Naked Girls - 裸の女達 公演情報 Naked Girls - 裸の女達 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    演劇では定番ともいえる“楽屋もの”。軽めの展開が続いて最後はちょっとイイ話。
    終盤のストリップショーは想像以上に本格的で昔ながらのストリップを忠実に再現していた。
    想定外の脱ぎっぷりやセクシーさに二時間座り続けたケツの痛みも吹っ飛んでしまった。。







  • あぁ、いけし昭和ロマンのストリップ。

    閉店となった小屋。艶かしい脚のごとく、往年の日々。

    シンクロさせながらを展開する。


  • 満足度★★★★

    懐かしい思いでいっぱいです。面白く観させて頂きました。
    良かれ悪しかれ女性が一人で生きていくのが大変な時代でした。

    ネタバレBOX

    長く続いたストリップ劇場閉場最後の日、ここに至るまでの様々な出来事が思い出される。
    そこに取材に来た女性記者も遠い昔に関係していた。
  • 満足度★★★★

     タイトル通り、中々女性の愛の形を見事に表現してくれた。その意味でも余計なものを総て剥ぎ取られた愛の裸形である。(華4つ☆)

    ネタバレBOX

    その愛は狭いが深く真摯であり、決して汚れていない。聖女と娼婦は通底するとはよく言われることだが、実際そうだろう。マグダラのマリアの物語は聖書に書かれているだけではなく、多くの芸術家が絵画や詩でも表現している。
    今作は無論宗教などの絡む話ではない。地縛霊、さくらは絡むがエンターテインメントである。物語は、1972年オープンのストリップ小屋“ニューロマンさそり座”の楽屋で展開する。既に幾十年が過ぎ、今日一杯で小屋は締められる。その当日、取材が入っている。だが、看板ストリッパー、茜は左腕を複雑骨折、応援に駆け付けたのはクラシックバレーもジャズダンスの素養も備えてはいるが、悪い男に騙されこの世界に入ってきたと思しき踊り子。当然プライドも高く、踊りも上手いのだが、小屋のトップスターとぶつかることも多い。更に、現在は小屋の支配人になっている健のかつてのレコ、伝説のストリッパーであった舞までが登場する。往年の大スターを呼んだのは、彼女こそ、今でも健の思い続ける人と自らは身を引こうとする茜だった。小屋の黄金時代に大活躍していた往年のストリッパーたちの因縁は、取材に来た記者にも繋がっていた。
    とまあ、こんな具合だ。丁度折り返し、後は、自分でご覧頂きたい。笑わせる所もあれば、泣かせるシーンもある。ギャグに若干くどさが見られた序盤を除いて完成度も高い。何より踊り子たちの優しさ、正平の律儀とぶきっちょ、世間の偏見に対する対処の仕方など見所満載。無論、踊り子それぞれが抱えるトラウマやストリッパーの子として生を受けた子の悩みなどもキチンと描かれ、人情の機微と生きる苦悩を描きつつ、優しさでくるんだいい舞台である。
    ラストステージでは、楽屋として用いられていた高めの平台が板中央に置かれてステージになり、このステージ上で踊り子たちのオープニングショーが演じられるが、この場転の見事さ、ダンスの楽しさもおススメ。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ストリップ劇場を廃業する最後の1日、昭和から平成にかけてストリップ業の盛衰とそこで働く人々の人生模様をコミカル、人情味豊かに描いた艶劇。上演時間は2時間20分と長いが、飽きることなく逆に引き込まれるほど観応えがあった。
    (上演時間1時間50分 途中休憩なし)

    ネタバレBOX

    時代設定は平成と昭和を往還させ、ストリップ(劇場)の盛衰と共にスタッフ、キャストの人生-喜怒哀楽が心情豊かに描く。特に踊り子としての”芸”に対する誇り、一方1人の女としての”性(さが)”が悲哀として展開していく。

    セットは、ストリップ劇場の楽屋、大きく上手・下手側に2分割し、上手側は畳敷に化粧台、派手な舞台衣装、下手側に机、出入り口に浮世絵柄の暖簾が掛かる。全体的に和風、艶福的雰囲気が漂う。ラストには畳敷がステージに場面転換させショーが始まる。

    梗概…当日は小屋・踊り子への男女の記者が取材。しかし看板ストリッパーは腕を骨折、そこにかつての看板ストリッパーが戻って来る。実は彼女を呼んだのは、現在の看板スターで、共に支配人の現彼女であり、昔彼女であった新旧ライバルでもある。このストリッパーたちの因縁は、取材に来た女性記者にも関係してくる。

    ステージという表舞台の華やかさ、楽屋という裏の実生活という表裏に潜む人生模様が1日という時間・場所という限定空間でしっかり描かれる。時の刻みとして、1人の女が愛する男を待つ姿、その男の娘をストリッパーという仕事で育てる母親としての姿、そこにも表裏が見える。しかし娘の思いと母の生き方の相違が痛いほど伝わる。

    ラストのショーは妖艶・コミカルな多様な魅せ方で楽しませる。先のホロッとさせるシーンとの対照的な印象付けは見事である。
    全編をこの小屋にいたストリッパーが地縛霊のように温かく見守るヒューマンドラマ。
    次回公演も楽しみにしております。

  • 満足度★★★★★

    この劇団、今まで見なかったのを後悔するくらい素敵なお芝居でした。昭和の香りを全開で感じて、交差する時間に思いを乗せながらどんどんと引き込まれて行くこの世界観、素晴らしい!ストーリーも間合いも笑いもほんとに好みで終始全くストレスを感じないでただただ笑って泣けて泣けてまた泣けて。感動の舞台じゃないですか。最初は鈴木ゆかさんにつられて(?)見にきましたが、女優陣皆さんとっても可愛いのなんのって、キャラが際立っていて、ダンスシーンも有りのエンタメ抜群です。面白かった。次回作も楽しみになりました。

  • 満足度★★★★★

    予想を遥かに上回るすばらしい作品でした。笑いも涙も散りばめられて二時間はあっという間です。登場人物もそれぞれ個性的ながら魅力的で役者さんの熱演も光りました

  • 満足度★★★★

    いい意味で、昭和の匂いのプンプンする芝居でした。
    ダンスも楽しかったし、エンターテイメントですね。
    踊り子さんもみんな可愛いし、2時間の時間を、気持ちよく過ごさせてもらいました!

  • 満足度★★★★

    レトロな感じの話でしたが
    何ともいえない味があって楽しめた
    2時間超えの作品ながら退屈や眠気は出なかったデス

    開演時間も守ってくれて心地良かった(^-^)

    ネタバレBOX

    今日で最後の舞台となり閉館するストリップ小屋の現代と
    昭和47年からの開館~全盛期だった頃の回想シーンを
    交互に織り交ぜての人間模様と
    各登場人物らの時間経過姿などをみせてくれました

    舞台セットが小屋の楽屋という設定で
    王道の「楽屋」幽霊さんも配してるトコが何ともレトロ(^-^)

    突っ込めばいろいろとドロドロしそうな小屋の設定ですが
    結構カラリと軽くしていてノリも良かったかな~♪
  • 満足度★★★

    ストリッパーのそれぞれの人生、事情がしみじみと沁みる内容でした。

    ネタバレBOX

    笑いとしんみりとくる箇所が随所にありますがなぜかタイミングか、強弱のウエイトか、割合か、明確にはこれだと断定できないのですが、しっくりときませんでした。最後の方のストリッパーのステージは間延びした、ちょっと長かったのではと思います。最初の方(2人組の踊りと次の1人(幽霊が観れる人)の踊り)はなくてもいいのではと感じました。

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