『INDEPENDENT:18トライアル 二次審査』 公演情報 『INDEPENDENT:18トライアル 二次審査』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★

    個人的には淺越岳人さんの一人芝居ツボやったんですよ
    この人の作り出す世界、セリフの流れ、表情も独特で素敵なんですよね
    そしてその世界観は一般受けしないんですかね?
    笑いは間違いなく一番
    しかし予選落ち…

  • 満足度★★★★★

    一日目。
    三次予選に出る作品もあるので、全部ネタバレに入れてます。
    順番は当日にくじ引きで決まった上演順です。
    トライアルにおいては上演順にも運命を左右される。。。

    ネタバレBOX

    【b】「彼女と彼女」
    稲垣晋太郎(劇団fffff)×都倉宏一郎(劇団fffff)

    舞台の上には真っ白なテーブルクロスがかけられた大きなテーブル、場所はレストラン、彼女にプロポーズしようとしている男がひとり。
    現れた彼女は男性の弁護士を伴っている、ケンジという名前、職業も検事。
    ケンジは新しい恋人、別れ話、いやそもそも付き合っていたのか、脳内恋愛?ストーカー?事件のかおり。
    しかし、それは男がみていた夢。
    現実では、想う彼女は友人と結婚する、それを祝う席だった。
    お芝居もうまく、脚本も面白く、演出もよかった。

    【e】「腹」
    濱田ひかり

    場所は一人暮らしの若い女性の部屋。
    離婚を機に疎遠になっていた、父親が誕生日の祝いに訪ねてくる。
    父親は仕事優先で家庭をかえりみなかった為に、10年前に離婚。
    そのわだかまりからの、和解のお話。
    父親との会話が説明口調な感があり、娘の反発がわたしには幼く感じ、脚本、演出が残念な印象でした。

    【a】「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ」
    淺越岳人(アガリスクエンターテイメント)

    舞台上で、知り合いに実際に電話をかけているという設定。
    手にしているスマホはスピーカーにしてあり、通話相手の男性の話している内容が観客にも聞こえるという体。
    舞台の上で電話をしている会話をただただ観客に聞かせる、これは一人芝居と呼べるのかどうかの議論を、通話の中で繰り広げるメタフィクション。
    好みの問題で言わせていただけば、好みではありませんでした。

    【f】「さいごのホームルーム」→三次予選出場
    もりとみ舞×小林ヒカル(劇団アルデンテ)

    冒頭は素で観客に語り掛けているかのような漫談から、芝居に入る。
    スーツ姿の女性、場所はおそらく学校の教室。
    場面は卒業式、演じるのは担任の先生、クラスの生徒ひとりひとりに卒業証書?手紙?を手渡しながら、言葉をかける。
    しかしそれは卒業式本番ではなく、本番さながらの予行練習だったというオチ。
    クラスの生徒ひとりひとりが皆個性的だという設定っで、かける言葉でいかに個性的であるかを説明しながら、なのですが。
    いまいち個性的度合いが薄い、いまいち面白みが足りない、惜しい。

    【d】「おかえり光子」→三次予選出場
    中西綾香×ゴン駄々吉(三俣婦人会)

    上下GUっぽいぴちぴちの服を豊満な身体で着ていて、たるんたるんの腹がむき出し。
    浮輪を装着する、ちょうどトアイアル開催の時期である夏を感じさせる装いを意識している。
    途中、着替えたイルミネーションを着けたツナギ、照明落とした真っ暗な中をピカピカと光って綺麗でした。
    リズム芝居の要素があったのだけれど、躍動感がゼロ、リズム感じず。
    あまり後に残るもののない、キャラ推しなお芝居でした。

    【c】「きみとわたしとクライマックス」→三次予選出場
    江本真理子×竜崎だいち(羊とドラコ)

    江本さんの顔の塗りが白すぎて、当初、ネグリジェ着用だったこともあり、死体役なのかなと・・・違いましたが。
    赤ちゃんを産んだ若いお母さん、泣き止まない赤ちゃんをあやす為、夜道を車で攻める、暴走族を手名付ける、ハイパーお母さん。
    何をやってもスーパーマンのような母親と、そんなすごくなくていいから普通の専業主婦なお母さんでいて欲しかった息子。
    母親が普通ではなかったこと、ランドセルが近年流行りなカラフルなランドセルでなく真っ黒だったことが逆に普通でなかったこと。
    息子は普通でないということ、多数の皆と同じではないということで、度々学校でいじめを受ける。
    そこからの母と息子の関係性、母から息子にかける言葉、江本さんの全力疾走感、素晴らしかった、とても。
  • 満足度★★★★

    二日目。
    一組が出場辞退で観られなかったのが残念でした。

    ネタバレBOX

    【a】「高田望」→三次予選出場
    阿江春果(0F)×帽子屋・お松(0F)

    冒頭、腕をぴんと真っ直ぐに前方に伸ばし腰を低く落とし摺り足で歩く、能の姿勢で登場。
    この意味が最後まで活きているのが良かった。
    若干変態気味な嗜好をもつ女子が結婚相手に求める条件、そしてその条件に適った男性との出会い、見事結婚。
    からの・・・の顛末が面白おかしく、コミカルな演技がうまく、最初から最後までずっと楽しかったです。

    【f】「トイレの便座の温度はいくつ」
    田宮ヨシノリ(劇団月光斜TeamBKC)×小林崇人(劇団月光斜TeamBKC)

    便座のクオリティが低いのが気になりました。

    【c】「かたほう。」
    岡田彩希(てんてんカルテ)×KONOMONO(てんてんカルテ)

    まず出オチから始まる、勢いをつけるのにインパクトを重視した衣装は着ぐるみ、スリッパの扮装。
    片方だけになってしまったスリッパを擬人化したお話。
    テレビの某仮装大会を観ているかのような気持ちになりました。

    【e】「ミヤコワスレナイ」→三次予選出場
    笹川未希(イヌチャンネル/満月動物園)×澤野正樹(劇団短距離男道ミサイル)

    薄明りの中、舞台の上いっぱいに天井から吊り下げられた電灯、もの悲しくも美しかった。
    被災者のお話、まるで笹川さん自身のお話のようなお芝居でした。
    トライアルで選出されがちな作風とはまた違う、このようなお芝居が選ばれることが、なんとなしに嬉しい。

    【d】「母とおかあさん」→三次予選出場
    川久保晴(露と枕)

    母に置いていかれた幼い姉妹、育った環境はそのまま母から子へ、子から子へ。
    となると子の母もまた・・・?と思わされる。
    ケーキ屋の外国人アルバイトのキャラがとても面白かった。

    【b】「ガッテンLife~人生という名の爆走演劇~!!」→二次予選出場辞退
    石住沙織
  • 満足度★★★★★

    6/20(水)二次審査ユニット レベルが高い。

    ネタバレBOX

    6/20(水)二次審査ユニット
    ●阿江春果(0F)×帽子屋・お松(0F)
    『高田望』
    よぉーー 舞台を歩く 歌舞伎 結婚24歳 彼は営業 押し売りまがい プライベートは おとなしい デート プロポーズ 新居は彼の希望の30Fマンション最上階 結婚生活 おとなしいまま 身長コンプレックス 2段ベットの上に彼を シークレットブーツを履かせた 部屋では膝を曲げて よーーぉお 彼より目線を低く 歌舞伎。 15分の起承転結 声が聞きやすい 演技も良い 作りこまれたお芝居。

    ●石住沙織→出場辞退
    『ガッテンLife~人生という名の暴走演劇~!!』人生』

    ●岡田彩希(てんてんカルテ)×KONOMONO(てんてんカルテ)
    『かたほう』
    何処にいたのよー 片方 もう片方 一緒に箱詰め おじさんに履かれるのは嫌 トイレはいや お客様用が良い 毎日来るおじさんの中本さんのお客様用・・・ 中本さんが犬を連れてきた 周りから物が消える パン!!中本さんがGを私の裏で 私は履かれなくなった チリン 犬が ボロボロにする その背中越しに犬小屋に片方が。

    ●川久保晴(露と枕)
    『母とおかあさん』
    誕生日 宿題ドリル 姉ちゃん 母さん 母さんはいない 居たふりでもいけない // ケーキ お金がない 出たのは中国人のアルバイト 飼えない 大人になって 誕生日 ケーキを注文 出たのは中国人 さっきかけてきたでしょ。 ケーキは子供の頃に届く 母はなくこの首を絞めた 気が付いて手を離した、母はいなくなった。姉には痛いほど抱きしめられた記憶、妹には記憶がない。

    ●笹川未希(イヌチャンネル/満月動物園)×澤野正樹(劇団 短距離男道ミサイル)
    『ミヤコワスレナイ』
    いのちと家族の想い 電球を使った光と闇の演出 電球をたたいて揺らす。揺れる光が雰囲気を作る。

    ●田宮ヨシノリ(劇団月光斜TeamBKC)×小林崇人(劇団月光斜TeamBKC)
    『トイレの便座の温度はいくつ』
    スマホをトイレに落とした あなたが落としたのは、・・・ 神様?。 練習不足 面白い物語なのにもったいない 他の芝居のレベルが高い 

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