を懸けた3人の志士の生きざま。ということか。
    ならば一層に、3人の葛藤を深く掘り下げる物語であって欲しかったと思う次第です。






  • 満足度★★★★

    新撰組生き残り=3匹のおっさん・・・(^-^;)
    を軸に日清戦争開戦から終わりまでの
    政府の動きや市井の迷惑等々を
    わかりやすく時にコミカルに描いていた舞台です

    ネタバレBOX

    斎藤一は映画「壬生義士伝」の佐藤浩市氏イメージが強いですよね

    筋道だっての進行というより
    時々戻ったり~というか繰り返しの演出などで
    時間的な流れは理解し易く思えました
  • 満足度★★★★★

    この芝居こそワクワクする高揚感があり、飽きることなく楽しめる。
    物語は、日清戦争前の国内世情を劇中劇の形態をとして展開させる。もちろん新選組の面々も登場するが、それは国内の士気を高める役割を担わされるというもの。それはタイトルに表されている。

    (上演時間2時間)

    ネタバレBOX

    舞台は2階部を設け、上手・下手両側に階段があるが、取り付け向きは異なる。また剥き出しの柱があり、全体的に鈍色の配色である。一見古ぼけた造作にしているが、ここが劇中劇の小屋-江戸座を表している。この小屋は個人の屋敷を劇場に改築したという設定。この2階部をフルに利用し上下の動きに躍動感が増す。もちろん殺陣にも十分活きてくる。

    梗概…日清戦争前の国内は戦争を行うか否か、世情不安な様子、新しい演劇スタイルを模索する人々(劇団員)の自由闊達さなど、史実や虚実を綯い交ぜにしたスケールの大きな内容であった。また、戦争に対する考え、それを国家的観点と庶民感覚という立場、その視点を変えることで視野の広がり、観客への納得感を増すあたりは巧である。
    この劇団は川上音二郎一座、座長と妻の貞奴、劇作家は樋口一葉を登場させ、劇団員が劇中稽古に励むシーン。それを離れ世情-戦争に絡むシーンには伊藤博文や元新選組隊士が登場する。大きくこの2つの場面が実に上手く交錯しダイナミックに進展する。

    さて、日本国内で開戦に躊躇する国家・首相(伊藤博文)と開戦派の大山巌大将の思惑、庶民は死にたくない、殺し合いはしたくないという本音に反戦の意味合いが…。幕末動乱、明治という元号になって27年(日清戦争開戦)、平和に暮らしてきた庶民の願いでもある。しかし戦争への軍靴が迫り、戦意高揚のため川上一座に戦意高揚芝居の上演を依頼する。その芝居の演技指導に元新選組の面々が…。

    シーンに応じてコミカル、シリアスに自在に変化し、それを本公演、その劇中劇として役者陣が見事に演じ分けていく。そして先に記した世情、大劇場ならぬ川上音二郎一座(新派の誕生)の存在、伊藤博文と川上の妻・貞奴との邂逅などハッとさせられる面白さ。
    ラストは戦意高揚劇という劇中劇が30年前、新選組の名を知らしめた池田屋事件を思わせる場面へ繋ぐ結末には余韻が残る。見事なエンターテイメント公演であった。
    ちなみに6月は、旧暦で池田屋事件があった月。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    名前は知っていたが初めて見る劇団。前半はただ楽しくて このまま終わってしまうにはフライヤーのタイトルと中年壬生狼の刹那さは何処に行ってしまうんだ・・・と思っていたら後半はぐいぐいと引き込まれてホロリときました。

このページのQRコードです。

拡大