晩秋事情 【ご来場ありがとうございました】 公演情報 晩秋事情 【ご来場ありがとうございました】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    ふわふわのファーファでした。
    つまりほんわか感出てました。

    とはいえ、
    す、すいません・・・。
    十分程遅れてしまいました。

    ほんとなんてゆーか、地下鉄使ってりゃ間に合ったのに・・・なんでJR使っちゃったんだろう・・・。
    まったく俺ってまだまだ甘いなぁ・・・。

    ・・・って、どうでもいいですね。

    ってゆーか、そんな甘い自分とは違い、お芝居の方は渋い内容になってました。

    そして渋い音楽を使って、グッといい感じになってました。

    ネタバレBOX

    まぁ、自分の好きな音楽だったってことなんでしょうけど。

    なんにしろ芝居よかったです。
    ふわふわしてました。
    ふわふわのファーファでした。

    なんだかパンチが足りない感じはしましたけど、ああいう芝居にパンチいらないですもんね。とにかくほんわか感はかなりでてました。

    森役の大野さんはもう存在自体がホワホワのふわふわですもんね、ああいうタイプって女子に警戒感持たせることなく近づいて、そのくせ深い関係になるんですよね。ずるいっすよね。

    茶立場役の関川さん、お笑い担当ですね。
    かなり面白かったです。
    もっともっと色んなところに隠れててもらいたかったです。

    生方善一役の小門さん、嫌いな外見でした。出てきた瞬間嫌悪感抱かせる服装でした。そういった意味では役作り大成功なんでしょうね。そのあとの芝居でかなり心打たれました。やっぱりギャップって大事なんですね。最後はこの芝居の中で一番好きな役者になってました。

    生方誠二役の加賀美さん、いい演技してましたね。最高にこの芝居を引き立ててました。特に親子のシーン、最高でした。『うん』っていうセリフ、たった一言なのに、なんだかいろんなものが詰まってました。よかったです、すごく。

    他の人たち・・・



    全員よかったです。



    内容的には、なんで若くなってるのかの説明が少々足りなくて疑問だったけど、まぁ、年寄りを演じたままだと芝居のテンポが悪くなるから仕方無いですよね。後付け的に、『楽しい場所にいれば若返って見える』っていう意味づけができるってことですかね。

    最後四分の一くらいの生方親子のストーリーですべてがオツケイになりました。

  • 満足度★★★

    社会人向けレイトショー
    金曜日のみ20時開演。
    社会人への配慮が好感。

    たぶん年齢が高いほど共感を呼ぶような芝居。
    個々のキャラクターが立ってて面白かった。

    ネタバレBOX

    でも老人たちの見た目が若い理由がイマイチ納得いかなかったかも。
    若々しく毎日を楽しんでいるから…「気の持ちよう」みたいな。
  • 満足度★★★

    目指す方向は・・・
    いい感じだったと思います・・。

    本日初日、公演中ですので、以下はネタバレBOXに・・。

    ネタバレBOX

    役者さんは皆さん素敵でいい感じ・・、熱演も申し分ない・・。
    きっと近くにいれば、誰からも好感持たれる、モテ男とモテ子さんに違いない・・。

    ただ、それだけに、人生の黄昏時をノーメイクで演じるには、少々設定が強引なように感じた。
    老人にしては歯切れ良すぎる身のこなしも・・。


    冒頭繰り返し問答される実年齢と不相応な外見・・。
    この辺り、少々しつこく、しかもずっと種は明かされずにそのまま進む。
    何となくしっくりこない違和感、込み上げるフラストレーション・・。

    中盤から物語は展開を見せるが、どうも練りが甘い。
    今時終身雇用が全てでもあるまいし、その為に大切な仲間と己の信念を捨ててと言うのも、ちょっと無理がある・・。

    笑いを企てたシーンではことごとく不発・・。
    大変カラい評価だが、申し訳ないが、自分は一度たりとも笑えなかった。
    隣の方が何度か笑っていたが自分にはさっぱり・・。
    少々厳しい言い方だが、あのレベルで笑いを取ろう言うのは、ちょっと厚かましい感じもする。

    少々辛口の評価をしたが、とは言え、この作品、この劇団の目指したい方向、言わんとしたいことは、何となくいい感じだと思う。

    希望と夢に満ちた青春時代、若い頃のそういう感覚を一生持ち続ければ、人はどんなに幸せだろう・・。
    学校を卒業し社会に入り、やがて伴侶を見つけ家庭を営み、人生の節目ごとに安定する代わり制約も多くなる。
    束縛するものが何もなかった頃、自由奔放に描けた自分のキャンパスが徐々に限界を設け、そこに如何に折り合いをつけていくのが人生なのかも知れない・・。

     「わかってるよ、そんなこと・・、でも俺は自由に生きたいんだよ・・」
    齢は重ねても、そういうフリーダム、心意気を大切に・・。
    作り手はそういう事を言いたかったのかな・・。
    何となく気持ちはわかるように思った・・。







このページのQRコードです。

拡大