満足度★★★
目指す方向は・・・いい感じだったと思います・・。本日初日、公演中ですので、以下はネタバレBOXに・・。
ネタバレBOX
2
2008/11/07 02:21
0
2008/11/09 10:27
2008/11/08 18:42
このページのQRコードです。
拡大
ユーモアって、人情劇や緊迫した作品にも必ず挟まれることが多いですから、こういう部分も手を抜かずにみせてほしい・・。
(この作品が手を抜いているとは決して言いませんが・・)
刺身のツマみたいに、ネタが旨けりゃ文句ないだろ、って訳ではなくて、やっぱりその部分も含めて自分達は観ているし、感じていると思うんです。
逆にそういう部分も上手く仕上げてきている作品って、やっぱり細やかなところも大切にする、良い印象を受けますね・・。
年齢のギャップについては、多分何か意図されていることがあったと思うのですが・・・。
※※ 以下作品世界に触れますので観劇予定あるなら飛ばしてください ※※
わざと素に近い風体で演じさせていましたし、作品中何度も、
「自分が訪ねたのは老人の筈ですし、まさか貴方ではないでしょう・・。」
と言わせるシーンが繰り返し出てきます。
つまり、作っている側も意図的に、(とてもそんな年齢には見えない)人物像を演出している訳です、それも登場人物全員に・・。
であれば、例えば浦島太郎の反対の術や、何やらからくりが出てきても良さそうですが、最後までその説明がなく、そこな釈然としないまま終わってしまう。
多分何か意図するところがあったと思うのですが、うまく表現されていなかったようで、その辺りも少々もどかしい思いをしました。
きっとその部分、大切なメッセージだと思うのですけど・・。
ただ、メッセージって、きちんと伝わらないと、それはメッセージの役目を果たさないわけで・・。
その部分も、ちょっと残念に思いました。